![*久々の新製品登場です ヤマハのキックペダルに久々の新製品が登場しました。約10年ぶりとなるフラッグシップモデルのリニューアル。発売以来、大反響です。気になる各部を少し細かくレポートしましょう。 **フットボード 長めのフットボードは伝説の名機「FP720」と同一の長さでした。幅広のフットボードはい […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/sapporo/wp-content/uploads/sites/2/2019/05/20190607-mg_9222.jpg)
久々の新製品登場です
ヤマハのキックペダルに久々の新製品が登場しました。約10年ぶりとなるフラッグシップモデルのリニューアル。発売以来、大反響です。気になる各部を少し細かくレポートしましょう。
フットボード
長めのフットボードは伝説の名機「FP720」と同一の長さでした。幅広のフットボードはいままでにない安心感!
スプリングまわり
スプリングの根本部分が可動し、スプリングの伸び縮みがあってもねじれなどなく自然な戻りが得られます。この機構は最近各社採用していますね。
スプリング調節
スプリングテンションを調節する際のノブが上向き(ドラマー側向き)になっています。
スローンに座ったままでも操作が楽です。これは便利ですね。目盛りがあるのも調節しやすい!
ヒンジ(カカト)等々
ガタツキが無いのは当然ですが、青がアクセントとなりルックス面でも秀逸。またカカト部に傾斜があり、フットボードからほぼ面一なのもヤマハらしいですね。
なんと、裏面のラバーも青!全面青!!見えないお洒落的な!
ビーター
面で当たるタイプのビーターが全盛のなか、2019年の新製品のビーターが伝統的な円筒形というのはなかなか興味深いところです。
しかしただの復古主義ではありません。ウェイトが2種類付属。重さ違いですね。
ウェイトはビーター下部に装着。2枚取り付けは出来ません。
重いブラス製(金)、軽めのアルミ製(銀)
ツインペダルロッド
継ぎ手部分も頑丈な作り。もちろんガタツキは皆無。
耐久性もありそうですね。
ケース付属
軽量で、持ち運びに便利なケース付属です。
角度調節
ビーターとフットボードの角度はここで独立して調節可能。調節部には目盛りがあります。
ペダルを調節していて、よくわからなくなってしまう事、実はありますよね?そんなときでも標準位置に戻すことができるのは大変便利です。
チェーンドライブモデルの調整
チェーンの根本部分のキーを調節。
いわゆる偏芯カム~真円に近いカムに調節可能。カムの中心軸をずらし、踏み込み始めが軽いもの、踏みごたえがあるものへ調節可能です。
ベルトも付属
従来モデル「FP9500C」と同様、チューニングキーだけで交換可能なベルトが付属。
ダイレクトドライブモデルの調節
チェーンドライブと同様に、カム上端部のボルトで踏み心地の調節ができます。
踏み込んでいったときにビーターが加速する度合いの調節ができます。
ダイレクトリンク部の長さを変えることにより、ここでもフットボードの角度が調節可能です。
踏んでみました
まずは幅広のフットボードの安心感!足を左右に振ったりするような奏法は使わない(出来ない…笑)のですが、スライドを使ったとき等、フットボードが幅広いことと、カカト部の傾斜とも相まって、フットボードをものすごく広く使えるように感じました。脚の力をしっかり受け止めてくれているような安心感がありました。
両モデルともにフットボードが深く沈み込むような感覚があります。力と速さがビーターに最大限乗った瞬間にヘッドをヒットするかのような印象を持ちました。円筒形の伝統的なビーターによる、アタッキーすぎない太いサウンドは大変ここちよいものでした。
チェーンドライブ
どの調節位置でも、偏芯カム的なスピーディなアクションであるように感じます。しかしながらしっかりした踏みごたえも併せ持ち、軽快さと重厚さが心地良い踏み心地。大音量のロックでもダイナミクスが求められる音楽でも十分対応できるオールラウンドモデルだと感じました。
ダイレクトドライブ
ヤマハでは長年フラッグシップとしてラインナップされており、もはやヤマハの伝統ともいえるモデル。
チェーンで言うと超偏芯のように、踏み込むとビーターが極端にスピードアップするようなアクション。慣れは必要であるとも言えますが、このアクションが好みに合えば、スピード、パワー、ダイナミクスを最大限活かした演奏が可能になるでしょう。ダイレクトドライブを試したことが無い方でも、試してみてはいかがでしょうか。
ロングボード?
フットボードが長い長いと言われているFP9、FP720と同じ長さのフットボードでした。
しかしながら、FP720とはまた別もの印象。フットボードの長さを感じさせないコントロール性もあるように思います。同じ長さボードでもこんなに違うのですから、キックペダルとは面白いものですね。
試奏コーナー設置
店頭でフリー試奏コーナー設置中。
またスタジオ空き時には生ドラムセットでも試奏可能です。お問い合わせ下さい。
ラインナップ
シングルペダル
FP9D
メーカー | 型名 | 定価(税込) | 販売価格(税込) | ご注文 |
---|---|---|---|---|
ヤマハ | FP9D | ¥39,968(税込) | ¥31,960(税込) | デジマート |
FP9C
メーカー | 型名 | 定価(税込) | 販売価格(税込) | ご注文 |
---|---|---|---|---|
ヤマハ | FP9C | ¥39,968(税込) | ¥31,960(税込) | デジマート |
ツインペダル
DFP9C
メーカー | 型名 | 定価(税込) | 販売価格(税込) | ご注文 |
---|---|---|---|---|
ヤマハ | DFP9C | ¥84,240(税込) | ¥67,392(税込) | デジマート |
DFP9D
メーカー | 型名 | 定価(税込) | 販売価格(税込) | ご注文 |
---|---|---|---|---|
ヤマハ | DFP9D | ¥84,240(税込) | ¥67,392(税込) | デジマート |
入荷待ちの場合は別途納期ご案内となります。
この記事を書いた人
鳥塚(とりづか)
ドラマーさんのお悩み解決のため毎日元気に営業中! 島村楽器のドラム情報アカウント、@tomtom_toriduka の中の人です。
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