島村楽器グランフロント大阪店 過去イベント ~2013年~

グランフロント大阪店

グランフロント大阪店店舗記事一覧

2022年03月30日

2013年11月23日(土) ローナン・マギル グレイスフルコンサートvol.4

イギリス人ピアニストのローナン・マギルさんをお迎えいたします。
生誕100周年のイギリスの作曲家ベンジャミン・ブリテンの愛弟子で、
イギリス・ヨーロッパはもとより、アジア各国でも活動を広げていらっしゃいます。
多くの巨匠に称賛された、色彩豊かで美しい響き、情熱的な演奏を、ぜひごゆっくりとお楽しみ下さい。

プログラム

・ ベンジャミン・ブリテン : 組曲「休日の日記」Op.5より 「早朝の水浴」・「帆走」
・ ラフマニノフ : 楽興の時 第2番 変ホ短調 Op.16
・ ラフマニノフ : リラの花 Op.21 No.5
・ ラヴェル : “水の戯れ”
・ ベートーヴェン : ピアノソナタ 第23番 ヘ短調 Op.57 「熱情」

ローナン・マギル(Ronan Magill) プロフィール

ピアニスト:Ronan Magill(ローナン・マギル)さん

1954年英国シェフィールドに生まれ、幼い頃からその豊かな才能を認められる。1963年には世界的なヴァイオリニストのユーディ・メニューインが若手音楽家のために設立した音楽学校第一期生として迎え入れられる。1969年には英国最大の音楽家ベンジャミン・ブリテンと出会い、「彼の驚くべき音楽性と知性、それはまさに天から与えられた才能である」と賞賛される。その後、ロンドンの王立音楽院でピアノと作曲を学び、20歳の若さで首席卒業。卒業時には最高賞ゴールドメダルとコベット賞を獲得。1974年、ロンドンのウィグモア・ホールとサウスバンクでデビュー公演を行い、更にブリテンの勧めによりパリへ移る。コンセルヴァトワール・ヨーロピアンではイヴォンヌ・ルフェビュールに師事し、最優秀賞(プレミエ・プリ)を受賞。また1975年にはロンドンで「GLAA ヤング・ミュージシャン・アウォード」を受賞し、それをきっかけにBBCテレビで数々のリサイタルやロンドン・シンフォニー・オーケストラとの協演を果たす。その後もしばらくパリに留まり、サル・ガヴォーやサル・プレイエルでリサイタルを開き、フランスのラジオやテレビで演奏する傍ら著名な演奏家や教育者のもとで勉強を続け、ピエール・サンカン、ベネディッティ・ミケランジェリ、ニキタ・マガロフにも師事した。
国際的なピアノコンクールにおいては
― 1985年 「第一回 ポーランド ミロシュ・マギン国際ピアノコンクール」 優勝
これにより、フィルハーモニア・スラカと共演、ポーランド全国でラフマニノフのピアノ協奏曲第3番の演奏会を成功させる。
― 1994年 「第3回 英国コンテンポラリー・ピアノ・コンクール」 優勝
受賞後は、イングリッシュ・ノーザン・フィルハーモニアと協演するなど、イギリス各地で演奏を行う。
1999年、ロンドンのクィーン・エリザベスホールでモーツァルトのピアノ協奏曲K595を演奏、同年のドイツでの初公演は「素晴らしいデビュー」(ライニシュ・ポスト紙)と大好評を博す。翌2000年12月に行われたカーネギーホール(ワイル・リサイタルホール)でのリサイタルも大成功を収める。2001年には、ベンジャミン・ブリテンとの関わりがBBCラジオ3で取り上げられ、2004年にはブリテンを特集したBBCのテレビ映画にも出演。ロンドンのサウスバンクでのリサイタルや、ロイヤル・フィルハーモニック、フィルハーモニア・オーケストラとの協演、BBCラジオ3での演奏、さらにオールドバラ、リッチフィールド、アボッツベリ―、カンタベリーなどでの音楽祭、レバノンのアル・バスタン・フェスティバルなどに出演し幅広く活躍。英国内での演奏はもとより、アジアにも活動を広げている。
2006年6月には、英国大使館・大妻大学共催公演で来日し、東京、宮崎でコンサート。以来毎年各地で演奏活動を展開する。2007年12月には東京芸術劇場大ホールとみなとみらい大ホールでのリサイタルを成功させ、2008年10月にはフィリアホールでのUK-Japan2008公認イベント、英国音楽特集リサイタルで好評を博す。2013年には紀尾井ホールでリサイタル好評を博す。2014年3月4日、ロンドン カドガンホールにてラフマニノフピアノ協奏曲第3番を演奏予定。
幅広いレパートリーを持ち、とりわけロマン派から現代における作品の演奏に高い評価を得ている。
スタインウェイ・アーティスト。

