![*Y.O.S.ギター工房オリジナルモデル「Quintic CITESⅠ」製作中! 島村楽器 静岡店パルコをご利用頂き、有難うございます。店長の平林でございます。静岡パルコ店と国内ギター&ベースメーカーがタッグを組んだスペシャル企画「ハカランダプロジェクト」で、Y.O.S.ギター工房オリジナルモデル「 […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/shizuoka/wp-content/uploads/sites/113/2022/02/20220208-1.jpg)
Y.O.S.ギター工房オリジナルモデル「Quintic CITESⅠ」製作中!
島村楽器 静岡店パルコをご利用頂き、有難うございます。店長の平林でございます。静岡パルコ店と国内ギター&ベースメーカーがタッグを組んだスペシャル企画「ハカランダプロジェクト」で、Y.O.S.ギター工房オリジナルモデル「Quintic CITESⅠ」オーダー、現在製作中、2021年2月に実施致します、Shizuoka Guitar&BASS FESTIVALにて発売致します!
ハカランダプロジェクトとは・・・。
↑ハカランダプロジェクト詳細HP
ハカランダプロジェクトと名付けられた本企画では、メーカー各社協力の元、希少材ブラジリアンローズウッド材にフォーカスして製作するギター&ベースを、静岡パルコ店で販売致します。製作する楽器は、希少なハカランダ材をフィンガーボードへの使用だけでなく様々な用途で用いた、1本1本が特別な品々です。
ハカランダ/ブラジリアンローズウッド材とは
ブラジリアン・ローズウッド材(別名ハカランダ)は、ブラジル、特にバイア州周辺に生息するローズウッドを指します。褐色~赤褐色で、木目に沿った黒い縞模様が特徴的で音質のみならずルックス面も抜群という事で重宝される木材です。ヨーロッパではベルサイユ宮殿のルイ14世の玉座にも使用された影響か、高級家具でも採用される事が多かったこともあり、現在は絶滅危惧種に指定され、ワシントン条約で規制されています。トーンウッドとしての特徴は、ローズウッドの中でもエボニー寄りと言えるほど硬質ながらミッドレンジの粘りもある為、ギターやベースという楽器の特性に最も適しています。ヴィンテージギター&ベースの指板や、アコースティックギターのサイドバック材として高い評価を受けている他、極一部のハイエンドモデルではネック材やボディ材として使用されていますが、いずれも極少数生産という希少さです。
ブラジリアンローズウッド
科 | マメ |
属 | ツルサイカチ |
種類 | 広葉樹 |
産地 | ブラジル |
気乾比重 | 0.87 |
Y.O.S.ギター工房オリジナルモデル「Quintic」
静岡県に工房を構えてから5年の月日が経ったY.O.Sギター工房と静岡パルコ店のお付き合いが始まったのも工房発足直後。Y.O.S.ギター工房として市場に出る最初のギターをオーダーしたことがきっかけです。近年ではSmoggy Overdriveで楽器業界にその名を轟かせているY.O.Sギター工房ですが、ギター製作に於いても極上の一言です。しかし、代表の吉田氏1人でハンドメイドで製作することと、納得できるクオリティー仕上げる為に、1年に片手で数える程しか生産しておらず、手に取ったことがある方も限られている状況です。
今までY.O.Sギターは1本ずつ仕様が異なるフルオリジナルを基本として生産することで特別なギターは完成しましたが、生産本数が極端に少なく、弾いて頂ける機会が少なかったことから、Quinticでは基本仕様を固定し生産量を上げることも視野に開発されています。
Y.O.Sギター工房5周年記念モデルとして産声を上げたQuinticですが、静岡パルコ店からオーダーしたギターは何れも瞬く間に完売という人気振りです。ご購入頂いた皆さま、誠に有難うございます。
Quintic Rosewood Neckの詳細はコチラから
Sassafras Body&Birdseye Neckの詳細はコチラから
「Quintic CITESⅠ」製作過程
開催予定だった楽器フェア2020に向けてY.O.S.ギター工房吉田氏と企画していた、スペシャルモデルとなるALL CITESⅠギター、「Quintic CitesⅠ」を製作中です。
今回、オーダー中の1本は、代表吉田氏の秘蔵ストックの中でも、特別な時にしか使用しないということで、何度かオファーを断られていた極上のブラジリアンローズウッド材をネック、フィンガーボードに使用頂きました。
そして、ボディにはパタゴニアンサイプレスを使用しています。どちらもワシントン条約1類に指定される希少材です。
パタゴニアンサイプレスに関する吉田氏談です→パタゴニアンサイプレス材はチリ産の針葉樹。日本の杉やヒノキなどはソリッドボディでは比重が足りませんが、パタゴニアンサイプレスは標高数千メートル地帯でゆっくりと育つため目が詰まり、広葉樹並みの比重があります。屋久杉のような笹杢が特徴で、ボディ側面や木口までとても神秘的です。
木口まで信じられない美しさ。
年輪を数えてみると80本前後ありそうです。板目のアッシュやアルダーであればせいぜい5~10本と言ったところでしょうから、パタゴニアンサイプレスがいかにゆっくりと育ち、また貴重なものかがお分かりいただけるかと思います。
ALL CITESⅠモデルの名に相応しく、ウッドピックガード、トレモロキャビティプレートにもハカランダ材を使用しています。
ただ、希少材を使用すれば良いということではなく、木材とギターという楽器を知り尽くした吉田氏が製作することで、マテリアルのポテンシャルが最大限に引き出されます。
ボルトオンギターとして製作しますが、ボルトオンをしていない状態ながら、この精度で組み上げることからも、完成度の高さがお分かり頂けると思います。
Quintic CITESⅠ完成品
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