こんにちは。島村楽器エミテラス所沢店の小杉です。
2025年6月28日19:30〜20:30 でDigiland Creaters TOKOROZAWAを開催しました!
今回は6名の方に参加いただき、楽曲をお待ちいただいた方の曲を聴いて意見交換するという会となりました。
ご参加いただきました皆様ありがとうございます。
- 「ミックスのクオリティをアップしたい」
- 「バンドのための音源のおすすめは?」
- 「DAWを使い始めたが何をしたらよいかわからない」
- 「スピーカーで聴いたときとイヤホンで聴いたときでバランスが違って聞こえる」
など様々な 悩み や 解決したいこと がありました。
きっと同じお悩みをもつ方もいらっしゃると思いますので、デジタルが得意なギター担当 小杉 なりにこうしたら良いんじゃないかな…?
ということをご紹介します!
CONTENTS
「ミックスのクオリティをアップしたい」
良い音源を使い、良いエフェクトを使ってミックスをすることで解決出来ることも多いですが、使っていても上手くいかないということもあると思います。
"曲が激しくなる場面と落ち着く場面で音量差がある" ということはありませんか?
その場合に見直してみてはどうかなということがございます。
- MIDIでの打ち込みならベロシティの強さを見直す。(ベロシティを変えることで音色が変わってしまって意図した音色にならない場合は、オートメーションを書く)
- DAWのフェーダーのオートメーションで、自然に聴こえるように調整してみる。
トラックごとやステムごとにオートメーションを書くのが良いと思いますが、微調整でマスターでオートメーションを書いても良いと思います。
トラックごとやステムごとにオートメーションを書くのが良いと思いますが、微調整でマスターでオートメーションを書くのもおすすめです!
マスタートラックのフェーダーだと書き出しのときに困るので、例えばAbletonだとUtilityデバイスを使うと便利です。
ProToolsだとTrimフェーダーを使ったり、他のDAWでもそれぞれ適したやり方でOKです。
「バンドのためのおすすめの音源は?」
ドラム音源
Speriour Drummer 3
⭐︎Addictive Drums 2
以前に比較の記事を書いていて、それぞれの音色を比較できます!
https://www.shimamura.co.jp/shop/shintokorozawa/article/product/20250520/6508
ベース音源
⭐︎MODO BASS か Trilian
ベースアンプシミュ
Neural DSP Darkglass Ultra
(※Neural DSPは島村楽器でお取り扱いはありません)
Brainworks Ampeg SVT-VR
⭐︎Amplitube 5
ギター音源
※出来たら練習して自分で弾いたほうがいいです
Electri6ity
⭐︎Ample Guitar
Prominy SC2
ギターアンプシミュ
Neural DSP Archetype Nolly
⭐︎Amplitube 5
brainworks bx_megasingle
ピアノ音源
Keyscape
⭐︎Addictive Keys
「DAWを使い始めたが何をしたらよいかわからない」
Spliceにサブスクしたり、サンプルパックを買ってみて、ループ素材を並べるとすぐ良い感じに曲が構成出来て楽しいです!
また、Construction Kitを買ってみて、自分の好きなジャンルの曲がどんな構成になっているか研究してみるのもおすすめです!
「スピーカーで聴いたときとイヤホンで聴いたときでバランスが違って聞こえる」
スピーカーやイヤホンによって周波数特性も違い、よく聴こえる音域が異なるため、音響的に安定した音を作る必要があります。
音響的に安定させるには、
- 編曲、オーケストレーションを安定させる
- EQやコンプレッサーを使って音響的に安定した音作りをする
などがあります。
サチュレーション(歪み)を加えて、倍音を付加して”強い音”にするなどでも音響的に安定します。
これらを手っ取り早く行えるのが、アナログモデリングのプラグインです。
SSL、Neve、APIなど伝統的なレコーディングコンソールは、音楽的なサチュレーション、EQ、コンプレッサーがかけられるように設計されています。
島村楽器でお取り扱いはございませんが、
Kiive AudioのKStripは、SSL、Neve、APIの音が1つで全部取り入れられます。
また、WavesのSSL 4000 Collection、Sheps 73(Neve)、API Collectionは、見た目が実機に近く昔からの定番プラグインなので、入門におすすめです。
1176やLA-2A、Distressor、Culture Vulture、Chandler Limitedなど定番かつ、独特の倍音付加のある機材のシミュレーターを試してみるのもおすすめです。
次回の日程
次回は7月24日頃を予定しています! 確定次第オトナカマでお知らせします!
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。