2013年11月17日(日)アテフ・ハリム バイオリンコンサート

2013年11/15(金)~17(日)開催の『弦楽器フェスタ』特別企画として、バイオリニスト、アテフ・ハリムさんをお迎えしてのコンサートを開催いたします。日本全国でリサイタルを行い、チャリティや子どものためのコンサート活動にも力を入れているアテフ・ハリムさん。音楽への情熱あふれるエネルギッシュな調べを、どうぞお楽しみ下さい。
皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

プログラム

・ マスネ 「タイスの瞑想曲」
・ エルガー 「愛の挨拶」
・ サン=サーンス 「死の舞踏」
・ ラフマニノフ 「ヴォカリーズ」
・ J.ウィリアムズ 「『シンドラーのリスト』のテーマ」
・ ブラームス 「<F.A.E. ソナタ>よりスケルツォ」

バイオリン : アテフ・ハリム

エジプト人の父とフランス人の母の間にカイロで生まれ、5歳でバイオリンを始める。9歳でオペラ「アイーダ」の初演で知られる旧カイロオペラハウスの舞台に出演し、以後プロとしてのキャリアを始める。
13歳で単身パリに渡り、ルネ・ベネデティ、レオニード・コーガン、ヤシャ・ハイフェッツ、ユーディ・メニューイン、ヘンリク・シェリングなどに師事。パリ国立高等音楽院卒業後、フランス国立管弦楽団に入団、若くしてコンサートマスターを務める。数年後、ヘンリク・シェリングとの劇的な出会いから職を辞し、彼の元で4年間内弟子として研鑽を積み、ソロに転向。ヨーロッパ各地の音楽祭やTV・ラジオ出演も多数。カール・ベーム、レナード・バーンスタインなど有名指揮者や多くの優れた演奏家達と共演する。
レコード製作では、ル・モンド誌、ディアパゾン誌上で最優秀賞『四つ星』を受賞、<最も知的で輝かしい音楽家>と賞賛された。
1993年、日本での演奏活動を開始。全国でリサイタルを展開し、ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ全曲連続演奏シリーズ、ブラームス ヴァイオリンソナタ全曲演奏全国ツアー、“ゴールデンバロック” “モーツァルト vs プロコフィエフ” “フランスの香り” “ドイツ3大B(バッハ・ベートーヴェン・ブラームス)の調べ” などの興味深いテーマのコンサートを行う。モスクワ放送管弦楽団、カイロ・シンフォニー、神奈川フィルなど国内外のオーケストラとの共演も多数。また、タンゴとの競演、廃校になった小学校体育館でのコンサート(NHKで全国放送される)、赤ちゃんと寄り添って聴くコンサートなどクラシック音楽の楽しさを幅広く伝える活動や、東日本大震災復興支援、カンボジアやミャンマーに学校や病院建設、小児がんの子供のためのチャリティコンサート、被災地でのコンサートなども積極的に行っている。
日本でもこれまでに8枚のCDをリリースし、「徹底的に独自のスタイルを磨き上げ、誰も真似の出来ない世界を作り上げた」と高く評価される。NHK・TBSなどのTVやラジオ出演も多く、ユーモアあふれる親しみやすいキャラクターで親日家ぶりを発揮している。
「音楽こそ、すべての人が分かりあえる唯一の言葉、そして平和につながる確かな希望」という信念のもと、情熱的な心で、音楽の「希望」を伝え続けている。

