【エレキベース LsL】UMEDA BASS ANALYSE!! Vol.2 LsL Instruments/Valencia E60s
初夏オープン予定
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2016年10月07日
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コンニチハ~。
前回のUMEDA BASS ANALYSE、お読みいただけましたか?ものすごく古い写真で紹介されました、土師(姉)こと、ハジです。
簡単にハジの自己紹介
音楽を始めたのは中学一年の頃、吹奏楽部でコントラバスを志望→落選。
クラリネットとして3年間マーチングと座奏をしておりました。
その後、エレキベースを大学時代に初めて、なんとなく島村楽器 神戸三宮店の求人に応募→なぜか姫路店に採用→1年ちょい後なぜか梅田ロフト店へ。
ウェブ担当となっておりましたが、本業はギターアクセサリー(ピック、ストラップなど)の担当です!
ちなみにこの連載メンバー4人の中で1番歴が長いです。
そして梅田ロフト店に来てからはいろいろなホームページを作っています。
・ストラップもオーダーする時代。ルシェリギターストラップのご紹介
とか上げています。(結構サボり癖がひどいのでがんばります)
実は、これから紹介するベースの中にはハジのベース大好きでもすでに紹介しているものもあるのですが、こちらの連載ではハジのベース大好き(以下ハジベ)よりももっと掘り下げて一本のベースについて追究しようと思っています。
よろしくね!!!!
さて、今回は
LsL Instruments/Valencia E60s
はい!いきなりハジベとかぶりました(笑)
しか、最後まで読んでね。
まず、LsL Instrumentsってなに?から
アメリカ生まれの「女の子」たち
カリフォルニア州・ロサンゼルスでボディ、ネックの切り出し、加工、ピックアップの製作も自社で行なうハンドメイド・ギター・メーカー。
代表のランス・ラーマン氏もカントリー・ミュージックを愛するミュージシャンだそうで、簡単にいうと「ヴィンテージギターめっちゃかっこええし音もええ!でも高い!それやったら同じくらいええもんを自分で作るわ!」という訳です。
LsLで製作されたギター・ベースには名前がついており、後ほどご紹介しますが「女性名」がついております。
もし、お近くの店舗でLsLがあったら名前を見てみてくださいね。
というわけで、改めてカリフォルニア生まれの女の子をご紹介!(怪しいサイトみたいになってしまった)
60年代ジャズベースを再現!Valencia E60s
メーカー | 型名 | カラー | 定価(税込) | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|
LsL Instruments | Valencia E60s | LPB | オープン | ¥421,200 |
多くのメーカーから60年代ジャズベースタイプのモデルは出ていますが、今回私がこれを選んだわけは「ネック」にあります。
と、ネックの前に各所魅力をお伝えいたしますね!
まずピックアップ!LsLオリジナルピックアップ。
LsLのピックアップは全てオリジナル且つハンドワイヤリング。ここからも丁寧に作られてるんだなぁと感じますね。
そして指板。ポジションマークがクレイ・ドットなんです!土師はこれが超好きです。
64年末から光沢があるパーロイド・ドットに変更されたことを考えると62年代がモデルなのかな?
ボディとボディバックです。遠目でもわかる傷はいくつかついていますが、ハードレリックというほどではありません。
まあね!
この子の魅力はここじゃないですからね!
こつんこつんぶつけた感じの傷が多めなので、たぶんこれ自分だったら傷ついたら3日位へこむんだろうなぁ…と考えながら写真を撮っておりました。(土師は過去にベースをこたつにぶつけ、塗装がへこむ程度の打痕をつけて3日くらいテンションが低かったのです)
ボディが軽量、完成された見た目、サウンドであることにこだわるLsLはこだわりの木であっても、サウンド等すべてが上手くできなかったら捨てちゃうんだそうな。
あれですね、せっかくできたのに「こんなもん、作品じゃないわー!」って壊しまくる陶芸家みたいなこだわりよう。職人魂を感じます。
そこまで本数作れないハンドメイドなのに…シビアすぎる…。
なんならアメリカまで行ってLsLが捨てたベースをかき集めて家に並べたい。
「へ…へへ。金がないからね…。」とか言って薪にしちゃったりするかもしれない。
そして、ネックプレートをご覧くださいよ。
アタシ、ナマエ is Doloresデース
意外とシールで貼ってある「Dolores」の文字!
これはまさしく女性の名前で、このベースの名前でもあるのです。
楽器は女性に例えられることが多いものですが、思いっきりお名前をつけちゃってます。
調べてみるとDoloresはスペイン語の女性の名前、ドローレス。ニックネームは主にロラ(Lola)、ロリ(Loli)などがあるそうで、ヴィンテージ風なのにロリとは…。
うん。ロラちゃんとか可愛いですね。
さて、レリック探訪の続き。
先程から見ていてわかる通り、こちらのDolores様。バックル傷などは少な目なのにやたらとウェザーチェックにこだわりまくっています。クラックというよりウェザーチェックが適正かと思われます。
この通り。
ウェザーチェックにこだわっています。
そういえば最近知ったのですが、こういったクラックなどは冷たいスプレーを塗装部に当てるとなるそうですね。
ホコリ取りでスプレーしたら割れた。なんてこともありそう…心臓とまる…。
ともかく、上記より温度変化がとにかく要だとわかりますね。
ということはDolores様は幾多の試練を乗り越え、寒かったり暑かったりぶつかったりして日本に来たのだと思われます。
場所が少し変わるのですが、私が感心したポイントはこれ。
わかりますか?下が暗くないとわかりずらいので移動したのですが。
ボディ全体にはいったクラックよりもさらに深く、細かくクラックが入っているんです。
見えねえ!って方はお店で是非ご覧くださいまし。
サウンドは?
さて、外見は以上。サウンドですが、最近お店に入ってくるジャズベースはシングルピックアップ。パッシヴとは思えぬ力強さや太さを持っているので、そちらもいいなと思っていたのです。
しかしこの子はジャズベースらしさからはずれぬサウンド!
そして冒頭に言ったネック!
ネックの形状に関しては写真にするのが難しかったので出来ていませんが、Cシェイプではない太さ、厚さを持つ形状が特徴的なのです!そのような形状は手の大きくない人からすると敬遠しがちなものなのですが、持ちやすいんですよこれが。
このネック形状はハンドメイドならではですし、しっくり来たら離れなくなってしまう魅力をもっています!
一度触ってもらいたいものです…。
アルダーボディ、ローズウッド指板の王道60'ジャズベースサウンドにハンドメイドのこだわりが詰まったピュアヴィンテージなDolores様。
是非、店頭に会いに来てください!あなたの運命の娘かもしれません…。
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皆様のご来店、心よりお待ちしております。
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