![■2025年1月更新 *電子ピアノの選び方のポイントは?]]最新人気機種が勢揃い! いざ買おうとなると、カタログを見たり、ネットのレビューを見たりしても、情報が多すぎて、電子ピアノはポイントをつかむのが難しい楽器のうちの一つです。実際に店頭で見たけど分からなかった、調べれば調べるほどわからなくなった […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/sakudaira/wp-content/uploads/sites/48/2020/10/20201029-img_3165.jpg)
■2025年1月更新
電子ピアノの選び方のポイントは?
最新人気機種が勢揃い!
いざ買おうとなると、カタログを見たり、ネットのレビューを見たりしても、情報が多すぎて、電子ピアノはポイントをつかむのが難しい楽器のうちの一つです。実際に店頭で見たけど分からなかった、調べれば調べるほどわからなくなった、そんな方にお役立ち出来るような電子ピアノの情報をまとめました。
電子ピアノ選び、こんな疑問にお答えします。
- ピアノは弾けないけど、どうやって選べば良いんだろう?
- 電子ピアノの選び方のポイントは?
- 色々メーカーがあるけど、結局どのメーカーが良いの?
- 電子ピアノのおすすめの価格帯は?
- 電子ピアノで必要な付属品は何がある?
- 電子ピアノの保証は?
- 電子ピアノを実際に弾いてみたい。
この記事の目次/INDEX
商品一覧・サービスのご案内
- 電子ピアノの選び方ポイントは3つあります。
- 電子ピアノメーカー比較おすすめは?!
- 電子ピアノ価格比較人気品番はこちら!
- 「選び方3つのポイント」まとめお店で電子ピアノを選ぶ時、こんなところにも注目!
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島村楽器は国内メーカー主要モデル全てを取り扱う関係で、今まで数多くのお客様に様々なピアノをご案内、お届けさせて頂きました。日々の様々なご相談や対応がございまして、その経験から、お客様へピッタリな1台をご紹介したい、そして人生で何度もするわけでもない大切な楽器選びですから妥協なく、長くご愛用頂けるピアノをお届けしたい、間違いのない電子ピアノの選び方をお伝えしたいと思っております。
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電子ピアノの選び方のポイントは「3つあります」
次の3点が大切です。
①鍵盤
②音源&スピーカー
③デザイン(サイズ)
細かく調べれば調べるほどきりがないのが、電子ピアノ選びの難しいところ。特に①と②はピアノ演奏において最も大事な「タッチ」と「音」に関係しますので多くのお客様が知りたい、とお考えだと思います。
その1:①鍵盤
電子ピアノの鍵盤は、各メーカーが考える「ベストな弾き心地」で弾けるように作られています。
素材の違い
鍵盤にこだわる事は、すなわちタッチにこだわるという事。普段から良いタッチのピアノで練習することは、ピアノを楽しみ&上達するために大切です。ピアノの歴史から見れば、鍵盤の進化がピアノの進化とも言える重要な要素のうちの一つ。良いタッチとは具体的にはどんなことを指すと思いますか?
よくあるご質問で、「鍵盤の重さはなるべく重い方が良いの?」という事がありますが、「重ければ良し。」というわけではありません。ピアノの鍵盤には鍵盤が下がる時の抵抗感と、上がる時の重さの基本設定があります。指にスムーズについてくる、指に吸い付くような、というような表現をされ、これはすごく感覚的な言葉です。また、アコースティックピアノのタッチというのは、ピアニストの方の要望に合わせて、調律師がある程度の調整(感覚的に重くしたり軽くしたり、反応の速度を変えたり)が可能です。わずかに10mm程度しか稼働しない鍵盤ですが、その深さも紙の厚さ程度の調整をすることが出来、小さいお子様であったとしても、ピアノを弾く人はその極小さな変更を感じる能力があったりもします。ピアニストがコンサートで弾くグランドピアノでは、超絶技巧曲でも鍵盤が反応するように、かなり軽めに調整されていることも多いです。
Q、「そもそもピアノレッスンってどんなことをするの?」
A,ただ「音符どおりに鍵盤を押せればいい」わけではありません!