Official Site http://atefhalim.com/

2013年11月10日(日)前田幸弘 サクソフォンコンサート

関西を中心に演奏をされているサクソフォン奏者、前田幸弘氏を当店に迎えてコンサートを開催いたします。
ミ・ベモルサクソフォンカルテットをはじめとしたアンサンブル・ユニットはもとより、ソロとしても精力的に活動されている前田さん。
今回はクラシックをはじめとした耳に心地良いプログラムをご用意しておりますので、日曜日の午後のひととき、サックスの音色に酔いしれてみてはいかがでしょうか。

プログラム

R.ブートリー/ディヴェルティメント
C.ドビュッシー/ラプソディー
E.モリコーネ/ニューシネマパラダイス
A.ピアソラ/リベルタンゴ 他

前田幸弘 プロフィール

兵庫県生まれ。兵庫県立伊丹高等学校を経て、大阪芸術大学演奏学科に入学。1998年同校を主席で卒業。卒業時に学長賞を受賞。同校卒業演奏会、東京読売新人演奏会、関西新人演奏会、YAMAHA管楽器新人演奏会等多数出演。2001年、2003年、2006年、2010年にソロリサイタルを開催。「ミ・ベモルサクソフォンアンサンブル」のメンバーとして、1997年スペインのヴァレンシアで、2006年にスロベニアで開催された、第11回及び第14回世界サクソフォン会議で演奏。2006年にサックス、尺八、ピアノによる異色のユニット、「トリオ・アガペ」を結成。東京、大阪、名古屋等、全国各地で精力的なライブ活動を展開している。また、大阪フィルハーモニー交響楽団など、関西の主要オーケストラに客演演奏家として数多く出演。
大阪芸術大学、音楽教室ムジークドルフで講師を勤める傍ら、「ミ・ベモルサクソフォンアンサンブル」「なにわオーケストラルウィンズ」「クレオ・サクソフォンクインテット」「トリオ・アガペ」のメンバーとしても活躍中。

2013年11月4日(月・祝)ヴァイオリン&フルート&ピアノコンサート「ロマンティック・メロディーズ」

恋から生まれた素敵なメロディーをお届けする、ヴァイオリン・フルート・ピアノによるコンサート「ロマンティック・メロディーズ」
ロマンティックな秋のひと時をお楽しみください。

プログラム

「ロミオとジュリエット」
「タイスの瞑想曲」
「エリーゼのために」 (辰巳友紀編曲)
「告別のワルツ」 他

ヴァイオリン : 潮 新一郎(うしお しんいちろう)

潮 新一郎(ヴァイオリン)

大阪教育大学特設音楽過程卒業。同大学院修了。
在学中より大阪チェンバーオーケストラおよび宝塚歌劇団オーケストラに所属。
またアルテュール弦楽四重奏団主宰、ゼファー室内合奏団第一ヴァイオリン奏者、
オルケスタ・アストロリコメンバー、レストロ・アルモニコ弦楽合奏団コンサートマスターとして
各地でのコンサートに幅広く活躍。
今獅子祥子、宿谷苑生、伊藤陽子、稲垣琢磨の各氏に師事。

フルート : 笠井 詠子(かさい えいこ)

笠井 詠子(フルート)

大阪教育大学音楽科卒業、研究家修了。
京都フランス音楽アカデミーにてP.ピエルロ氏のマスタークラス修了。
島村楽器音楽教室講師、音楽事務所オレンジノート他所属、
室内楽やサロンコンサート、ライブ、ブライダル演奏等多数出演。
「学園前フルート・クラリネット教室」主宰。

ピアノ : 辰巳 友紀 (たつみ ゆき)

辰巳 友紀 (ピアノ)

