Amédée Dieudonné 1890年生まれ。名門弓メーカー:Charles Nicolas Bazin(シャルル・ニコラ・バザン)の息子:Gustav Bazin(ギュスターヴ・バザン)の門下でその才能を開花させました。若き日にブリュッセルのHilaire Darche(イレール・ダルシュ) […]

Amédée Dieudonné, France – Mirecourt, 1934 ヴァイオリン アメデ・デュドネ

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公開:2026年02月20日

更新:2026年02月20日

アメデ・デュドネAmédée Dieudonné

アメデ・デュドネAmédée Dieudonné

<Description>
-Body Length: 355mm
-Upper Bouts: 166mm
-Middle Bouts: 112mm
-Lower Bouts: 205mm
-Diapason: 194mm
-Certificate: Alexander Snitkovski
-JAN: 2370000581082


アメデ・デュドネがその卓越したキャリアの絶頂期に、古典的なアマティモデルを再解釈して生み出した極めて貴重な一挺。奇跡的なミント・コンディションを保っており、1934年の製作当時の輝きを失うことなく、見る者を圧倒する品格を湛えています。
アマティ特有の優美なアーチから紡ぎ出されるのは、ハーモニーを美しく、そしてどこまでも柔らかく奏でる印象的な音色。静謐でありながらも深い響きを湛えたこの楽器は、フランス弦楽器製作の伝統を正しく継承する者だけが到達し得た、一つの到達点と言えるでしょう。

¥1,980,000税込

Amédée Dieudonné

1890年生まれ。名門弓メーカー:Charles Nicolas Bazin(シャルル・ニコラ・バザン)の息子:Gustav Bazin(ギュスターヴ・バザン)の門下でその才能を開花させました。若き日にブリュッセルのHilaire Darche(イレール・ダルシュ)の工房で研鑽を積んだ彼は、1920年頃、弦楽器製作の聖地として名高い故郷ミルクールへと帰還し、その後40年間にわたり弦楽器界に多大な影響を及ぼす黄金時代の幕開けとなりました。

数々のヴィルトゥオーゾを顧客に持つRudolph Wurlitzer(ルドルフ・ウーリッツァー)、William Moennig & Son(ウィリアム・メーニック&サン)といった国際的なディーラーや、さらにはMarc Laberte(マルク・ラベルト)、Roger&Max Millant(ロジェ&マックス・ミラーン)といった著名な工房のために数多くの楽器を供給しました。彼の作品には、誇り高く自筆署名が添えられたラベルのものから、工房の総力を結集したワークショップ作品まで多岐にわたりますが、そのすべてに共通するのは、一切の妥協を排した職人魂です。

教育者としての資質も非常に高く、後に20世紀最高峰のフレンチ・ヴァイオリン鑑定の権威として名を馳せるEtienne Vatelot(エティエンヌ・ヴァテロ)もまた、若き日にデュドネの門を叩いた一人です。ヴァトロは後に、師の工房での日々を「驚異的な職人技の宝庫」であったと回顧しています。

1950年代まで精力的に製作を続け、1960年に惜しまれつつこの世を去るまで、彼はミルクールの伝統を体現する最後の巨匠の一人として、弦楽器史にその名を深く刻みました。

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