およそ「習い始めから初心者」に多い4~7歳くらいのお子様の場合、早くて2か月、遅い子でも半年ほどで、「両手演奏」「強弱記号」「スタッカート(跳ねるような短い音)」「スラー(音を伸びやかに繋げる)」といった演奏技法を学びます。
レッスン用ピアノ選びで大切になのは、これらの技法を「出来たつもりにならない」こと。「綺麗な音が出る」というだけの基準で選んでしまうと、「正しく弾けていなくても出来たつもりになってしまう」→「レッスン先のグランドピアノでは弾けないまま」という落とし穴が!指先の微妙な力加減の変化を、正しく音で返してくれるピアノで練習する事が上達のポイントです。
ここを最初に理解しておくことは、ピアノ選びだけでなくこれからレッスンを上手に続けていく上でも本当に大切です。「長く楽しく続けたい」「せっかくなら上手に弾けるようになりたい」という思いは誰にだってあると思います。せっかくピアノに向かうその貴重な時間を是非大切にお考えいただければと日々感じています。
また、子供の習い事であれば、単にピアノを弾けるようになるという事以上に、どんな風に弾いたらどんな音が出るかという事を感じることは、物事に注意深く取り組んだり、自分の感覚と向き合うことで様々な能力と感性を育むことに繋がっています。大人にとっても、ピアノを弾くことは様々な感情表現を含む、豊かな感覚運動なので「ピアノを弾く」だけで脳はフル回転!どう弾くかという思考や判断=「前頭葉」、楽譜を見る視覚=「後頭葉」、鍵盤と自分の体の空間認知=「頭頂葉」、練習してきた記憶思い出しながら聴覚を使って実際の音を聞く=「側頭葉」とほんの一瞬にすべての脳を使うので、抜群の効果が期待できます。
樹脂(プラスチック)鍵盤
15万円までのピアノに多い一般的な電子ピアノの鍵盤です。樹脂鍵盤は耐久性があるというメリットがありますが、中が空洞のため、ピアノならではの抵抗感が感じにくかったり、指が疲れやすいという評価をされる方もいらっしゃいます。数年前まではほとんどがこの鍵盤仕様。その中で各メーカーがピアノらしいタッチが表現できないか、と鎬を削っていました。
木製鍵盤
今や20万円前後のモデルから木材や、樹脂と木材のハイブリッド鍵盤が搭載されるようになりました。数年前までは30万円以上のクラスでご紹介することがメインだった木製鍵盤が各メーカーの開発競争により大変お求め安くなったと感じています。ピアノの鍵盤の仕組みはテコの原理なので、ピアノに近い自然なタッチを再現するために、鍵盤の長さと支点距離が重要。木製鍵盤にすることで、よりグランドピアノに近い押し心地・返り心地を得ることが出来ます。上位機種に上がるほど、鍵盤長さが長くなったり、1鍵1鍵の設定がグランドピアノに近い構造(低音は重め、高音は軽やか)に各メーカー設定されています。現在では電子ピアノはアコースティックピアノの鍵盤そのものを実装している「ハイブリッド」と呼称されるモデルもあり、電子ピアノの中でも、よりリアルを追求されるお客様へご案内することが出来ます。
その2:スピーカーと音源
ピアノ演奏の強弱(ダイナミックレンジ)や表現(ニュアンス)に直接関わる重要な部分です。
スピーカーの数と質
電子ピアノはスピーカーから音が出てきますので、スピーカーの数や配置、質が電子ピアノでもピアノに近い良い音で演奏したいというご要望を叶える事につながります。スピーカーの数が多ければ多いほどアコースティックピアノの包まれるよな響きに近づいて行き、自分の力で強弱をつけた時のグラデーションも細かく感じることが出来ます。上級クラスの電子ピアノでは生ピアノの木の振動感を再現したモデルも発売されています。
