【DTM】そろそろ作品をクオリティアップさせたい!そんな方にオススメな音源、プラグインを紹介します

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2020年07月11日

*そろそろ自分の作品をクオリティアップさせたい!そんな方に向けたオススメのソフトを紹介 DTMを初めて数カ月、そろそろ自分の作品のクオリティアップを行いたい!今回はそんな方にオススメする音源、プラグインをご紹介します。 *まずソフト音源、プラグインとは? プラグインソフトウェアとは、楽器の音や、エフ […]

そろそろ自分の作品をクオリティアップさせたい!そんな方に向けたオススメのソフトを紹介

DTMを初めて数カ月、そろそろ自分の作品のクオリティアップを行いたい!今回はそんな方にオススメする音源、プラグインをご紹介します。

まずソフト音源、プラグインとは?

プラグインソフトウェアとは、楽器の音や、エフェクト等の総称です。

一般的には

楽器 ソフト音源
エフェクト プラグイン

と呼ぶことが多いです。

簡単に言うと、DAW(CubaseやLogic等)のワークステーションと呼ばれるソフトに追加でインストールするソフトの事を言います。

音源を知る上で外せない(VST,AU,AAXとは?)

プラグインソフトを購入する上で知っておかないといけないことは、「使用するDAWにより、対応しているフォーマットが違う」という事です。

VST Cubase,FL Studio,Studio One,Ableton Live,Digital Performer
AU Logic,Garageband
AAX Protools

広く使われているのはSteinbergが開発したVSTです。

ですが、Logic,Protoolsは独自のフォーマットになっていますので、購入の際は気をつけましょう。

(といってもお店で購入できるような有料製品はほぼこれらのフォーマットに対応はしています)

例外としては、無料で公開されているプラグインです。たまにVSTのみや、AUのみといったものもありますので注意が必要です。

なぜプラグインを購入するのか?

それは一言で表すと『自分の制作環境をカスタムする』ことにあります。エレキギター、ベースでも曲を演奏するなら直アンプではなく、様々なコンパクトエフェクターを使用して音作りをしていますよね?DTMもそれと同じで、お持ちのワークステーションに新しい、クオリティの高いサウンドやエフェクトを追加することでよりレベルの高い楽曲制作ができるようになります。

プラグイン、追加音源はどこから手を出していけばいいの?

オススメ購入方法その1:複数の楽器が入ったバンドル製品を購入する

手っ取り早くクオリティを上げるならKOMPLETE(後ほど紹介)するような複数の楽器が入ったバンドル製品を購入しよう!

元々DAW(作曲ソフト)に入っている音よりも1ランクグレードアップします。

それでも音に不満があるなら、そこから個別の音源を揃えていきましょう。

オススメ購入方法その2:リズム帯(ドラム、ベース)を先に揃える

音楽の基本としては、リズム楽器が重要です。この辺りの音質が良くないと楽曲全体のクオリティが低く見られがちです。

ベース、ドラム(パーカッション)の音質を改善する事だけでも十分クオリティを上げる事が可能なので参考にしてみましょう。

オススメ購入方法その3:プラグインはコンプレッサー、EQ(イコライザー)、ディレイ、リバーブを優先する

ミックスの大前提としては音量調整が最重要項目となります。なので音圧を調整するコンプレッサーや特定の帯域をカット、ブーストできるイコライザーを優先しよう。

また、リバーブ、ディレイも音作りをする上で欠かせない重要項目となりますのでこちらも優先して揃えていきましょう!


初心者でも手軽に使えるオススメのプラグインソフト

iZotope Ozone9

iZotope Ozone9はマスタリング用の音圧レベル調整やミックスしたステレオデータ(2Mix)の音質補正ができるソフトです。

知識がなくてもAIが自動で補正をしてくれます。最上位グレードのAdvancedを購入すると、Tonal Balance Controlというソフトが付属します。

Ozone9 Advancedのオススメポイント

Tonal Balance Control2が手に入る

Tonal Balance Controlとは、プロがミックスした様々な楽曲データを基にした理想的なアナライズ(波形)を表示してくれるソフトです。例えばあなたが作っている楽曲を『あのアーティストのこの曲のような雰囲気のミックスにしたい』と思ったら、Tonal Balance Controlに取り込んでみてください。そうするとその楽曲の波形が見れるようになります。この楽曲の波形に対して自分の楽曲はこの周波数が足りない、または多い、等が視覚的に分かるので後はその帯域を微調整するだけでOK!理想的な波形のミックスを作ることができます。
Track reference機能
先ほどのTonal Balance Control2は求めているサウンドに近い楽曲と比較をするためのソフトなのですが、こちらのTrack referenceはなんとその楽曲を取り込んで、AIが自動的に理想の音圧や波形の調整をしてくれます。。さすがに各楽器の音をそれっぽくする、ということはできませんが聴感上の音圧等はしっかりと補正してくれます。

iZotope Neutron3

Ozoneがマスタリングの音源なら、こちらはミックス時に調整するソフトです。AIの自動補正機能はもちろんついているため、ミックスが難しいボーカルやドラム、ベース等も簡単に調整することができます。因みにこちらも最上位グレードのAdvancedがオススメです。

