アップライトピアノを選ぶ前に、知っておきたいピアノのこと3選!

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2024年12月20日

ピアノをお探しの方向けに、アップライトピアノ選びに役立つ情報をお届けします!おおまかに知っておいた方が良い事を3つに絞ってご紹介! CONTENTSピアノアドバイザーがご紹介いたします!1.ピアノの種類について2.それぞれのメリット・デメリットについて3.結局何を基準に選ぶといいの?悩んだらまずはご […]

ピアノをお探しの方向けに、アップライトピアノ選びに役立つ情報をお届けします!
おおまかに知っておいた方が良い事を3つに絞ってご紹介!

ピアノアドバイザーがご紹介いたします!

社内資格「ピアノアドバイザー」の富田が、こちらの記事でご案内。
店頭・お電話でもご相談を承りますので、お気軽にお声がけください!

店長富田

店長富田

入社して以来、多くのピアノを販売。
一緒に音楽を楽しむために、最適な物をご紹介させていただきます♪

1.ピアノの種類について

ピアノには大きく分けて3つの種類があります!

グランドピアノアップライトピアノ電子ピアノ
アクション横型
自重でハンマーが戻るので素早い連打もスムーズ
バネでハンマーが戻るので連打には限界がある木製・プラスチックなど、メーカー・価格帯によって様々
音が出る仕組み鍵盤を使ってアクションを動かし、ハンマーが弦を叩き、楽器全体が共鳴することによって発音するグランドピアノ同様鍵盤の動きをセンサーで読み取り、スピーカーから生ピアノから録音、もしくは合成された音が鳴る
音色全体に倍音構成が豊かで、柔らかい音から鋭い音まで幅広い。音も響板から直接耳に入るため、細部まで聞き取れる箱型の限りあるスペース内に仕組みを収めており、響板が後ろ側にあるため、グランドピアノと比べると音はこもりがち。
それでも弦が共鳴し倍音が鳴るので音色はとても豊か
各メーカー、高価格帯では最新のデジタル技術により生ピアノの弾き心地にかなり迫るものも
音量指先のタッチ感、弾き方で音量・音色を調整するが、最大音量を調節することは不可能。消音機能が搭載・後付けできる機種もグランドピアノ同様。実はボリューム自体はグランドピアノと大きく変わりませんピアノ自体にボリュームがついており、最大音量を調節可能。殆どの機種がヘッドホンでの演奏にも対応
重量小型のもので260kg程、コンサートサイズでは420kg程度200kgから大きなもので280kgほど軽いもので40kg弱、重いものでも100kg前後※据え置きタイプの場合。メーカー、機種によって異なる
メンテナンス年に一回以上を目安に定期調律が必要グランドピアノ同様基本的に必要なし
耐久性摩耗部分の取り換え・定期調律により長期間の使用が可能グランドピアノ同様電気部品の耐用年数基準による

お家の練習はグランドピアノ・アップライトピアノがおすすめ!

電子ピアノで練習されている方からよく、「家では弾けるのにレッスンでピアノを弾くとしっかり音が出せない」とか、「弱いタッチの表現・スタッカートの表現(スタッカートには、スラーのかかったものやフォルテやピアノのスタッカートなど色々あります)が、その弾き分けが電子ピアノではできない。」といったご相談をよくいただきます。
ピアノの練習は、ご自宅での練習が一番長くなると思いますので、上達するため・楽しくレッスンを続けるためには、「どういったピアノで練習するか?」ということが、とても需要になってきます。
※勿論、ご予算や環境により電子ピアノを選ばれる方も多くいらっしゃいますし、電子ピアノならではの楽しみもたくさんあります。
お一人お一人に合わせてピアノ選びのお手伝いをさせていただいておりますので、まずはお気軽にご相談ください!

2.それぞれのメリット・デメリットについて

3種類のうち、それぞれのメリット・デメリットについても確認していきましょう!

