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今回は世界中で人気の高いDAWソフト「Ableton Live」についてお話していきます。
Ableton Liveとは?
LiveはCubaseやStudio Oneといった作曲ソフト(DAW)の一種です。
2001年にLive1が登場し、当時としては画期的だったセッションビュー(ループシーケンス)ができるソフトとして、世界中で使われています。(現在のバージョンは11)
日本ではCubaseのシェアが圧倒的に多いですが、実は海外ではこのAbleton Liveが一番ユーザー数が多いそうです。
Liveのイメージ
Ableton Liveの魅力は何と言っても【セッションビューを利用したルーパーとしてのライブパフォーマンス】や【DJパフォーマンス】ができると思っている方も多いのではないでしょうか。
それ故にバンドサウンド作りたいならCubaseやStudioOneの方がいいと勧められる事もしばしば。
でも、実はLiveでもバンドサウンドを作ったりできます。意外とオールマイティーな制作ソフトなんですよ。
Ableton Liveってどんな人が使ってるの?
Ableton Liveは主にHip-HopやEDM、テクノといった4小節単位〜8小節単位のループを用いたジャンルの方に幅広く使用されています。
外部ハードウェア(シンセサイザー)との相性もバツグンのため、Ableton経由でライブパフォーマンスをする人もいます。後は、劇場での「舞台音響」にも使われているケースが多いですね。
これは推測になのですが、今テレビでも人気のお笑い芸人、きつねもAbleton使ってるんじゃないかな〜と考えています。
ネタの時に必ず見えるコントローラーとMacbook。コントローラーはKORGのPad Kontrolっぽいので恐らくLiveを立ち上げているのではないかと思われます。
Ableton Liveではこんな使い方ができる!
ループレコーディング |
コチラの動画ではループレコーディング(音を録音しながら重ねていく)やり方を紹介しています。これができるのがLiveの強みですね!自分で簡単な録音ができる人ならこの機能を使えばパパッとオリジナル曲を作る事ができます。
(録音するには別途オーディオインターフェースやマイク、楽器が必要)
オーディオインターフェースとは?
録音したオーディオをMIDIに変換する(Standard以上) |
ギターが弾ける人はめちゃくちゃ重宝するこの機能。MIDIギターのように自分の演奏したオーディオデータを瞬時にMIDI変換してくれます。
もちろん後で微調整はしないといけないのですがそれでも作業スピードが早くなる事間違いなしですね!
因みにギター以外でもOKです。(和音、メロディー、ドラム)
MIDIコントローラーとの相性が抜群!
Ableton LiveはMIDIコントローラーの設定が非常に簡単!CubaseやStudio One、Logicだと各ノブ、フェーダーの割当が面倒になりますが、Liveは画面右上のMIDIボタンを押すだけでMIDIコントローラーの設定が簡単にできます。
先ほど舞台音響でも多用されている方が多いというお話でしたが、それはこの「MIDIコントローラーの割当がしやすい」ということも理由の一つではあります。
なぜなら、Liveの割当は【キーボードの鍵盤】にもアサイン可能だからです。Liveの特徴の一つであるセッションビューにはオーディオファイルも読み込む事ができます。実は舞台や演劇の裏ではそういったやり取りをしているんです。
スタッフおすすめMIDIコントローラー
Ableton Push2 |
Ableton Push2はLive完全対応のMIDIコントローラー。これがないのとあるのでは作業スピードが全く違います。(私はこれでLiveの使い方を覚えました)
ドラム打ち込みの際に使えるステップ入力やミキサーへのアクセス、エフェクトをリアルタイムで掛けるといった作業は画面を見なくてもPush2で操作ができます。
余裕があるならLiveと一緒にPush2を購入すると画面をほとんど見ずに製作可能です。(Live Introも付属しているため、Push2だけ購入してもOKです。)
メーカー | 型番 | 販売価格(税込) | ![]() |
---|---|---|---|
Ableton | Push2 | 86,680円 | ご注文はコチラ |
AKAI APC mini |
安いコントローラーでいいよーという人にはこのAPC miniをオススメします。APC Miniは有名なAKAIとのコラボで生まれたLive専用コントローラー。体験版のLive Liteが付属しているため、少ない予算でAbleton Liveを楽しむ事ができます。
(主にセッションビューを使ったパフォーマンスやレコーディングに特化していますが、打ち込みはできません。打ち込みをする場合はLaunchpadやMPKシリーズを購入しましょう。)
メーカー | 型番 | 販売価格(税込) | ![]() |
---|---|---|---|
AKAI | APC MINI | 9,990円 | ご注文はコチラ |
AKAI MPD218 |
4x4のドラムパッドがついたシンプルなコントローラー。価格もそこまで高くないので初心者には持ってこいです!
Liveとの相性も抜群なので接続してすぐに使用することができますよ。
メーカー | 型番 | 販売価格(税込) | ![]() |
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AKAI | MPD218 | 10,800円 | ご注文はコチラ |
Novation Launch PadMKⅢ |
Mini、X、PROという3種類のグレードを持つAbleton Live専用コントローラー。主にセッションを使ったリアルタイム演奏をする方が重宝しています。
例えばPush2だと打ち込み画面を見ながらセッションを使うことはできないので、追加で購入するケースもしばしば。
iPadと連動することで動画のような遊び方も出来ますよ。
Launchpadの各種の違い
ベロシティー | Pro、Xはベロシティが効きます。(MINIは強弱固定) |
アフタータッチ | Pro、Xのみ |
シーケンサー | Proのみ |
外部MIDI接続 | Proのみ |
Mixerモード | Pro、Xのみ |
メーカー | 型番 | 販売価格(税込) | ![]() |
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Novation | LaunchPad Mini MKⅢ | 12,100円 | ご注文はコチラ |
Novation | LaunchPad X | 23,100円 | ご注文はコチラ |
Novation | LaunchPad PRO MKⅢ | 39,600円 | ご注文はコチラ |
各エディション比較
Ableton LiveにはIntro、Standard、Suiteという3つのタイプがあります。
Introまではトラック数の制限が多く、有料お試し版といった感じですが、Standardからはトラック数も無制限となり、より複雑な楽曲構築が可能となっています。
Standard→Suiteになれば、最初から膨大なサンプルやハードウェアとの連携が強くなり、より複雑な操作が可能となります。
メーカー | 型番 | 販売価格(税込) | ![]() |
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Ableton | Live11 Intro | 10,800円 | ご注文はコチラ |
Ableton | Live11 Standard | 48,800円 | ご注文はコチラ |
Ableton | Live11 Suite | 80,800円 | ご注文はコチラ |
購入後のインストール方法はコチラ
Ableton Liveには学生割引(アカデミック版)もあります。
メーカー | 型番 | 販売価格(税込) | ![]() |
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Ableton | Live11 Standard(アカデミック) | 29,280円 | ご注文はコチラ |
Ableton | Live11 Suite(アカデミック) | 48,480円 | ご注文はコチラ |
当店スタッフによるAbleton Liveのトラックメイク
お問い合わせ
店舗名 | 島村楽器 梅田ロフト店 |
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電話番号 | 06-6292-7905 |
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