こんにちは。島村楽器新宿店の小杉です。
オシレーターの音を加工して、丸みのある音にしたり、"みょんみょん"した音を作り出す、フィルターのご紹介です!
Subsequent 25だと、この部分です。
フィルターには、様々な種類がありますが、シンセの音作りでよく使われるのは、ローパスフィルターです。
他にも、High Pass Filterなど様々なフィルターがあります。
今回視覚的に見て頂けるようにEQのLow Pass Filter(High Cut)のスクリーンショットを載せました。
EQもフィルターの1種です。
Low Pass Filterについて詳しくご紹介していきます。
シンセサイザーにつまみとしてよくあるのは、
Frequency(周波数)
Resonunce(共振)
Amount(量)
です。
Frequencyは、どの帯域まで高域をカットするかを決めます。Cutoff と表記されていることも多いです。
Resonunceは、Frequencyで決めた”カットし始める周波数”の音をどのくらい強調するかを決めます。
EQで表現すると、
画像のような感じで”カットし始める周波数”の所が値を上げれば上げるほど盛り上がっていきます。
Resonunceを盛り上げた状態で、Frequencyを回すとシンセらしい”みょんみょん”した音が作れます。
Amount(量)はまだ紹介していない"Envelope Generator"をどのくらい作用させるかというのを決めます。
MoogのフィルターかARPのフィルターかによって、効き方が違ったり、Resonunceの特徴が違います。
ARPのフィルターは、激しい音になるので個人的におすすめです!
担当は、シンセサイザーでは、KORGの製品に好きなものが多いのですが、KORGのシンセはフィルターの効きが良く特徴のあるものが多くおすすめです。
モジュラーシンセは、好きなフィルターを選んで使う事が出来ます。
モジュラーシンセですとARPのフィルターが効きが良いのでおすすめです!
ぜひ、ご来店した際は、いろんなフィルターを試してみてください!
アナログシンセサイザーのご相談は"小杉"までお願い致します!
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。
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