2~4スピーカー
10万円までのモデルのほとんどが2スピーカーで、15万円前後のモデルから4スピーカーになります。弱い音もしっかり感じることが出来て、演奏したいニュアンスを表現力できるので4スピーカー以上がオススメです。
6~8スピーカー
上部のスピーカーは高音域、真ん中のスピーカーは中低音域、足元のスピーカーは低音域を再生する役割を果たしており、よりアコースティックピアノに近い広がり感ある立体的な響きを体感できます。一瞬逆に感じるかもしれませんが、普段ご自宅では大きい音を出せないという方ほど、スピーカーの数が多い機種の方をお薦めしています。内容繰り返しとなるようですが、スピーカー数が多いことにより小さい音で弾いても、しっかり強弱を感じることが出来、よりよい練習になるためです。
その3:音源
音源方式の違い
各メーカーの音の個性は音源に現れます。
本物のピアノで比較する際にも同じことをお客様にお伝えするのですが、実は同じメーカーのピアノでも『音』が違うのが生楽器の面白いところです。そして各メーカーがプライドをかけて競っている部分がこの『音』です。メーカーが思う理想の音を電子ピアノに収録しています。
ピアノは弾けない、音楽に詳しくない、というお客様もいらっしゃると思いますが、音楽は味覚にも似ています。誰しもきっと何か感じていただくことが出来ます。ご家族の方が出す音や店員の弾く音や電子ピアノのデモ曲でもいいので、少し耳を傾けて聴いて下さい。
とにかくご自分で体感してみる事をおすすめします。
サンプリング音源
各メーカーによって選び抜かれたグランドピアノから1音1音丁寧に音を録音して音源が作られています。価格が上がるごとにサンプリング音源の音質も向上します。音質の向上とはつまりそれはピアノらしさの向上です。ピアノらしさとは・・・生ピアノの音は強弱の変化だけではなく、例えば、小さい音で弾くけれど、鋭い音や柔らかい音が狙えたりします。そしてさらには弾いた鍵盤から指を離す速さ(時間)で、音の余韻が変わります。
もっとお伝えするとすれば、ピアノは88鍵、弦は230本が張られる多弦楽器で様々な共鳴が魅力。例えば『ミ』の音を強く弾くと、弾いていないはずの『シ』が小さく共鳴してピアノの複雑かつ豊かな響きを構成しています。
つまりピアノ1音1音、88keyに3D~4Dなことを立体的に収録、グラデーションも滑らか、且つ遅延なく音に変えているのが上級モデルの価値『豊かなピアノらしさ』ということです。ピアノの音をデジタル化と一口で言ってしまいますが、シュミレートするのにも再現するにも膨大な量のデータ量と高性能のCPU(電子頭脳)が必要となります。最新の電子ピアノは従来の電子ピアノとここが違います。
モデリング音源
気が遠くなるほど膨大な音データを取込む技術として、1980年代から長く深く進化してきたサンプリング音源。しかもサンプリング技術だけでは音を完璧に再現することは不可能なのではないかとされてきました。そして2017年、ローランドが音源革命したのがモデリング音源です。鍵盤を弾くとハンマーが弦を叩き、音が鳴る「アコースティックピアノの仕組み」を最新のデジタル技術で再現。デジタルにこだわるローランドが理想とするグランドピアノがそこにあります。本物の楽器のように、「自分の音」を演奏によって作り出すことができる音源は弾くたびに、リアルタイムに変化する生きた音をデジタルで技術で体感して頂く事ができ、現在はローランドの15万円以上の機種で採用されています。
Q:どのメーカーが良いの?
