XoticGuitars XSCシリーズをよく観察してみた!

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2019年10月12日

みなさんこんにちは!梅田ロフト店エレキギター担当の久保です!]]今回は店頭にて取り扱い中のXotic XSCシリーズをよく観察してみました!]] *Xotic XoticはLA郊外にあるプレイヤビリティーと音を第一に追及したブランド。]]オリジナルピックアップやプリアンプも製作するメーカーで、そのク […]

みなさんこんにちは!梅田ロフト店エレキギター担当の久保です!
今回は店頭にて取り扱い中のXotic XSCシリーズをよく観察してみました!

Xotic

Xotic XS-2 XS ギター 梅田ロフト店 梅田ロフト 島村楽器

XoticはLA郊外にあるプレイヤビリティーと音を第一に追及したブランド。
オリジナルピックアップやプリアンプも製作するメーカーで、そのクオリティは折り紙付き。
海外でのプロミュージシャンの使用も多く、
国内においては菰口雄矢氏など、数多くの実力派ミュージシャンも使用しています。

XSCシリーズ

Xotic XSC-1 島村楽器 梅田

(本ページ記載のギターの写真ですが、以前展示していたモデルの写真を使用しています)

Xotic XSC-1 島村 梅田

これまで、Xoticのストラトモデルはディンキーシェイプ(ちょっと胴が細いシェイプ)のモデルのみでした。
このXSCシリーズから、いわゆる王道のストラトモデルのシェイプもラインナップに加わったということですね。
そしてなんと言っても目を引くのがこのネックです。

Xotic XSC 島村 梅田

Xotic XSC 島村 梅田

こちら4AグレードのRoasted Flame Mapleだそうです。いやぁ~3D感が凄まじい木目です。

使用されている木材はローステッドメイプル。ローストってどういう意味かというと
日本語訳すれば、「焼く、炙る、炒る」という意味。そう木材をローストしているんです!
こうすることで木材の水分と有機不純物を除去する効果が期待でき、以下のメリットが得られるそうです。

  1. 弦のテンションに対して強くなるので、反りにくい。
  2. ギターのサウンドが少しカラッとした、いわゆる”いなたい音”になる
  3. ネックから甘い匂いがしてくる!

反りに強い、この点に関しては店頭での試奏では体感していただくのは不可能なのですが、サウンド面への効果はもう弾いていただくと一発で分かります。
中音域の厚みは非常に重厚なのですが、低音域は正に図ったかのごとく絶妙な塩梅の首長感。
それでいてしかも高音域も煌びやかになるのですが、クリーンでリアPUを鳴らしても気持ち良く演奏できる。
まさしく”こんなストラトを待っていた”と久保は感じましたね!

ボディは・・・

ではではギターのボディを見てまいりましょう。

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今回のモデルはVintage Whiteです。正式なカラー名はVintage White Aged.
一般的にはもう少し黄色味がかった色をVintage Whiteと呼びますが、
要はVintage感漂えばVintage Whiteと呼んで良いのでしょう。
ピックガード等のパーツ類もミントグリーンな仕様。良い色味です。

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ピックアップカバーも渋いです。ちなみにピックアップはRaw Vintrage製のRV-60 California Classicを搭載。(50's系のモデルにはRV-50というピックアップが搭載されている事が多いです)
製造場所はLosのショップにてハンドメイドで製作されています。
めちゃくちゃ右手のダイナミクスを拾います。右手の強弱で変化する帯域は低音域がやや多め。
高い帯域ももちろん変化してくれます。高音域の中でも非常に上の方の帯域の変化が顕著です。
ですのでピックを弦の上を這わせる様に優しく弾くと、非常に煌びやかな高音域が現れます。
逆に少し力強く、中音域をプッシュするイメージで弾くと、まるで魚のエラ打ちの如くタイトでギラついた、芯の太いトーンが楽しめる、様々なキャラクターで引くことのできる表現力の高いギターです。

続いて指板面を見てみます。

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お分かりでしょうか、中々太めのフレットが搭載されていますね。
Jescar製のJescar #9685NSが搭載されています。ステンレスではなくニッケルシルバーですね。
(フレットに関しても、モデル毎に太さが異なってきますので要確認ですね)
基本的に太目で高めのフレットが搭載されている事が多い様です。
太めで背も高めのフレットですので、立ち上がりも早く、運指も滑らかに進みます。
指板もローステッドメイプル。ネック裏を見ると一目瞭然ですが、横からよーく見ると貼り指板であることが分かります。

ヘッド部です。

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Newロゴになって一段とカッコ良くなりました。ヘッドにもフレイム杢が出ています。

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ペグはGotoh製のSD-91-05M-H.A.P.Mを搭載。ペグポストの高さを変更できます。
これにより、ポストの位置を低くしてやればナットへの圧力が期待できるため、
ストリングリテイナー(テンションナット)を搭載する必要が無くなります
結果、弦とリテイナーの摩擦によるチューニングの狂いや弦の消耗を抑えることが出来ます。
ですが、最近は後から搭載される方も増えてきているようですね。

続きまして、ボディバック部。

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おおお・・・

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なんだか可愛く見えてきますね・・・笑 後姿もステキなXSCー1。

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バックプレートはもとから非搭載です。最近入荷のモデルはバックプレート穴も開いていない物が多いようです。
スプリングもRaw Vintage製スプリングを5本純正装備。
まれに4本搭載状態で届くこともございます。

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ジョイントプレート部は非常に質素。漢らしさ溢れます。
このモデルのプレートにはございませんが、大体シリアル30番前後からネックジョイントプレートに"Xotic Guitars"の刻印が入るようになっています。

Xotic XSC 島村 梅田

ネック裏は本当に美しいですね。店頭でも思わず見入ってしまうほど。


いかがでしたでしょうか?今回はXotic XSCシリーズに注目してみました!
別モデルにはなりますが、店頭でも展示しております!
試奏も可能ですので、是非店頭までお立ち寄りくださいね!お待ちしております!


この記事を書いたのは、こんな人

久保 涼平 エレキギター担当

久保

好きなギターはストラトキャスター、好きなギタリストはJohn Mayer, Stevie Ray Vaughan, Eric Claptont、TSペダル2個繋ぎが大好きです。ギター歴はざっと7年くらい。仕様機材はHelix Floor、Ibanez AZ2402。ブルース、ロック、ポップス、フュージョン、最近ではアンビエントも好きなジャンルの一つです。2017年にポーランドにて開催されたMayones 35th Aniversary Partyに出席し、ギター買付&オーダーを担当。2019年にはアメリカ、Paul Reed Smithの工場に伺い、Private Stock / Wood Libraryのオーダーを担当。

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