【ドラムアクセサリー】ドラムセット以外もこだわりを! ドラムアクセサリー紹介

ららぽーと愛知東郷店

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2020年11月18日

皆さんこんにちは!島村楽器ららぽーと愛知東郷店ドラムアドバイザーの東(ひがし)です。 ドラムを始めてスタジオに行ったり、ご自宅の電子ドラムで練習したりと様々な環境で練習されていて何か自分が求めているのと[!!『少し違うな~』!!]や[!!『MYペダルが欲しい』!!]]]なんて思ったことはありませんか […]

皆さんこんにちは!島村楽器ららぽーと愛知東郷店ドラムアドバイザーの東(ひがし)です。

ドラムを始めてスタジオに行ったり、ご自宅の電子ドラムで練習したりと様々な環境で練習されていて何か自分が求めているのと『少し違うな~』『MYペダルが欲しい』
なんて思ったことはありませんか?

実はドラムセット以外にも関連アクセサリーは多くあり、自分に合ったアクセサリーを使うことで気分も腕前も向上していくものなんです!

今回は

ドラムセット以外もこだわりたいアナタに、、、、

何を選んでいいか分からないと思っているアナタに、、、

ドラムアクセサリーをご紹介していきます。

まず何を選んだらいいの?

電子ドラムや生ドラム以外で何を選べばいいのか、何から選んでいけばいいのか難しいですよね。
例外もあるかもしれませんがざっと、、

  1. キックペダル
  2. ハイハットスタンド
  3. スネア
  4. シンバル類

この順番で選んでみてはどうでしょうか。
今回はその中で①のキックペダルをご紹介します。

キックペダル

各パーツの名称

  • ビーター…バスドラムを叩く部分。主にフェルトでできているものが多い。
  • カム…チカラの方向を変える部品。フットボードを下へ踏んだチカラをバスドラムの垂直になっている打面へ向きを変える。
  • ストラップ…ビーターとフットボードをつなぐ部品が駆動(ドライヴ)部分。主に3種類のドライヴの種類がある。
  • スプリング…踏み心地の加減やビーターの戻りの加減を調節する部分。
  • フットボード…足を乗せるパーツ。
  • フープクランプ…バスドラムのフープ部分に引っ掛ける部分。
  • アンダープレート…フットボードの横ブレを防ぎ、ペダルの安定性を高める部分。ないペダルもある。
  • ヒンジ…フットボードとヒール部分を接続する蝶番。

ペダルは各パーツの故障により使いづらくなる可能性があります。
このパーツ名と箇所だけでも覚えておくと、壊れた時にどのパーツが必要なのか、分かりやすくなるので、ぜひ覚えてくださいね!

各パーツの役割、種類

見てきたパーツの役割をご説明しますね!
いくつかのタイプに分類されるものは、そのタイプの説明も載せます!

ビーター

バスドラムに実際にあたるパーツ

主に3種類の素材でできています。

  • フェルト…一般的なビーターの素材。オールジャンルにマッチするが、長く使うと消耗してすり減ってしまう。
  • ウッド…フェルトに比べると重量がある為パワーが出る。しかし、バスドラムのヘッドに負担をかけてしまう。
  • 樹脂…フェルトより重く、ウッドより軽い。跳ね返りがやや強め。ヘッドへの負担はウッドほどではないがかかってしまう。

また、形状も3種類に分類されます。

  • 円柱型…一般的なモデル。円柱なのでどの面でも同じような音が出しやすい。
  • 立方体型(多面型)…片方がフェルト、片方が樹脂でできているものが多い。出したい音によって面を変えることが出来る。
  • 交換型…打面に当たる部分を交換することができる。立方体型よりも手軽に違った素材のビーターに変更が可能。

カム

フットボードを下へ踏んだチカラをバスドラムの垂直になっている打面へ向きを変える。

形状によって主に2種類に分類されます。

  • 真円カム…カムが回る軌道が真円になるもの。カムに取り付けられているチェーンなどの駆動部分が真円の軌道に沿って動くので、チカラの伝わり方が素直で踏み心地のクセが少なくなる。
  • 偏芯カム…カムが回る軌道が楕円になるもの。軌道を楕円にすることで、ビーターが徐々に加速してパワフルな音が得られるなどの効果がある。

カムを変更することで自分好みの踏み心地や音を得られます。機種によっては、複数のカムが付属しているものもあるので、変えて試してみてください。

ストラップ

ビーターとフットボードをつなぐ部品が駆動(ドライヴ)部分。

主に3種類に分類されます。

  • チェーンドライヴ

一般的なドライヴ。シングル(チェーン1本)とダブル(チェーン2本)があり、ダブルの方がチカラの伝達が大きい。ただその分踏み心地はシングルに比べて重く感じる。

  • ベルトドライヴ

ベルト状の繊維でできたドライヴ。物理的な重さや繊維の伸縮度合いも関係して、多少パワーが落ちる。ただ繊維という特性上、踏んだ時の足への負担は軽減される。また、カチャカチャといった音もしないので、レコーディング等で好まれて使用されることが多い。

  • ダイレクトドライヴ

金属片のドライヴ。チカラの伝達は一番無駄がなく、ペダルの戻り方は「遊び」がないため一番速い。自分の力をそのまま伝えたい方はこれがオススメ。

様々なタイプがありますが、自分がどのタイプがいいかは、試してみた方がいいと思います!

