その「息」、足りてる?~実践ワーク紹介~【笛吹きブログvol.10】

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2024年02月08日

CONTENTSフルート吹きの課題、「息」について語ります正しい息の量は「2ⅿ先まで届く息」実践ワーク!ティッシュで息を可視化!一人ひとりにそれぞれの課題があるのでまずは体験レッスンを♪この記事を書いた人フルート吹きの課題、「息」について語ります こんにちは。フルートインストラクター宮澤です。島村楽 […]

フルート吹きの課題、「息」について語ります

こんにちは。フルートインストラクター宮澤です。
島村楽器コクーンシティさいたま新都心店でフルート・オカリナインストラクターをやっています。
最近の宮澤は、正月太りで(まだ引きずってます…)体重増加中なので、家で筋トレに徹しています(笑)

ところで、皆様、フルートを練習している中で
「低音は出るけど、中音域~高音域がか細い」
「太くていい音がなかなか出ない」
そんな悩みはありませんか?

この音域から上の音を出すの、音が安定しなくて大変ですよね。
ここから上の音域は、特に息の量が必要です。
音が出ない原因は様々ありますが、息が足りていないことがほとんどの場合当てはまります。
ではどれくらい息が必要なのか?

正しい息の量は「2ⅿ先まで届く息」

正確には、「2ⅿ先まで届く勢いのある息」です。
ですので、2ⅿ先にあるろうそくの火を吹き消せるまで息を吐いて~!などスパルタ訓練はしません(笑)
ポイントは、2ⅿ先まで遠くに届けるだけの勢いと量がしっかり意識して出せているか?です。
譜面台に向かって吹いていませんか?
譜面台を突き抜けて遠くまで意識できていますか?

「意識はしたけど実際のところ、どれだけ必要かわからないよ!」

そんな方に、息の可視化としておすすめの練習がこちら!

実践ワーク!ティッシュで息を可視化!

ティッシュを使った、手軽でいつでもできる練習方法をご紹介します。

①ティッシュを目の前に出します。

②息を出します。

この時、ヒラヒラ~ソヨソヨ~はNG!!
ほぼ床と平行に、ビーン!とティッシュがなるのが正しい息の状態です。

やってみると、かなりお腹使います。
息をまとまって出す事に気付くかと思います。

この後に、中音域のラ~3オクターブのロングトーンをやってみてください。
音にハリが出ていい音になるハズ!



一人ひとりにそれぞれの課題があるのでまずは体験レッスンを♪

息だけではなく、フルートを吹くうえでは様々な要素が必要です。
お腹の使い方、のどの使い方、口の中の状態、脱力など、、人それぞれ課題が異なります。
ぜひ体験レッスンにいらっしゃってくださいね。
フルートをもっと素敵に!楽しく演奏するアドバイスをさせていただきます。
お気軽お問い合わせください。

この記事を書いた人

フルートインストラクター宮澤 美紅

フルートインストラクター宮澤 美紅

武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科フルート専攻卒業。
13歳よりフルートを始める。中学・高校と吹奏楽部でピッコロを担当。
これまでに、クラシックフルートを竹澤栄祐、萩原貴子、柳原佑介、ラテン・ボサノバフルートを赤木りえの各氏に師事。
フルートの派生楽器である、ピッコロの演奏も行い、指導にも力を入れている。
2012年より島村楽器フルートインストラクターとして就任。
二回目の育児休暇を経て2020年4月より復帰。二児の母。

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