ピアノはうまくなります!ちょっとしたコツで Vol.1「ピアノを弾くには準備が大事!」

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2021年04月05日

みなさん、こんにちは。 島村楽器天童店ピアノ担当の春名です。]]最近、自宅で過ごす時間が多くなり、ピアノを始められる方が多くなりました。]]しかし、「練習しても全然弾けるようにならない」というお声がしばしば... そこで、今回はピアノ13年やっていた春名の「ピアノ練習のコツ」を少しだけお教えします。 […]

みなさん、こんにちは。

島村楽器天童店ピアノ担当の春名です。
最近、自宅で過ごす時間が多くなり、ピアノを始められる方が多くなりました。
しかし、「練習しても全然弾けるようにならない」というお声がしばしば...

そこで、今回はピアノ13年やっていた春名の「ピアノ練習のコツ」を少しだけお教えします。
弾けないで困っているそこのあなた!ぜひ参考にしてみてください。

ピアノは準備体操が大事

ピアノは指を使って弾く楽器です。
普段指をトレーニングする機会はなかなかないかと思います。

そこで、今回は演奏のために必要な指のトレーニングを2種類紹介していきます。
これを演奏前にちょっとやるだけで、演奏が変わりますのでぜひチャレンジしてみてください!!

【ピアノの指のトレーニング方法1】

★10本の指を、机の上などの水平な場所にのせる。
親指から順番に指の上げ下げを10回行う(左右同時でも、片方ずつでもどちらでも構いません)。
親指から小指までで1セット。これを3セット行う。

↑は小指のトレーニングの例です。
これを各指で行ってください。

このトレーニングをやるとわかりますが、薬指を動かすのは相当難しいです。
しかし、ピアノを演奏する際、自由に動かせない指があるとその指の音だけ弱くなってしまい、バランスが悪くなります。
ですので本来、薬指は単独では動かしにくい指である薬指を自由に動かせる(高く上げられる)ようになれば、バランスのとれたキレイな音色を響かせることが出来るようになります。
ぜひ薬指の筋力強化のためにも、このトレーニングを行ってみてください。

【ピアノの指のトレーニング方法2】

★左右の手のひらや指を、それぞれ逆の手で揉んだり伸ばしたりする。
それぞれの手全体がポカポカしてきたら、次にギューッと手を握り握りこぶしをつくる。

5秒間握ったら、次は反対に思いっきり手を広げる(これも5秒間)。
この行程を5回繰り返す。

とても簡単で、どこでもすぐに行えるトレーニングですが効果は抜群。
このトレーニング方法は日常的に行うことはもちろん、ピアノの発表会など本番の直前に行うこともおすすめです。手の緊張がほぐれるので、実力を発揮しやすくなります。

少し離れた鍵盤を叩くときや、テンポの速い曲を弾くときなどをはじめとして、ピアノを弾く際には、筋力だけではなく柔軟性も非常に重要となってきます。
指や手のひらが固まっているとピアノを上手く弾くことは出来ないので、意識して柔軟性を高めるトレーニングを行い、常に柔らかい手でいられるようにしましょう。

ピアノは姿勢より始めよ

指の体操が終わり、ピアノに向かう前にちょっと待った!
正しい姿勢で弾こうとしていますか?
ここの姿勢が乱れるとピアノの上達は大幅に遅れてしまいます。
というよりいい音が奏でられません。

下の画像は極端な悪い姿勢の一例ですが、みなさんこのような姿勢になっていませんか?

ポイントは猫背肘の位置です。

この2つをきちんと整えると下の画像のような正しい姿勢になります。

上記のような姿勢でぜひ弾いてみてください。

正しい姿勢の画像の真ん中に「ピアニーク使っています。」との文言があります。
「ピアニーク」とは何ぞや?と思われたそこのあなた!
こちらは座るだけでピアノの正しい姿勢(背筋をまっすぐ)にすることができる便利グッズです。
ピアノ始めたての方や姿勢が崩れやすい方にはもってこいのアイテムです。
新三郷店店頭にてお試しできますので、ぜひ座って実感してみてください!!

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ドリーム ピアニーク ¥8,780 赤・茶・青

あせらず片手ずつ練習することが大事

指の体操も姿勢の準備も終わってさあ、曲へ!
といってもどうやって弾けばいいの?ってなる方が多いと思います。
その時は、片手ずつ、しかも右手から練習することをおすすめします。

楽譜を的確に読める場合は、両手で練習し始めてもいいのですが、リズムに少しでも不安が残る場合は、片手ずつ練習するようにしましょう。
苦手とするパートでも、片手ずつで練習をしていると、両手で弾いたときに、途中で詰まることなくにスムーズに弾くことができます。
両手で弾く練習が苦手な方は、ぜひ片手ずつの練習をしっかりと行ってみてください。

【片手での練習のポイント】

目標は詰まることなくスラスラ弾けることです。
そのためには、楽譜にできる限りの情報を載せていきましょう。
運指や音の名前といったところは楽譜に書き込んでいきましょう。

右手→左手の流れで練習することが多いですが、左手は右手以上に時間をかけて練習しましょう。
左手を動かすことはかなり難しいです。反復練習を行いスムーズに弾けるまで練習していきましょう。

【両手での練習のポイント】

右手と左手がスムーズに弾けるようになれば両手の練習です。
楽譜をきちんと見てタイミングを合わせていきましょう。
楽譜は音の組み合わせをタイミングを明確に書いています。
つまり、楽譜通り弾く事にまずは全力を注ぎましょう。

練習の詰め込みには注意!

ピアノを上達させるコツ、それはずばり「熟成と継続」です。
プロのピアニストは何時間も弾きっぱなしの練習をされていますが、一般の趣味で弾かれる方やピアノを習う小さいお子様にはなかなか難しいものです。ですので、練習時間は集中できる時間やれば大丈夫です。(課題が終わらないとかそのような例外は除きます。)

何時間もやることより毎日やることの方が何倍も大事です。
人間は昨日やったことは感覚で覚えているものです。
昨日はスムーズに弾けなかったフレーズが今日になって弾けるようになることはよくあることです。

ただ、これは継続して得られることなので、ちょっとでもいいので触ることが大切です。

「ピアノは1日練習さぼると取り戻すのに3日かかる」と言われています。ぜひ毎日触っていきましょう。

さらにピアノ練習について知りたい方は。

今回はピアノ指練習編として記事を書いておりますが、第2弾はペダル編にて記事を書いております。

ペダルも大事なピアノの演奏ですので、ぜひピアノの練習のコツ vol.2ペダル編をチェックしてください!

それでも弾けない方には...

それでもなかなか厳しいなと思われる方。
その場合は、ピアノ教室でプロの先生に学んで頂くことが一番です。
変な癖を付けず着実に力が付きます。
ぜひ、ピアノ教室もチェックしてみましょう!!

島村楽器天童店では、音楽教室の会員様を募集しております。
担当講師・開講曜日などは下記概要をご参照ください!

コース 担当講師 開講曜日 レッスン形態
ピアノ
ソルフェージュ
幼児の基礎音楽
後藤 直美 月・土曜日 個人
ピアノ
ソルフェージュ
石井 美保子 火・水曜日 個人
ピアノコース概要
開講曜日 月・火・水・金・土曜日
レッスン形態 個人/30分
月謝 ¥8,800(税込)~
運営管理費 ¥1,650(税込)
入会金 ¥11,000(税込)
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