スプリング

踏み心地の加減やビーターの戻りの加減を調節する部分。

パーツ下部に手で調節できるものが多く、好みの加減に調節する人が多い。あまり緩めすぎてしまうと、ビーターが戻ってこなくなるので注意です!

フットボード

足を乗せるパーツ

実際に踏み込みを行うプレート部分。ボードが大きくなればなるほど、パワーを出すことができ、いわゆるロングフットボードと呼ばれるものは、スピードのあるアクションを得ることが出来ます。また、メーカーにより、滑り止めの付く位置や形状、デザインなどが変わる。

フープクランプ

バスドラムのフープ部分に引っ掛ける部分。

ペダルをバスドラムに固定する部分。基本的にはネジが付いているので、バスドラムのフープ部分にかませた後、ネジでしっかりと占めて固定をする。

アンダープレート

フットボードの横ブレを防ぎ、ペダルの安定性を高める部分。

実際には、このアンダープレートがないペダルもあり、そのモデルは独特の踏み心地と音質が支持されている。また、コンパクトにもなるということで、移動が多いドラマーには重宝されることが多い。初心者にはアンダープレート付きの方が、パワーが伝わりやすく、バスドラムを鳴らしやすいので、アンダープレート付きがオススメ。

ヒンジ

フットボードとヒール部分を接続する蝶番。

まさしく、蝶番の部分。よく破損することがあるため、フットボートの安定感が少なくなってきたときにはヒンジが破損しているケースが多い。

キックペダルの選び方

キックペダルを選ぶ際には、いくつかポイントがあります。
そのポイントを押さえておけば、ぴったりのキックペダルが見つけやすくなります!
ぜひ覚えて実際にお店で試してみて下さい!

ポイント1 シングルペダルかツインペダルか決めよう!

キックペダルと聞いて思い浮かべるのは、恐らくシングルペダルと呼ばれる写真のようなものだと思います。
ですが、キックペダルには大きく二つの種類があり、片足(右足)だけを置いて叩く「シングルペダル」と、両足を使って叩く「ツインペダル」があります。
ツインペダルは、シングルペダルの左側にシャフトと呼ばれるパーツがつき、その先にもう一つペダルが付く状態になります。
さらに、右側のペダルにビーターが二つ付きます!
どちらがよりよい、と言ったことはありませんが、ヘビーメタルやハードロック等ではツインペダルが使用されることが多いです。
早い音楽でバスドラムをドコドコと鳴らしたい時はツインペダルが一番!
左側のペダルを外してしまえば、シングルペダルとしても使用することが出来ます!
ですが、持ち運んだりするのがツインペダルは重い…。
そういった様々な観点から、自分のプレイスタイルに合った選択をしましょう!
よく持ち運ぶことが多くて、当分はそんなに速い曲も叩かないなぁ…。という方はシングルペダル!

ポイント2 どのドライブ方式が付いているものにするか決めよう!

パーツの箇所でお話しした、ストラップが何が付いているのか、ドライブ方式をどれにするのか決めましょう!
一般的なのはダブルチェーン方式ですが、ベルトの方が軽快な踏み心地を体感できますし、ダイレクトだと直接叩いている感覚を体感できます!
この辺りに関しては、実際に試打をして好みの感覚を体感してください!
ただ、最初の一台目という形で選ばれる方は、型番や種類も豊富なダブルチェーンを選ぶのがオススメです♪

ポイント3 実際に叩いてみる!自分の感覚を信じて!

さっきのポイント2と被る部分は有りますが…。
まだ始めたばかりでよくわからない…という方でも、自分のキックペダルを選ぶときには必ず試してみましょう!
いろいろと調べてみた他の人の意見はもちろん参考になる部分は多いですが、一番参考になるのは自分の感覚。
試さずに買ってしまうと、あの記事ではこれがいいと言っていたのに、実際はそんなに良く感じなかった…というものをずっと使わないといけなくなってしまいます…。
たくさんある中からすべて試すのは難しいと思うので、気になる機種2、3種類を比べてみると違いは分かりやすいですよ!

他にも着目する点はいくつかありますが、一番大事なのは、ポイント3の実際に叩いた感覚!
島村楽器では実際にキックペダルを試すことが出来るので、お店に行っていろいろと試してみましょう!

どうしてキックペダルを選ぶ?マイ楽器が必要な理由!

ドラマーは、自分の楽器をもってスタジオに行って練習をしたりライブをしたり、といったことが少ないと思います。
その中でも、キックペダルを持っている人は多いんです!
ではなぜ、自分のキックペダルを選ぶんでしょうか?
その理由をお教えしちゃいます!

1.自分本来のプレイスタイルをどこでも発揮するため!