神戸山手女子高校音楽科、神戸女学院大学音楽学部ピアノ専攻卒業。
在学中、同校定期演奏会、ベガフレッシュコンサート、OMOジュニアコンサート等に出演。
また、ロサンゼルスにて、インターナショナルピアノシンポジウムに参加、演奏する。
JPTA日本ピアノ教育連盟ピアノオーディション、兵庫県学生独唱独奏コンクール、
神戸国際学生音楽コンクール等、様々なコンクールに入賞。
現在は、後進の指導にあたる傍ら、伴奏者として各地でコンサートに出演、
また、サックス・パーカッション・ピアノのユニット「クレセンツ」のピアニストとして活動。

2013年10月6日(日) 赤木りえ フルートコンサート&クリニック

フルート奏者の赤木りえさんをお迎えして、コンサートとクリニックを開催いたします。
「カリビアンフルートの第一人者」として、サルサやジャズ、現代音楽などジャンルを超えてご活躍されている赤木りえさん。
クラシックで培われた高い技術力で「魔法のフルート」と称されるアグレッシブで美しい音色を、クリニックでは「ジャズ・ボサノヴァ」の世界を赤木リエさんと一緒に吹いて体感して頂ける予定となっております。ぜひお楽しみ下さい。
コンサートのみ、クリニックのみのご参加も可能です。皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

プログラム

コーヒールンバ
月の砂漠
オブセシオン
明日にかける橋
モルダウ 他

赤木りえ (フルーティスト)

カリブ海と日本を拠点に両地域で活躍するカリビアンフルートの第一人者。文化庁の文化使節として2000年から01年にかけて、プエルトリコに滞在した事がきっかけとなって、音楽のみならず日本文化セミナーを現地の大学で行うなど両地域の文化交流を積極的に展開する。その功績が高く評価され、2005年にはプエルトリコのユネスコから表彰された。03年、08年には自身のグループを率いてのカリブ海ツアーを敢行し大きな評判を呼んだ。
グラミー賞受賞ピアニスト、ミシェル・カミロとのデュオ2曲を含む『カリビアン・フルーツ』(07年)に続き、09年に15作目となる『フルーツ・ジャムfeaturing赤木りえ』を発表。
2012年8月、プエルトリコで毎年恒例の「カロリーナ・インターナショナル・ジャズフェスティバル」に出演し、オープニング・ナイトのメイン・アクトをつとめ、7000人の観客から喝采をあびた。さらに、ラテン・ジャズ界を代表するトランペット奏者、ルイス・ペリーコ・オルティス、アルトゥーロ・サンドバルともフィナーレで共演。
またここ数年は後進の育成にも力を注ぎ、各地でのフルート・クリニックや吹奏楽の指導を積極的に行っている。東京藝術大学器楽科(フルート専攻)卒業。プエルトリコ音楽院(別名:カザルス音楽院)招待教授。

Official Site http://www.rie-akagi.jp/

2013年9月15日(日)浦山 純子 グレイスフルコンサートvol.3

「スタインウェイアーティスト」浦山純子さんをお迎えいたします。2005年までロンドンを拠点に活動されていて、ワルシャワ ショパン音楽院留学の経歴を持ち、2005年までロンドンを拠点に活動されていた浦山純子さん。華麗で魅力溢れるショパンの演奏と、もうひとつの魅力でもあるエネルギッシュなラフマニノフの演奏をお楽しみください。

プログラム

-ショパン : アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22
-ショパン : エチュード集 作品25より No.1エオリアン・ハープ
      幻想即興曲 作品66
-ラフマニノフ : 幻想的小品集 作品3より No.2前奏曲 No.4道化師

