エフェクター担当が本気でオススメする、最初に買うべきオーバードライブとは

新宿PePe店

新宿PePe店店舗記事一覧

2022年08月08日

CONTENTSエフェクター選びってむずかしい...このエフェクターの優秀なポイントとはね、欲しくなったでしょ?( )いかがでした?エフェクター選びってむずかしい... 担当の松坂です!エフェクター選びって難しいですよね...好きなアーティストさんが使ってるエフェクターってやたら高い。しかも同じのを […]

エフェクター選びってむずかしい...

担当の松坂です!
エフェクター選びって難しいですよね...
好きなアーティストさんが使ってるエフェクターってやたら高い。
しかも同じのを買ってもそれっぽくしかならないらしい。
単純にセンパイのマネっこでもいいけど、それだとなんかつまらないよな...。

悩みは尽きません...

でも文化祭まで時間がないから何かしらは用意しないと!!!

そんな迷えるあなたに、
マイナーだけどめちゃ使えるエフェクター、教えちゃいます。
しかも、そんなに高くないんです


MXR / M77 Custom Badass Modified O.D.

1万4000円半ばぐらいで買えます。このぐらいのノブ位置がおすすめ ちなみに使い込むと程よく汚くなってそれもまたカッコイイ

MXRってコンプレッサとベースプリアンプ以外もあったんだ!!
なんて方が多いのでは?(スタッフ松野は実際そう思っていた!!)
MXRって超優秀です。めっちゃコスパいいです。
やっぱり伊達に超大手じゃないですし、数々のレジェンド達のサウンドに影響を与えていないわけです

しかし、実際日本国内だと下火な感は否めません...
そう、日本国内では
でも海外では初めに買うべきオーバードライブTOP10の常連なんです。
担当としては、"なんでこんなにも知られてないんだコレ!?"って思ってます。
サウンドの質感自体は、BOSS / SD-1 とかなり酷似しています。
ぶっちゃけ聞き分けがつかないぐらいには寄せる事ができます。
じゃぁSD-1でいいじゃん。SD-1の方が安いし
実際そう言われることもありますが、ちょっと待ってください。
今回は、そんな普段日の目を浴びていない、実は超優秀なこの子に光を当てたいと思います。

このエフェクターの優秀なポイントとは

エフェクターに求める要素は人それぞれですが、ほとんどの人に共通して"いいな~"って思えるポイントってあると思います。
このエフェクターはそれが揃っているんです。なので、どのレベルの人に踏んでもらっても納得できる部分があるんです
それを具体的にご紹介。

Tone と 100Hz


アナログなエフェクターに於いてToneの効き幅って最重要事項の一つです。
M77のToneは振り切り気味でもキンキンになりません。
でもここ上がって欲しいんだよな~な帯域にはちゃんと作用する。
これは音作り初心者なプレイヤーにとって大きなメリットです。
100Hzノブは低音用のノブです。これも結構回しても案外大丈夫。
Toneって回し過ぎるとスカスカになりがち。
でも最近の曲ってキラキラ・チャキチャキしてるからToneいっぱい回さないとそれっぽくならない。
そこで100Hz
このノブを回すと、あら不思議。Toneで削がれた低音が復活っ...!
イージーな音作りをサポートしてくれる最強ノブです。
たまに、ノブ多いのは初心者向きじゃない! なんて意見も見ますが、
担当としては、あった方が便利なノブもあるんですよ~ って思ってます。
まぁ高々1個増えただけです。大丈夫です。余裕です。

Bumpボタン


筐体の真ん中にあるのがBumpボタン。
ちっちゃくてKAWAII !
このボタンを押すと、あら不思議。中音域がブーストされます
つまり、音抜けがよくなります
きっとサークル・部活で耳にすることになるであろう中級呪文ぐらい(?)の例のヤツ
抜けが悪い押すと解決できる超イージーでスマートなボタンです
(なんなら全部のエフェクターに欲しい)
これでよくわからん呪文( )対策も万全

応用が効きやすいサウンドとコントロール


"Gain"の可変幅が結構広め。
クリーンブースター的な使い方から、深めのオーバードライブぐらいまで対応できます。
ボリュームを上げても程よく歪み量が増えるので、調節しやすくてこの点も非常にGOOD。
"Tone"に関しても、上げるとボリュームも一緒に上がっちゃうものもありますが、
M77はそんなこともなく...
なんというか、全てが丁度いい範囲に収まっている!!って感じなんです。

ね、欲しくなったでしょ?( )

もう気持ちは、ヨシ、買うゾ~ってなっていると仮定して、
じゃぁいざ買ったらどうやって使うのがおすすめなの?っていうのを軽くご紹介しますね

  • ①とりあえず全部のノブを真ん中に "Bump"はオフで
  • ②エフェクター"オン"と"オフ"の時の音量をエフェクターの"Volume"を使って同じぐらいに調節
  • ③"Gain"を欲しいぐらいまであげる
  • ④"Tone"を欲しいチャキチャキ度合いになるように調節
  • ⑤"100Hz"をお好みで
  • ⑥もうちょっと存在感が欲しい時に"Bump"をON!
  • ※JCならCh1(左側)の"LOW"(下側)に入れるといいかもしれません

こんな感じの手順で調節してあげると、上手くいきやすいと思います!
あとは、ちゃんとスタジオに入って、そこそこ大きい音量で試す事!
音を聴くときは、なるべくスピーカーの高さと耳の高さを合わせる!
この二つを実践するだけでだいぶ違うと思いますよ~

いかがでした?

ここまで読んでいただいてありがとうございます(涙
MXR / M77 を紹介してみましたがいかがでした?
正直このぐらいの価格でここまで使えるエフェクターって中々ないと思います。
もう迷ったらコレ選べばOKって自信を持って言えるエフェクターですよ!


※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。