【クラリネット】予算20万・オススメ7本を徹底解説

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2022年04月18日

「部活でクラリネット購入を検討している」「はじめての1本はどれがいいか分からない」そんな声にお応えして、音楽大学クラリネット専攻出身のスタッフが徹底解説!今回は「予算20万円」という、初心者さんにもオススメな価格帯から人気品番7本をチョイス。比較表もあるので是非ご覧ください。 CONTENTS屋外演 […]

「部活でクラリネット購入を検討している」「はじめての1本はどれがいいか分からない」そんな声にお応えして、音楽大学クラリネット専攻出身のスタッフが徹底解説!今回は「予算20万円」という、初心者さんにもオススメな価格帯から人気品番7本をチョイス。比較表もあるので是非ご覧ください。

屋外演奏・サブ楽器にぴったり

バックーン・合成素材管体クラリネットAlpha(アルファ)

バックーン・合成素材管体クラリネットAlpha(アルファ)

合成素材(体感、ABS樹脂に近いです)ながらも、キィ形状や設計は後述する上位モデル・Bate(ベータ)と同じというハイコストパフォーマンスモデル。
「音色が限りなく木製管体に近い」というのが最大のポイントで、1本目ながらも本格的な演奏が楽しめます。
また、穴をふさぐ部品(パッドといいます)もバックーン社オリジナルで、100万円を超える品番と同じパーツを使用。他社のパッドと比べて格段に寿命が長いので交換の必要がほとんど無い(!)というのもランニングコスト的に◎。

¥89,100税込

ヤマハ・ABS樹脂製クラリネットYCL-255

ヤマハ・ABS樹脂製クラリネットYCL-255

管体が木製でなし、ABS樹脂で出来ているYCL-255。簡単に音が鳴らせる&木製楽器にある「管体割れ」の心配がない、というのが最大のポイント。
音色の豊かさは木製に軍配が上がりますが「マーチングバンド部で普段の練習は校庭や体育館だ」という方や「夏に野球応援があるのでメイン楽器のコンディションが心配」という方がサブ楽器としてご購入する事も多いんです。
「趣味としてまずここからスタートしてみて、楽しくなったら2本目を検討」なんて方にもぴったりです!

¥94,050税込

やっぱり持つなら木製がいい!という方へ

グラナディラ製クラリネットYCL-450

グラナディラ製クラリネットYCL-450

ヤマハは、すっきりした音色の「CS」・まろやかな音色の「SE」の2系統ありますが、450はCS系。
初心者さんでも吹きやすく、最初の1本としてもおすすめ。
指の負荷を減らすストラップを掛けられる「ストラップリング」搭載な点も魅力的。

¥153,450税込

グラナディラ製クラリネット・コラボモデルE-11S

グラナディラ製クラリネット・コラボモデルE-11S

人気クラリネットメーカー「ビュッフェ・クランポン」と島村楽器のコラボレーションモデル。
①ジョイントリングを金めっきへ変更
②バレル(と呼ばれる部位)を日本の気候に合わせて1mm設計変更
③付属リガチャーとマウスピースを上位モデルと揃えランクアップ
④クラリネット奏者・加藤明久氏の「クラリネットをはじめた方への7つのステップ」動画プレゼント
コラボならではの特典もりだくさん!従来品の+19,800円でここまで付く、ハイコストパフォーマンスモデル。

¥165,000税込

グラナディラ製クラリネットBeta(ベータ)

グラナディラ製クラリネットBeta(ベータ)

クラリネットの部品販売から始まったBACKUN(バックーン)社の木製クラリネット。
昨今の吹奏楽で人気の「まろやかな音色」がとにかく出しやすい!一度吹くと戻れない、魅惑的な音色がなによりもポイント。
穴をふさぐ部品(パッドといいます)もバックーン社オリジナルで、100万円を超える品番と同じパーツを使用。他社のパッドと比べて格段に寿命が長いので交換の必要がほとんど無い(!)というのもランニングコスト的に◎。

¥193,050税込

グラナディラ製クラリネットE-12F(トラディショナル)

グラナディラ製クラリネットE-12F(トラディショナル)

クラリネットの人気メーカー、ビュッフェ・クランポン。
初心者さん向けのモデルを「E11」「E12」「E13」の3品番で展開しており、11と12は付属ケースが2種類あるので予算に応じて選ぶ事が可能。
ちなみに上位モデルは「トラディショナル」と呼ばれるケースが付属するので、当然ですが11と12もトラディショナル版が人気です!
ストラップリング付指掛けも見落とせませんが、丸く柔らかな音色に加えて吹きやすさが最大の魅力。

¥202,400税込

<番外編>あともうちょっと背伸びをすると……

グラナディラ製クラリネットYCL-650

グラナディラ製クラリネットYCL-650

吹奏楽でイチオシ人気といえば650(ろくごーまる、なんて呼ばれます)!
2022年春に設計見直しも入り、パッドが革製に切り替わるなど部活動でハードに使う方に寄り添ったモデルに生まれ変わりました。
他モデルと試奏時に比べると「ん?息が入りにくいかな?」と思うのですが、吹けるようになってくるとその抵抗感がむしろ心地よく感じられます。
中学3年間だけでなく、高校まで使おうかな…と思っている方にもおすすめ。

¥232,650税込

一覧で見比べてみると……

予算20万円で「ヤマハ」「クランポン」「バックーン」を価格順で並べてみました。クラリネットは見た目がほとんど一緒で「一体何に値段が違うの?」と思う方がほとんど。木製の場合は使う部位の樹齢と設計で値段が動きますが(ワインみたいですね!)同じような価格帯では樹齢はほぼ同じなので、試奏して好きだなと思う音色や吹き心地で決めてしまってOK!

品番売価(税込)
管体の素材おすすめポイント
Alpha¥89,100合成樹脂劣化パーツが少ない
屋外演奏にもオススメ
YCL-255¥94,050
ABS樹脂
とにかく吹きやすい・明るい音色。
管体も軽い
YCL-450¥153,450
木製すっきりした音色。吹きやすい
YCL-450M¥163,350上管内側コーティング
木製
割れが発生しやすい管体の内側を樹脂層で保護したバージョン。
すっきりした音+やや抵抗感。
E11S¥165,000木製①ジョイントリングを金めっきに変更
②日本の気候に合わせ1mm長いバレル
③付属マウスピース・リガチャーをランクUP
ずっと使うものだからこそ、最初から良い物を。明るく柔らかい音色が魅力的。
E12F
(ポシェットタイプケース)
¥184,800
木製中身はE12F、ケースが背負えるリュックタイプに。学校鞄がリュックでないのであればオススメ。
音色は明るめ、抜群の吹きやすさ。
Beta¥193,050
木製劣化パーツが少なく、部活などハードな使い方をする方にも安心。
まろやかな音色はこの価格帯でもトップクラス
E12F
(トラディショナルケース)
¥202,400木製中身はE12F、ケースが上位モデルとお揃いに。
音色は明るめ、抜群の吹きやすさ。
YCL-650
¥232,650
木製予算20万(前後)の中ではトップクラスの抵抗感。長く使う事を想定した設計、しっかりしたメロディラインも吹きやすい重厚感が感じられます。

はじめてのクラリネット選びはちょっぴり不安……という方にこそ、専門店であるWind&Repair(ういんど&りぺあ)へご相談ください。まずはお電話で打ち合わせ、その後「オンライン決済」「ご家族揃ってご来店」などお一人お一人にあわせご案内が可能です!

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