浦山 純子 プロフィール

4歳よりピアノを始め、桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業後、ポーランド国立ワルシャワショパン音楽院に留学。
1995年ラヴィーウ国際ピアノコンクール優勝、及び最優秀ショパン賞(ポーランド)、1998年ポリーノ国際ピアノコンクール最高位(イタリア)をはじめとする数々の賞を受賞。1996年よりロンドンを本拠地とし、名門ウィグモアホールにてデビュー。
ヨーロッパ各国でソロリサイタル、コンチェルトから室内楽に至るまで幅広く活動し、2002年には、ウラディミール・アシュケナージ指揮フィルハーモニア管弦楽団とグリーグのピアノ協奏曲を共演、同年再び招かれチチェスター音楽祭にて演奏。
2005年より東京に拠点を移し、雅楽師・東儀秀樹氏とのジョイントコンサート、ホロヴィッツのピアノによるスタインウェイ・ガラコンサート、お話音楽館など、多彩な企画を含めた演奏活動を展開中。
また、スタインウェイ・ジャパン(株)の“Young Virtuoso Series”のアーティストとしても全国各地でコンサートを行うほか、国内外で教育・福祉関係のためのチャリティー活動にも力を入れている。
2009年よりスタートさせた「心の旅への誘い」シリーズでは、「奥の細道」から着想された『芭蕉の奥の細道による気紛れなパラフレーズ』を取り上げる独創的な企画で注目を集め、2012年6月にソニーミュージックダイレクトより4枚目のCD<Voyage>がリリースされた。
浅野繁、奥村洋子、安川加壽子、アンジェイ・ステファンスキ、スラミタ・アロノフスキ各氏に師事。
スタインウェイ・アーティスト。
Web Site http://www.junkourayama.com/

2013年8月18日(日)勝田一樹 サックスライブ&クリニック

サックス奏者の勝田一樹さんをお迎えしてのサックスライブ&クリニックを開催いたします。
サックスライブでは、フュージョン界の人気プレイヤーの凄さを間近で体感できますので、その演奏に圧倒されること間違いありません。
また、クリニックでは練習方法などを皆さんの質問に答えていただく形でわかりやすく教えていただけます。
CDの販売、サイン会も実施いたしますので、勝田さんと触れ合える絶好の機会です。
ライブのみ、クリニックのみのご参加も可能です。皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

勝田一樹 プロフィール

高校在学中にサックスと出会い、1988年織田哲郎のライブサポートとしてプロ活動を始める。1992年、増崎孝司、小野塚晃と共に『DIMENSION』を結成。
バンドとしても、そしてプレイヤーとしてもこれまでに「ADLIB」誌において何度もベスト部門に輝いている。アルトサックス・プレイヤーとしてアンサンブルの中に溶け込む力強さと優しさを調和させたそのスタイルとブラスセクションのアレンジ力も他のアーティストから高い評価を得ている。ソロ活動としては『JAFROSAX』名義でクラブ系のミュージシャンとアルバムをリリース、また窪田宏(Electone)、石川雅春(ds)と『K.K.JAM』を結成するなど、ジャンルを問わず国内外で活動している。

2013年8月11日(日)ミハイル・カンディンスキー グレイスフルコンサートvol.2

ロシア出身「ピアノ界の詩人的存在」といわれている、ミハイル・カンディンスキー氏をお迎え致します。最近、人気が出てきているロシア音楽。プログラムには、ロシア音楽を広めた最強メンバー「ロシア5人組」の生みの親とも言われる「グリンカ」をはじめとする、濃い内容となっております。カンディンスキーのロシアニズムと併せて、ショパン・リスト・グリンカとおなかいっぱいになる演奏をお楽しみください。

プログラム

-ショパン:3つのマズルカ 作品59
-グリンカ:アリャビエフのロマンス“鶯”による変奏曲 
-リスト:巡礼の年 第2年 (イタリア)より ペトラルカのソネット 第104番

