Benjamin Banks, U.K. – Salisbury, 1766 ヴァイオリン ベンジャミン・バンクス

シマムラストリングス秋葉原

シマムラストリングス秋葉原店舗記事一覧

公開:2025年12月07日

更新:2025年12月07日

ベンジャミン・バンクスBenjamin Banks

ベンジャミン・バンクスBenjamin Banks

<Description>
-Country: U.K.
-Year: 1766
-Body Length: 357mm
-Upper Bouts: 163mm
-Middle Bouts: 111mm
-Lower Bouts: 201mm
-Diapason: 188mm
-Stop Length: 323.5mm
-Certificate: Jean-Jacques Rampal(2025)


「イングランドのアマティ」として知られるバンクスは、1760年代にイングランド西部のソールズベリーで弦楽器製作者として頭角を現し、当時のロンドン最高水準の技法を取り入れ、自信のスタイルを確立しました。

*本作品は「委託販売品」のため、シマムラストリングス秋葉原 限定展示となります。予めご了承下さい。

¥9,900,000税込

Benjamin Banks Profile

1727年生–1795年没。14歳の時に叔父のWilliam Hutoft(ウィリアム・ヒュートフト)の下で修行を始め、当時はギターや鍵盤楽器など様々な楽器を製作していました。1747年に叔父が急死した後、バンクスが工房を引継ぎ、オーケストラ用弦楽器の製作に専念することを決意。1760年代には、イングランド、特にソールズベリーで卓越した弦楽器製作者として頭角を現しました。彼は首都から120km離れた地に居ながらロンドンの楽器業界と深い関わりを持ち、その作品にはロングマン&ブロデリップやロンドンの主要小売業者であるトーマス・カフサックの刻印が確認されています。作品の大半は名器:Nicolo Amati(ニコロ・アマティ)にインスピレーションを得ており、Thomas Kennedy(トーマス・ケネディ)に代表される典型的なイングリッシュ・スクールを含む多様なスタイルも採用しながら、異なる市場向けに様々な品質の楽器を製作しました。当時の英国教会では楽器アンサンブルが一般的であったことから、教会市場を顧客としていたことを示す証拠が存在しています。

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。