ファゴットボーカルについて知ろう

ボーカルの役割

そもそもファゴットのボーカルの役割とはなんでしょうか。
人によって様々な意見があると思いますが、まず第一として、ピッチや音程を調整するものだと考えています。

ファゴットってとても音程合わせるの難しくないですか？
それもそのはず、ファゴットはオーボエよりもピッチや音程にとってもデリケートな楽器なんです！

楽器の抜き差しで調整するとしてもボーカルを数mm調整できる程度です。
ベル等を抜いてる方もたまにいらっしゃいますが、楽器の構造上おすすめしません！！

「そんなこと言ったって夏はピッチ上がるし、冬はピッチ下がる！😰」

そうですよね、とても分かります！！！
でも、実はボーカル変えるだけでその悩み解決出来るってご存知ですか？

同じように見えて、全然違う！？

まずピッチに焦点を当てて見てみましょう。
ボーカルは「1」や「2」などそのボーカルの長さを示す数字がついています。
長さによって、そのボーカルのピッチや音程が変わってきます。

つまり、その日の気温や調子によってボーカルを変えることで、ピッチ問題が解決するんです！
ちなみに、日本で主流なボーカルは、1番と2番です。

ボーカルでつくる音色

シングルリードの方々が、リード・リガチャー・マウスピースの組み合わせで音色や音程感をつくっているのを見たことがありませんか？
ファゴットも同様に、リード・ボーカルの組み合わせで音色や音程感をつくるんです！

ボーカルの長さで変わる抵抗感

同じリードで吹き比べた際、長いボーカルよりも、短いボーカルの方が抵抗感が強めに感じられます。
湿度や温度が高い時はピッチが高くなるだけではなく、リード自体の抵抗感も強くなるので、特に長いボーカルがおすすめです♪

タイプで変わる吹奏感

ファゴットボーカルには、大きく分けて4つのタイプがあることをご存知でしょうか。
4つのタイプを用意することで、一人一人の演奏スタイルに合わせて、最適な1本が選べるようになっています。

ファゴットフェア開催

4/22(月)～5/11(日)まで、ファゴットフェアを開催！
また、今回のフェアではヤマハスーパーボーカルが全種並びますので、ボーカルの違いが気になった方は、ぜひこの機会にお試しください。

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