ミハイル・カンディンスキー、プロフィール

1973年モスクワ生まれ。
1991年グネーシン音楽学校在学中ロシアオーケストラとプロコフィエフのピアノ協奏曲第1番を共演しデビュー。
モスクワ音楽院に進み名誉を得て首席卒業。その後全額給費生として渡英、英国王立音楽院大学院修了。ウィンゲート賞受賞。更にロシア・グネーシン記念音楽院大学院にて研鑽を積む。これまでにM.シャリコヴァ、E.ヴィルサラーゼ、H.ミルン、W.トロップの各氏に師事。
特にラフマニノフを中心とするロシア音楽では「多くの音楽家たちが今日聴くことのできる最高峰として受け止めるであろう」と本国ロシアから高く評価され、モスクワ・ラジオ放送録音の「ラフマニノフ24のプレリュード」は今なおモスクワに放送されている。
音楽祭ではカーガン記念国際音楽祭(ドイツ)、メトネル記念音楽祭(ロシア)、オルガン・プラス音楽祭、セント・マリーズ音楽祭(イギリス)等にしばしば客演。
2000年に初来日、2012年より川崎市に在住。ザ・フェニックスホール、日経ホール等にてリサイタル、ウィーン・フィルやN響のメンバー、アナスタシアとの共演等活躍。
録音ではソロ・アルバムを7枚リリース、いずれも好評を得ている。
現在、洗足学園音楽大学講師、ヴァンクール音楽院特別講師 、東京ピアノコンクール、ヨーロッパ国際ピアノコンクール in Japan 、ショパンコンクール in Asiaの各審査員を務める。
趣味は自然散策、薪能鑑賞、書道、チェス。
大画家W.カンディンスキーの家系にあたる。

2013年8月3日(土) ザウターピアノの社長をお迎えしてプロモーション開催致します。

SAUTER ザウターピアノ 梅田 大阪 関西

1819年創業。それは、ベートーヴェンが生きていた時代までさかのぼります。
最古の創業者直系ピアノメーカー「SAUTER(ザウター)」ピアノ。
全ての素材をドイツ製にこだわり、大量生産ピアノでは表現できない個性と美しい音色を特徴に持ちます。
現在も伝統を受け継ぎ、創業当時から変わらずドイツ・シュパインヒンゲンの町で世界最高峰を目指し、
ピアノ造りを続けています。
ザウター社長ウルリッヒ・ザウター氏が来日ご来店し、ザウターピアノの魅力をたっぷりとお話してくださいます。
皆様のご来場をお待ちいたしております。

「ザウターピアノの魅力」 お話 : ウルリッヒ・ザウター氏

-ザウター社の歴史
-ザウターピアノのこだわり、製造工程
-ザウター社特許の「R2アクション」のご紹介
-Peter Maryデザインモデルのご紹介

ザウターピアノコンサート プログラム

-モーツァルト・ピアノソナタ KV.330より 第3楽章 「トルコ行進曲」
-ベートーヴェン・ピアノソナタ 第23番 Op.57 熱情より 終楽章
-ショパン・幻想即興曲
-ラフマニノフ・前奏曲 Op.3No2「鐘」 他

演奏者 : グランフロント大阪店ピアノ講師・脇 華慧(わき はなえ)

グランフロント大阪店ピアノ講師・脇 華慧(わき はなえ)

今春桐朋学園大学音楽学部卒業。
2007年第21回「ヤマハ夢のコンチェルト」(於:いずみホール)にて守山俊吾指揮により、
グリーグのピアノコンチェルトをオーケストラと共演。
2012年第14回万里の長城杯国際音楽コンクール・大学の部 第6位入賞。
入賞者記念コンサート出演。その他コンクール多数入賞・演奏会出演歴有り。
現在後進の指導にあたるほか、演奏者、伴奏者として活動中。
フルート・ピアノのユニット「Duo Enchante(デュオ アンシャンテ)」を結成。

2013年7月7日(日) 小林香織 サックストーク・ミニライブ&クリニック

サックス奏者の小林香織さんをお迎えしてのトーク・ミニライブ&セミナーを開催いたします。
トーク&ミニライブでは、サックス演奏の楽しさや上達のための練習方法など、
小林のアジアでの演奏体験談などをまじえた楽しいトークショーとサックス生演奏のミニライブをお楽しみいただきます。
その後CDの販売。サイン会も実施いたします。
ライブのみ、セミナーのみのご参加も可能です。皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

