試してみました

昨年末の発売以来、大人気のエレクトロニックドラムモジュール「EAD10」

アコースティックドラム演奏を楽しくするアイテムとして、予想を超える大反響を頂いているアイテムです。簡単ではありますがご紹介いたします。

エレクトロニックアコースティックドラムモジュールEAD10とは

構成

モジュール本体である「メインユニット」と、マイク、センサーを内蔵した「センサーユニット」から構成されます。両者は付属のケーブルで接続し、音はヘッドホンやPAに接続して聞きます。

エレクトロニックアコースティックとは？

ヤマハの音響技術を活かしセンサーユニット内蔵の高性能マイクだけでドラムセット全体サウンドをバランスよく収音。そのドラムサウンドに内蔵のエフェクトをかけてオリジナルなドラムサウンドを実現。

またバスドラムのトリガー機能も内蔵し、ヤマハの電子ドラムDTXシリーズで培われた高品位なエレクトロニックドラムサウンドを使用したハイブリッドドラムシステムが簡単に構築可能。

対応したパッド、トリガーを追加することで、よりハイスペックなハイブリッドドラムシステムにすることもできます。

カンタンセッティング

センサーユニット

センサーユニットはカウベルホルダーのようにバスドラムフープに固定。手で締め込むネジで固定します。センサーユニットは金属製の筐体で繊細なマイクとセンサーをしっかりガードします。持ってみるとずっしりと重さを感じます。

メインユニット

センサーユニットは付属のケーブルで接続するだけ。メインユニットは直置きもできますが、取付ホルダーも付属。電子ドラムモジュール固定用に近い形状のホルダーですので、アタッチメント類を使用しスタンド等への取付も可能でしょう。

音量、感度調節

叩く前に音割れやセンサーの誤感知を防ぐためのレベル決めを。手動で調節も出来ますが、自動での調節も可能。オートにセットして10秒程度演奏すれば設定完了！

叩いてみました

印象的な音色を選んでいくつか叩いてみました。EAD10をiOSデバイスに別売りのカメラコネクションキットを介して接続。録画と録音はiOSデバイスで行いました。

高性能なマイクのためドラムセット全体の音がほぼバランスよく収音されています。

マイクで収録した生音にエフェクトをかけ、バスドラムにはトリガー音を薄くプラス

懐かしの80’S風サウンドもありました

ちょっと極端なサウンドも面白いですね

こういうサウンドを手元で作れるのは本当に便利です。

メーカー	品番	販売価格	ご注文
YAMAHA	EAD10	￥50,600(税込)	デジマート

担当者コメント

ドラムセットに手元でエフェクトを掛ける事が出来るというのはある意味ドラマーの夢でもあったので、それが簡単にできるというのは大変大きなことです。

また、ヘッドホン、イヤホンを介して自分のサウンドを冷静に聴くことが可能になるので、大音量に酔うのではなく、より繊細な、グルーヴやダイナミクスに気を配った演奏の一助にもなるのではないでしょうか。

もちろん、メトロノーム、録音の機能を活用しての練習も可能。また上記の動画のように高音質かつエフェクトを使用したサウンドを手軽に作成可能。いわゆる「叩いてみた」系の動画作成にも活用できそうです。

アコースティックドラムは音量の問題などで演奏や練習場所が限られてしまい、練習スタイルも変化しつつある昨今ですが、アコースティックドラムを活用し、楽しむアイテムためのアイテムが大好評を頂いているという事は、たいへん喜ばしい事と感じています。

この記事を書いた人

鳥塚（とりづか）

ドラマーさんのお悩み解決のため毎日元気に営業中！ 島村楽器のドラム情報アカウント、@tomtom_toriduka　の中の人です。

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