モジュラーシンセの使い方③フィルターのカットオフとレゾナンス

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2023年04月11日

こんにちは。島村楽器新宿店の小杉です。 オシレーターの音を加工して、丸みのある音にしたり、"みょんみょん"した音を作り出す、フィルターのご紹介です! Subsequent 25だと、この部分です。 フィルターには、様々な種類がありますが、シンセの音作りでよく使われるのは、ローパスフィルターです。 他 […]

こんにちは。島村楽器新宿店の小杉です。

オシレーターの音を加工して、丸みのある音にしたり、"みょんみょん"した音を作り出す、フィルターのご紹介です!

Subsequent 25だと、この部分です。

Moog 【B級特価品】Subsequent 25 パラフォニックアナログシンセサイザー 25鍵盤

Moog 【B級特価品】Subsequent 25 パラフォニックアナログシンセサイザー 25鍵盤

¥140,297税込



フィルターには、様々な種類がありますが、シンセの音作りでよく使われるのは、ローパスフィルターです。


他にも、High Pass Filterなど様々なフィルターがあります。
今回視覚的に見て頂けるようにEQのLow Pass Filter(High Cut)のスクリーンショットを載せました。
EQもフィルターの1種です。



Low Pass Filterについて詳しくご紹介していきます。

シンセサイザーにつまみとしてよくあるのは、

Frequency(周波数)
Resonunce(共振)
Amount(量)


です。


Frequencyは、どの帯域まで高域をカットするかを決めます。Cutoff と表記されていることも多いです。

Resonunceは、Frequencyで決めた”カットし始める周波数”の音をどのくらい強調するかを決めます。
EQで表現すると、

画像のような感じで”カットし始める周波数”の所が値を上げれば上げるほど盛り上がっていきます。
Resonunceを盛り上げた状態で、Frequencyを回すとシンセらしい”みょんみょん”した音が作れます。


Amount(量)はまだ紹介していない"Envelope Generator"をどのくらい作用させるかというのを決めます。


MoogのフィルターかARPのフィルターかによって、効き方が違ったり、Resonunceの特徴が違います。
ARPのフィルターは、激しい音になるので個人的におすすめです!

担当は、シンセサイザーでは、KORGの製品に好きなものが多いのですが、KORGのシンセはフィルターの効きが良く特徴のあるものが多くおすすめです。

MINILOGUE BASS

MINILOGUE BASS

¥74,800税込


モジュラーシンセは、好きなフィルターを選んで使う事が出来ます。
モジュラーシンセですとARPのフィルターが効きが良いのでおすすめです!

ぜひ、ご来店した際は、いろんなフィルターを試してみてください!

アナログシンセサイザーのご相談は"小杉"までお願い致します!

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