小林香織 プロフィール

サックス奏者/作編曲/プロデュース

1981年10月20日 神奈川生まれ、東京育ち。
ピアノ教師である母親とカメラマンの父親の間に生まれ、中学1年生から吹奏楽部でフルートを始める。
高校2年生の時、サックスの音色や演奏スタイルに感動し、アルト・サックスを始める。クラシック・サックスを原ひとみ氏に師事。高校3年の夏にJAZZサックスをはじめる。
2000年 洗足学園音楽大学ジャズコース入学。ジャズ・サックスをボブ・ザング氏に師事。在学中より都内のライブハウス等で定期的に演奏すようになる。
2004年 洗足学園音楽大学卒業。卒業と同時にメジャーデビューが決定。
2005年2月 ビクターエンタテインメントよりアルバム「Solar」でデビュー。
2013年現在までに8枚のアルバム、1枚のベストアルバム、1枚のライブDVDを発表、日本だけでなく韓国、台湾、香港、シンガポールでも発売されており、最新アルバム「Urban Stream」は台湾で3作3年連続でジャズチャート1位を獲得。
国内では、ツアー及びジャズフェス、TVラジオに出演。大学生ジャズフェスの司会もしている。
アジアでは、台湾、香港で単独公演を行い、今年3月アジア最大のインドネシアの「JAVA JAZZ FESTIVAL」に出演、2日で5000人以上の観客を動員した。タイや台湾にファンクラブができる等アジアでも注目を浴びている。

Web Site http://kaorikobayashi.com/

2013年6月15日(土)新居 由佳梨 グレイスフルコンサートvol.1

記念すべき第1回目は、関西出身、そして「スタインウェイアーティスト」の新居由佳梨さんをお迎えいたします。
新居由佳梨さんが得意とする、ラヴェルを中心に色彩豊かな曲を披露してくださいます。

プログラム

バッハ:「フランス組曲」より
-アラマンド
-クーラント
-メヌエット
-ジーク

ラヴェル:「クープランの墓」より
-プレリュード
-リゴードン
-メヌエット
-トッカータ

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ

ラヴェル:ラ・ヴァルス

新居由佳梨・プロフィール

東京藝術大学、同大学院修士課程を経て、スイス国立ジュネーヴ音楽院(ソリストディプロム取得)を修了。留学中、パリでのショパン・フェスティヴァルなどの音楽祭やリサイタルシリーズに出演、オーケストラと共演。第7回イタリア・モノポリ国際ピアノコンクール第3位(併せてアジア人賞)などコンクールでの受賞多数。
日本では、スタインウェイ・ジャパン(株)によるYoung Virtuoso Series、旧東京音楽学校奏楽堂デビューコンサートシリーズ、ホロヴィッツのピアノ(No.314503)による記念コンサート、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンへの出演など、幅広く活躍。シャネル(株)「Pygmalion Days」シリーズ07年度アーティスト。(財)地域創造「公共ホール音楽活性化事業」2012・13年度登録アーティストとして、全国の小学校を回り、アウトリーチ活動も積極的に行っている。
2009年3月に伝説のヴァイオリニスト、イダ・ヘンデルとの共演CDリリースを皮切りに、国内外の著名器楽奏者との録音・共演も数多く、安定感ある技巧と細やかな心配りで室内楽奏者としても厚い信頼を寄せられている。日本音楽コンクールで特別賞(共演賞[ヴァイオリン部門])を2度受賞。
ソロデビューCD「メランコリー」(スタインウェイレーベル)は毎日新聞紙上の“今月の3枚”に選ばれ、2013年には、ソニー・ミュージックダイレクト/ミューズエンターテインメントから「透明な風~ラヴェル作品集」をリリース。
ピアノを上野敬子、田中修二、渡辺健二、故ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ、ドミニク・メルレの各氏に、室内楽を漆原啓子、本荘玲子の各氏に師事。東京藝大伴奏助手(07~09年度:弦楽器科/10~12年度:管楽器科)および洗足学園音大ピアノ科非常勤講師。スタインウェイ・アーティスト。 【 オフィシャルブログ「con brio!」 http://ameblo.jp/piano-yukari 】

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