Neutron3 Advancedのオススメポイント

ミックスの下準備が手軽にできるVisual Mixerが付属

Visual Mixerはミックスの前段階であるボリュームやパン振りを自動で行ってくれる機能です。各トラックにRelayというVisual Mixer連結用のプラグインをインサートするのは手間ですが、ボリュームの調整は非常に難しく、未経験の方なら数時間はかかってしまいます。Visual Mixerはそんな工程も数秒で完了!もちろんバランス調整をした後に気に入らない部分があれば別途手動で調整も可能です。

iZotopeのソフトをお得に手に入れるには?

自動でいい音に調整してくれるソフト!何それ欲しい!!と思った方!ちょっと待ってください。

実はこれらのソフトをお得に購入できる方法があります。それは

バンドル製品を購入する

iZotope製品の最上位グレードを集めたバンドル品が実は売っています。こちらを購入したほうが製品単体を購入するよりもお得になっています。

そして、更にクロスグレード品というものがあります。これは同社の有料製品をひとつでも持っている方が受けられる優待割引版と思って頂いた方がいいでしょう。数量限定ですが、こちらにクロスグレード対象のOzone8 Elementsをセットにしてプレゼント。

詳細はコチラ
メーカー 型番 販売価格(税込)
iZotope Tonal balance bundle crossgrade any from izotope product 21,900円(期間限定価格) ご注文はコチラ ご注文はコチラ

オススメソフト音源

Native Instruments KOMPLETE13

ネットでもとりあえずコレを買っておけ!とオススメされるソフトです。

インストールするにはかなり大容量ですが、シンセ、エフェクト、ドラムやギター、ピアノ等の生楽器までを網羅した総合的な音源、それがKOMPLETEです。

KOMPLETE13のオススメ音源

Session guitarist(KOMPLETE Ultimateより付属)/STRUMMED Acoustic(無印KOMPLETEに付属)

ギター音源は最も生感を出すのが難しい楽器の一つです。音自体もそうですがどうしても打ち込みは嘘くさく聞こえてしまうので昔から弾いてもらったほうがいいよね?と言われることもしばしば。ですがこのSession Guitaristシリーズはとんでもなく生っぽいサウンドでの打ち込みが可能です。というのもこの音源、一音一音ちまちま打ち込むというスタイルではなく、4小節程のバッキングやカッティングのサンプリングデータを使って打ち込みます。4小節分のサウンドは全てギタリストが実際に弾いたサウンドを使用しているため、生々しいサウンドが再現できるのです。キースイッチも付いているので1小節ごとにバッキングの種類を変更することも可能。ポップスで使用するには少々骨が折れますが一定のリズムで演奏するジャンル(R&B等)では非常に有能なソフトとなります。うっすらバックでギターの音を鳴らしておきたい場合に非常に重宝しますよ。

Cuba(13より無印KOMPLETEに付属)

少々マニアックな音源ですがこちらは民族調の陽気なサウンドが特徴。なぜこれを勧めるかと言うと『カホン音源』が入っています!弾き語りのライブでも度々使われることの多いカホン。実はこの音を収録している音源って非常に少ないんです。。フリーも何個か試した私ですが、このCubaに勝てる音源は見つかりませんでした。面白いのは一音一音打ち込みも可能ですし、ループサウンドとしても使用できる汎用性の高さが魅力的です。適当に打ち込んでもそれなりのクオリティになるため、アコギ弾き語りの作曲者は是非ともこのCubaをオススメします。ただしUltimateにしか付属していないので要注意です。

Session Strings Pro2(Ultimateに付属)

Session StringsPro2はバイオリン、チェロ、ビオラ、コントラバスを収録したストリングス音源です。この音源の良いところは普通の打ち込みもでき、更にシーケンサーを使った自動演奏機能も搭載しているというところです。キースイッチも対応しているので一瞬で奏法を変えたりできるところも魅力のひとつ。ストリングスの打ち込み難しいわ~って感じてる方は一度シーケンサー機能を使ってMIDIキーボードでコードを抑えてみて下さい。簡単にバッキングトラックが作れますよ!
メーカー 型番 販売価格(税込)
Native Instruments KOMPLETE13 72,400円 ご注文はコチラ
Native Instruments KOMPLETE13 Ultimate 144,400円 ご注文はコチラ
Native Instruments KOMPLETE13 Ultimate Collectors Edition 204,800円 ご注文はコチラ

ほかにもお客様のPC環境やジャンルに合わせたソフトのご提案もさせていただきます!

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