リズムの基本となるバスドラムを踏む、という重要な役割の一部を担うキックペダル。
どんなプレイスタイルで音を出すかは、そのプレイヤーによって異なります。
こういう音が出したい!となった時に、扱いやすいペダルの方が自分らしく叩けますよね?
プロの方でも、自分のキックペダルじゃなきゃ叩けないという人は多くいます!

2.踏み心地が全然違う?!同じペダルでも思ってるように叩けない可能性も!

例えば、自分のペダルを持っていて、そのペダルと同じ型番のものがスタジオに置いてあったとします。
そうした時に、必ずしも同じ踏み心地になるかというと、そういうわけではないです!
ドラムセットのセッティングと同じ、
それぞれのドラマーの癖や好みに合わせて踏み心地も変わってきます。

3.上達のための相棒!一人でやるより、パートナーを見つけよう!

ドラムの演奏自体に慣れてくると、より上達したい!と思うようになると思います。
そうした時に、自分らしく技術を高めるためには、自分の好みの相棒が必要…。
キックペダルは、ドラマーにとって足そのものといっても過言ではありません!
"自分の足"となってくれる相棒・マイキックペダルがあれば、フットワークに困った時に「もう少しこうしたら踏みやすいかな?」とカスタマイズも自在にできる!
一緒に成長していく相棒はやっぱり不可欠ですね!

マイ楽器・マイキックペダルはドラムを演奏するにはやっぱり必要!

ギターやベース、その他の楽器と違い、ライブハウス等ではドラムセットがそれぞれ置いてある状態での演奏が基本となるドラム。
よっぽどのことが無い限り、練習スタジオとライブハウスで同じドラムセットが入っていることはありません。
ですので、練習している環境と異なる環境での演奏が余儀なくされるため、機材が違うから本番で思ったように叩けない、練習した通りにならない、なんて可能性も出てきます。
そうならないためにも、少しでも自分の扱い慣れた機材でライブをしたいですよね!
ドラムセット本体を持ち歩くのは、プロのドラマーさんくらいしかできませんので、持ち運びの出来るキックペダルは、自分の機材があると練習段階では上達にも繋がりますし、本番では自分らしく演奏が出来てよりドラムが好きになるはず!
そう言った理由で、皆さん自分のキックペダルを選び、使う方が多いですよ!

どんなメーカーがあるの?

キックペダルの主なメーカーはどんなものなのか?
簡単にですが、覚えておくべきメーカーを記載いたします!
いつかこのメーカーのキックペダルを買う!なんて目標を立てて頑張るのもいいデすね!

Pearl(パール)

パール楽器製造株式会社(パールがっきせいぞう、Pearl Musical Instrument Co.)は日本の楽器メーカーで、打楽器やフルートなども製造しています。
1946年に設立し、世界中で数多くの著名ミュージシャンが長年愛用していることで知られるメーカーです。

Pearlメーカー公式サイトはこちらから

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TAMA(タマ)

TAMAは世界を代表する日本のドラムメーカー。
世代やジャンルを超えて多くのドラマーに愛用されています。

TAMAメーカー公式サイトはこちらから

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DW(ディーダブリュー)

ドラマーのスタンダードとも、憧れのアイテムとも言って過言ではないメーカー。
ドラマーの中には、いつかこのメーカーのキックペダルを、と憧れる人も多い。

dwメーカー公式サイトはこちらから

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YAMAHA(ヤマハ)

言わずと知れた、日本の老舗楽器総合メーカー。
ドラムも取り扱いがあり、昔ながらのキックペダルは今でも愛用者が絶えないほど。

YAMAHAメーカー公式サイトはこちらから

オススメキックペダルのご紹介

Pearl/P-2050C

メーカー 型名 価格(税込)
Pearl P-2050C ¥22,880

まず最初に1台として選ぶならコレ!!
ジャンル問わず様々な踏み癖にも対応してくれる代表機種です。

TAMA/HP910LN

メーカー 型名 価格(税込)
TAMA HP910LN ¥24,420

耐久性NO.1!!
パワードラマーに好かれていて20年以上のロングヒットモデル。

DW/DW9000

メーカー 型名 価格(税込)
DW DW9000 ¥24,420

アドバイザー東オススメNO.1!!
カム部分は真円の“ターボ”スタイルから偏心の“アクセレレーター”スタイルまでスクリュー1本でフレキシブルに調整することができ、1台のペダルでプレースタイルや求めるサウンドによって細かい調節が可能です。

YAMAHA/FP9C

メーカー 型名 価格(税込)
YAMAHA FP9C ¥32,560

デザイン性NO.1
癖がなく柔らかい踏み心地です。あまりパワーはありませんが繊細な演奏にはもってこいです!

実際に試してみてください。

冒頭でも記載しましたがオススメなポイントがあっても合う合わないはあります。
実際にお試しして頂き、購入されることをオススメします!
※店頭にないモデルもございますので一度ご相談くださいませ!

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ドラムアドバイザーの紹介

ドラム担当、ドラムアドバイザー 東

店長、ドラムアドバイザー 中尾




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