【サックスインストラクターコラム】アドリブやってみよう編③

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2022年05月30日

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前回に続いて、アドリブやってみよう編第3回をお届けします!

※第1回の内容はコチラ!→アドリブやってみよう編①

※第2回の内容はコチラ!→アドリブやってみよう編②

前回はコード4種についてご紹介しました。今回はそれを踏まえて、スケールとコードの関係性について説明したいと思います!

ダイアトニックコード

ここで登場するのが、ダイアトニックコードです!

この概念を理解するため、

Cメジャースケール(ハ長調・C-dur)をベースに考えてみましょう。
Cメジャースケールの構成音は以下の通りです。

英名表記   C・D・E・F・G・A・B

日本名表記  ハ・ニ・ホ・へ・ト・イ・ロ

(階名表記)  ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ


ここで、構成音それぞれの音を主音(ルート)とし、1音飛びで音を重ねてハーモニーを作ります。
すると、4和音コードは以下の図のようになります!

  ・Cをルートとして4音重ねると C-E-G-B となります。

   このハーモニーはCM7というコードで表せます。

  ・Dをルートとして4音重ねると D-F-A-C となります。

   このハーモニーはDm7というコードで表せます。

  ・Gをルートとして4音重ねると G-B-D-F となります。

   このハーモニーはG7というコードで表せます。

  ・Bをルートとして4音重ねると B-D-F-A となります。

   このハーモニーはBm7(b5)というコードで表せます。

という具合に、Cメジャースケール上にある音を上記法則で積み上げたコードは7つあることが分かります。
これらのコードが「ダイアトニックコード」であり、キーがCの曲(ハ長調の曲)では、

CM7Dm7G7といったダイアトニックコードが多用されています。

そんなこんなで、曲の中で使われているダイアトニックコードを把握することが、アドリブを演奏する上で大きな指標となります!
ものすごく乱暴にいうと、「ダイアトニックコード上では、そのキーのスケール構成音が使える」のです。
アベイラブルノートスケールという方法論ですが、注意点もありますので詳しくはレッスンで!笑

しかし!「把握しろと言われたって、色んなキーやコードがあるから分かんないよ!」と思われる方もいらっしゃると思います。実際私がそうでした!(^_^;)
そこで次に知ってほしいお話が、以下の2つです。

 ●トニック、ドミナント、サブドミナントの概念とⅡm7-Ⅴ7-ⅠM7

サークル・オブ・フィフス(五度圏)

ここまで分かれば、アドリブするときの大きな一助になると思います。

さて説明はあと少しですが、大分長くなったのでこのあたりのお話は次回へ持ちこします…!

Vol.15 アドリブやってみよう編④


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