A:いろいろなメーカーのピアノ、色々な価格帯のモデルに触れてから選びましょう。
この質問は本当によく聞かれるのですが、今の時代はどのメーカーの電子ピアノもそれぞれ進化していて、どの価格帯にもそれぞれのメーカーこだわりの、魅力あるピアノがあります。〇〇メーカーのピアノの音が好きだから、という声もよく聞きますが、実際のアコースティックピアノは同メーカーでも年代やモデル、調整の仕方、設置環境で全く違う印象すらあるものです。是非フラットな気持ちで弾いた感じと、音の感覚をつかんでもらいたいです。色の好み、味の好み、見た目の好みと同じように『音の好み』も電子ピアノ中から見つけることが出来るはず、と店頭でお客様にいつもご案内しています。
各メーカーの特徴
YAMAHA/ヤマハ
言わずと知れた国内最大の総合楽器メーカー。自社のコンサート用グランドピアノの音を音源に収録しており、すっきりとしたクリアな音色が特徴です。レッスンモデルの「クラビノーバ」シリーズのほか、本物のピアノと同じ鍵盤アクション構造を搭載した「ハイブリッドピアノ」も電子ピアノしか置けない、しかし少しでもピアノの弾き心地に近いモデルを、というお客様から高い評価を得ています。
KAWAI/カワイ
海外でも人気の高い国内ピアノ専門メーカー。カワイグランドの重厚感のある低音とキラキラした高音が特徴です。電子ピアノでは特に鍵盤にこだわりがあり、白鍵だけでなく黒鍵も木製にしているモデルがあるのはカワイの大きな魅力。電子ピアノで木製鍵盤に取り組んだ歴史には一日の長があります。
Roland/ローランド
電子ピアノでは最も長い歴史を持つ、日本が誇る電子楽器専門メーカー。電子ピアノがアコースティックピアノのような振る舞いをする為の最新技術とノウハウがあります。現在モデリング音源を採用している唯一のメーカーです。伸びやかな音で表現力に定評があります。立体音響も手掛けている会社なので、小さい音やヘッドホンで聴いた時の音の立体感、強弱変化は定評があります。伴奏やBluetoothなど楽しい機能が充実しています。ボディーがコンパクトなモデルが多いことも特徴です。
CASIO/カシオ
キーボードでは物足りないという方に絶大な人気を誇るCASIO。コンパクトなデザインやリーズナブルな価格帯が多いのも魅力。シャープではっきりした音が特徴です。「Celviano」の上位機種シリーズはグランドハイブリッドとして世界屈指のピアノブランド『ベヒシュタイン』とコラボレーションしており、本格派ピアノをお探しの方に注目度の高いメーカーです。欧米ではデジタル楽器メーカーとしてしっかりと地位を築いています。
KORG/コルグ
日本のメーカーです。昔は京王技研を名乗っていた電子楽器メーカーで、シンセサイザーは世界的にも一目置かれています。以前はハイグレードモデルまでラインナップされていましたが現在はリーズナブルな価格に特化した電子ピアノが充実しています。趣味で弾く方にも人気のメーカー。どのモデルもコンパクトですが、明るくて力強い響きです。モダンでお洒落なデザインが多いのも特徴です。アップライトピアノやグランドピアノの後付け消音ユニットも有名です。
電子ピアノの各メーカー人気価格帯表
価格帯 | こんな方に選ばれています |
---|---|
5~10万円クラス | キーボードでは物足りない 最初から88鍵盤で練習した方が良い 少しでもコンパクトなモデルが欲しい ピアノは以前にもやっていた。今は何もなくて寂しい ヘッドホンが使えれば先ずはOK |
10~20万円クラス | 各メーカーが競い合うピアノレッスンモデルとして様々な特徴から選べる 続くかどうか心配だけどしっかりしたピアノで練習したい ピアノらしい表現力が出来る音源と鍵盤の仕様 メーカーによっては木製鍵盤になったり音源の種類が上位機種同等になります。 |
20~30万円クラス | ピアノを選ぶなら、これ!という各メーカーが力を入れているがモデルが選べる価格帯。 スピーカーの数が4~6つになり音に立体感が出ます。 鍵盤も木製になり、アコースティックピアノに近いタッチになります。 もっと上手になりたい、よりよいレッスンの為にとお悩みの方も選べる もう既にある程度弾けるという方、もうワンステップ上を目指す方でコスパの良い物をとお考えの方 |
30万円以上~最上位クラス | 表現力がかなり増すので本格的な演奏も可能に 限りなくアコースティックピアノに近いモデルを選びたい方 「本当は生ピアノが欲しいけど、場所や音の問題があるから電子ピアノ」という方。 見た目にもこだわりたいなど |
まとめ:電子ピアノ選びは、お店で実際に3つのポイントを中心にピアノを見てみる!
「3つのポイント」=①鍵盤②スピーカー③音源を基準にタッチと音をお店で比較してみることで、きっと違いがわかってくると思います。お店で電子ピアノを実際に弾いてみる時は「和音と単音」「低音から高音まで」「小さい音から大きい音」をお試しください。弾けるレパートリーがある方には「速い曲とゆっくりな曲」もおすすめです!