グランドピアノアップライトピアノ電子ピアノ
メリット・ハンマーを動かすだけの力が必要になるため、しっかりと「弾く」練習ができ、指の力が正しく付く
・録音された音ではなく、倍音が豊かに共鳴してくれるため、しっかりと耳が育つ
・環境にもよりますが、きちんとメンテナンスをすれば、80年~100年くらいもつ
・コンクールなどを想定した練習もしやすい
・ハンマーを動かすだけの力が必要になるため、しっかりと「弾く」練習ができ、指の力が正しく付く
・録音された音ではなく、倍音が豊かに共鳴してくれるため、しっかりと耳が育つ
・環境にもよりますが、きちんとメンテナンスをすれば、80年~100年くらいもつ
・場所を取らずコンパクト
・調律の必要がない
・10万円前後~とお手頃
・ボリュームを小さくして練習可
デメリット・消音機をつけない限り、弾く時間が限られる
・お引越しの多い方は、移動が大変
・サイズが大きいので、スペースが必要
・消音機をつけない限り、弾く時間が限られる
・お引越しの多い方は、移動が大変
・タッチ感が違うので、弾き方のクセが付いてしまう
・どんな弾き方をしても同じ音がする
・音を聴いて弾く力が育たない
・上達した時に買い替えが必要
・ペダルを踏み続けてもキレイに聞こえてしまう
・アコースティックピアノで弾くときには踏み方が雑になってしまう
・電化製品なので、耐久性が短い

アコースティックピアノとは?

いわゆるアコースティックピアノとは、グランドピアノやアップライトピアノを総称して言います。
電気を使わない昔からある形のピアノです。
コンクールや発表会でもアコースティックピアノでの演奏が多く、練習に適したピアノはアコースティックピアノです。
生ピアノとも呼ばれるこれらを選ぶ際には、誰もが慎重になる事でしょう。
ぜひ一度ご相談ください!

3.結局何を基準に選ぶといいの?

ご自宅に何がぴったりなのか、は演奏される方やご自宅の周りの環境、ご自身の好みなど、様々な要素で決まるものですので、一概にこれがズバリオススメ!とは言いづらい物があります。
ただ、ある程度の判断基準はありますので、ここではそちらをご紹介いたします!

新品・中古はどっち?

これも両方にメリットがありますのでそれを確認の上ご判断ください。

新品のメリット

・ファーストオーナーとして、音を育てていく事が出来る
・前任者が居ない為、音色に癖が付いていない
・すべての材料が新しいので、材料の破損、劣化の心配がない
お子様のレッスン用は断然新品がおすすめ!

中古のメリット

・高スペックの物を、手頃な価格で購入可能
・比較的価格の手頃な個体が有る(整備状態には要注意!)
・現在は手に入らないデザイン、特徴のモデルも購入可能
ご趣味用でお探しの場合は、中古ピアノがお勧めです。

大きさについては?

アップライトピアノの場合は、背の高さが110cm弱から131cmくらいまでとなっており、大きさも様々です。
背の高さ違いですが、背が高いほど響板の面積が広くなり、弦の長さも長くなる=表現の幅が広くなる という違いです。
ただ、背が高いと圧迫感が有ります。 重要なのは「大きいピアノに越した事は無いけれど、小さいピアノが悪いという訳ではない」という事です。こちらも目的と置かれる環境に応じてお選び頂ければと思います。

色による違いは?

ピアノと言えば黒!というイメージをお持ちの方も居られると思いますが、実は黒いピアノがここまで普及しているのは日本特有で、ヨーロッパでは木目のピアノを多く目にします。最初に輸入されたピアノが黒かったから・日本には漆塗りという技術が有ったから・ピアノは高級品なので存在感を出す為に、等理由は諸説有ります。ここでは色による違いをご説明します。
実は、色の違いが音に与える影響は殆ど在りません。厳密に言うと違うのですが、殆ど解らない程度の違いです。
では何が違うかと言うと、金額です。基本的には木目ピアノの方が・まっすぐな脚よりは猫脚の方が高額となります。何故かと言うと、黒いピアノは塗料を吹き付けるだけなのに対して、木目のピアノは化粧板という板を貼り付けるため、手間がかかる事が理由です。
こちらもお客様がスペックかデザインか、どちらを重視されるかに応じてお選び頂ければと思います。

悩んだらまずはご相談ください!

大まかに知っていただきたいポイントを3つ上げましたが、他にもアップライトピアノの特徴は様々です。
「子どもの為に用意したい!」「憧れのピアノが欲しいけど後悔したくない…!」など、皆様のご要望・状況に合わせて、最適のピアノをご提案させて頂きます。
まずは、お電話・店頭にてご相談ください!

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。