![皆様、こんにちは。ピアノインストラクターの吉武です。今までクラシック畑な環境で育ってきた吉武ですが、最近は様々なジャンルの曲にも耳を傾けるようになり、他のジャンルにも魅力を感じ始めたので、その魅力をクラシックの視点を混ぜながらお届けしていきたいと思います。 さて、第1回目~第8回目はご覧いただけまし […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/umeda/wp-content/uploads/sites/155/2020/07/20200708-classicyoshitake.jpg)
皆様、こんにちは。ピアノインストラクターの吉武です。今までクラシック畑な環境で育ってきた吉武ですが、最近は様々なジャンルの曲にも耳を傾けるようになり、他のジャンルにも魅力を感じ始めたので、その魅力をクラシックの視点を混ぜながらお届けしていきたいと思います。
さて、第1回目~第8回目はご覧いただけましたでしょうか。まだご覧になっていない方はこちらも合わせて是非ご覧ください。
【ピアノ演奏動画あり】クラシックな私が弾いてみましたシリーズまとめ
さて、第9回目は今回はコード進行の一種である「カノン進行」に焦点を当ててご紹介したいと思います。
カノン進行とは?
上記の通り、ダイアトニックコードのⅠ→Ⅴ→Ⅵ→Ⅲ→Ⅳ→Ⅰ→Ⅳ→Ⅴを繰り返す進行です。
※ダイアトニックコードについてはこちらの記事でスタッフがわかりやすく紹介しています!【アコギで作曲】初心者に知って欲しい2つの事『音楽理論の基礎とチューニングの話』 片岡の弾き語りホームルーム~vol.3~
では、このコード進行がどのような響きになるか、実際に音で確認してみましょう。
カノン進行の「カノン」って何?
パッヘルベル作曲の「カノン」が名前の由来になっています。ご存知の方も多いと思いますが、どのような曲か是非聴いてみて下さい。(原曲はDメジャーですが、Cメジャーに移調しています)
先程あったカノン進行の動画と同じコード進行が終始繰り返して曲ができています。同じコード進行が続いても飽きが来ない曲が作られるなんて、パッヘルベル素晴らしいです!
カノン進行が使われている曲
カノン進行はクラシックに限らず、ポップスでもたくさん使われています。(曲の一部分でのみ使われているものが多いです)
例えば…
・「糸」中島みゆき
・「キセキ」GReeeeN
・「さくら(独唱)」森山直太朗
・「パプリカ 」米津玄師
・「マリーゴールド」あいみょん
などなど…
他にも私の知る限りでも数えきれないほどあるのですが、今回は私の好きな曲をピックアップしてメドレーにアレンジしてみました!コードの進行がずっと「カノン進行」ということに注目しながらお聴きいただければ幸いです!
今回の検証結果
カノン進行は歴史あるコード進行で、パッヘルベルのカノンが作曲された1680年ごろから現代まで実に330年以上も使われています。同じコード進行でこんなにもたくさんの曲が作られているのは驚きでした。皆さんも是非見つけてみてくださいね!
コード進行について他にも知りたい方は、音楽理論・ソルフェージュを学んでみませんか?
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