弾いてみる時のコツ
よく2、3音だけパラパラ~と弾いている方を見ますが、それでは鍵盤の違いは分かりません。特に高音域の弾き心地は手ごたえも軽やかで、立ったままで単音で弾いても弾き心地の違いを感じることが難しいです。良いピアノになればなるほど、座って弾いた時に一番良く音の響きを感じられるようにスピーカーセッティングされて作られています。立って弾くのとでは弾き心地や聴こえ方も変わってきますので、遠慮せずにイスにお掛けになってお弾きになってください。正しい姿勢でリラックスして座って弾いた時、良いピアノになればなるほど、鍵盤を動かす強さや弾く音域で、鍵盤の重さや音の響きに変化が現れます。この変化があるかないかがとっても大切だと考えます。調律師もグランドピアノのの調整をする際、ピアニストの要望を聴きながら注意深く、この変化を感じ取っていきます。「初心者だから…」と恥ずかしがらず、適当な音でも構いませんので是非いくつかの鍵盤を同時に押してみましょう。例えば、ドミソドやファラドファ、ソシレソなどが弾きやすいと思います。一番右のペダルを踏みこんだままにして黒鍵盤だけ適当に単音で弾いても面白いです。
そして小さい音・大きい音、低い音・高い音で試してみましょう。曲が弾ける方は、簡単な曲でも構わないのでわざと大きく強弱をつけながら曲を弾いて比べて頂くのも分かりやすいです。そのピアノの強弱幅の細やかさや最大幅のようなものを感じることが出来ます。ちなみにお店では、弾けない・分からない・恥ずかしい!という方には、スタッフが代わりに音出しをします。ピアノを弾ける方もゆっくり客観的に聴き比べをすることにより、色々な響きの違いを感じていただくことが出来ると思います。最初は「音の違いなんてどうせ分からない・・・」と仰る方も、実際のピアノの音を聴いて頂ければ小さい子も楽器経験のない方も「結構違うものですね!!」という感想を頂くことが多いです。ご予算やレッスン状況をお伺いしながらご案内しますので、ご来店の際にはお気軽にスタッフへお声がけくださいませ。
ご自宅で使用する環境をイメージして弾きましょう!
例えばご自宅で電子ピアノを弾く時、ピアノのボリュームは絞って使用するというお客様が多いのではないでしょうか?マンションにお住まいの方や夜間にも練習したい方はもちろん、一軒家にお住まいの方でも、ご家族に配慮して、また生活時間帯などに考慮して等、大きな音は出せないから電子ピアノを使う、というお客様の声をよく耳にします。もしそうであれば、店頭で試奏する時もボリュームを少し小さくして弾いてみましょう。音量が大きい時と比べて、弾き心地や音の響き、特に強弱変化が全然違って感じるはずです。小さいボリュームで弾くことがメインのお客様なら「小さい音でも強弱がつくか」「小さい音で弾いたときに鍵盤が重すぎないか」は購入時の大切なポイントとなります。
ヘッドホン使用が多い方は、ヘッドホンで弾いてみましょう。
ヘッドホンは楽器モニター用とオーディオ用で聞こえが違います。また密閉型とオープンエアタイプにも分かれます。さらにはヘッドホンにも価格帯によってランクが存在しますので、比較するときは同じヘッドホンのご使用をお薦めします。ヘッドホンメインのお客様でしたら、ヘッドホン選びの為だけに来店される方もいらっしゃいます。当店にも人気の電子ピアノ用ヘッドホンがございますのでお気軽にご相談下さいませ。
その他にも「デザイン」「カラー」「機能」「サイズ」等々、ピアノ選びの要素は多岐にわたります。
ピアノを弾く方の感性を大切にしながら、後悔なく「大好きな電子ピアノ」を選んでいただきたいと願っております。
少しでも電子ピアノ選びのお役に立てれば幸いです。
皆様のご来店をお待ちしております
電子ピアノで何を選んだらよいのか、生ピアノとの違いはどうなのか、お客様一人ひとり異なるピアノ選びを、一人ひとりに合わせてご提案させていただきます。島村楽器イオンモール佐久平店には、ピアノ専攻のピアノ弾きや、10年以上専門に販売してきたベテランのスタッフもおります。
- 「まずは話を聞くだけ・・・」
- 「店員さんに弾き比べをしてほしい・・・」
- 「自分の演奏を聞かれるのが恥ずかしいから、ヘッドフォンで試してみたい・・・」
などなど大歓迎ですので、お気軽にご相談ください。
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