【DTM】オーディオインターフェースの比較始めました!

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2022年11月07日

今日も今日とてTwitter。こんにちは、大高店の伊藤です!DTMをやるうえで避けては通れない「オーディオインターフェース」。正直全部似た見た目の箱だし、説明を読んでもカタカナと数字ばっかりで分からないですよね。というわけで、比較コーナーを作りました!オーディオインターフェースって何?という方、まず […]

今日も今日とてTwitter。こんにちは、大高店の伊藤です!
DTMをやるうえで避けては通れない「オーディオインターフェース」。正直全部似た見た目の箱だし、説明を読んでもカタカナと数字ばっかりで分からないですよね。
というわけで、比較コーナーを作りました!オーディオインターフェースって何?という方、まずは比べてみましょう!

そもそもオーディオインターフェースって何なの?

比較をする前に、オーディオインターフェースが何をしているものなのか、簡単に知識を入れておきましょう。
分かりやすく言うと、「デジタルの信号とアナログの信号を変換する箱」です。分かりやすくないですね。

なんで変換するの?

音というのは空気の振動です。それを人間は鼓膜で感じ取って”音”と認識しています。
空気の振動、つまり物理的に何かしらが動いているので、私たちが普段聞いているのは「アナログの信号」です。

一方でパソコンはデジタルの世界なので、音も映像も文字も全て「0」か「1」で表現されています。
DTMソフトの中でトランペットの音を「ファ~♪」と鳴らしていたとしても、実際にパソコンさんは

トランペットだから管理番号「00100」で、ファの音だから管理番号「10100」、僕が出すのは「0010010100」だ!

みたいな処理(厳密には違います)を超高速でしています。これが「デジタルの信号」です。

オーディオインターフェースは、この「空気の振動(=アナログ)」を「0と1の羅列(=デジタル)」に変換している、もしくはその逆をする箱なのです。
細かいところを知ろうとするとそれだけで記事が書けますが、その記事は既に詳しい方が書いているので「オーディオインターフェース 仕組み」とかで検索してみてください。

機械とか好きな方向け(嫌いな方は読み飛ばしてOK)

察しのいい方は思ったでしょう、「でもパソコン内蔵のスピーカーから音出てるじゃん」と。
デジタル/アナログの変換はAD/DAコンバーターというパーツが行っていますが、これ自体は市販のノートパソコンにも搭載されています。(機種によります)

しかし、音楽制作で使用するとなると、標準で搭載されているものだと聴き取りにくい周波数帯が出てきてしまったりします。そこで、より高性能なAD/DAコンバーターが搭載されているオーディオインターフェースを音の出入り口にすることで、よりクリアでフラットな再生環境、ノイズや欠損のない入力環境が実現できます。制作向けの環境になるというわけです。

PC搭載の物でも高度な専門知識(音響知識やデジタルの情報処理知識、人間の知覚に関する知識など)を駆使すれば出来なくはないですが、数万円でその高度な部分を機械に任せちゃいましょうというわけです。

聞き比べをしてみよう

何が違うの?

変換をするパーツがあるということは、製品によって音質が変わるということになります。もちろん高音質に越したことはありませんが、どれくらいの音質が必要なのかは人それぞれです。

「WEB会議でしか使わないから音質は求めていません」なのか、「録音をしたいので綺麗な音が良いです」なのか、「MIX師なので細かい音もちゃんと聞こえるものが良いです」なのか…聞き比べの目的は「高くていいものを買う為」ではなく「自分にあった製品を探す為」です!

できること

出音の比較

ヘッドホン、モニタースピーカーでの比較が出来ます。
話し声、インスト曲、ボーカロイド曲、人間ボーカル曲の音源があります。

ご自身で制作されている場合は、ご自身のデータを持ってきていただいてもOKです。
※この場合はセキュリティの関係上スタッフ立ち合いになります。デジタル担当の伊藤か井上をお呼びください。

撮り音の確認

ギター、ベース、ボーカル等、録音の比較をしていただく事も出来ます。
ギター、ベースはラインのみ(アンプの音をマイク収音は不可)になりますが、ご自身のエフェクターや楽器、マイクをお持ちいただいてもOKです。
アンプに関してはDAW上にアンプシミュレーター(Amplitube 5もしくはBIAS AMP2)がありますので、そちらで代用をお願いします。

比較してみたい方へ

お店の営業時間であればスタッフにお声がけいただければいつでもお試しいただけます。
詳しい説明や選び方を知りたい方は、デジタル・DTM担当の伊藤か井上の出勤時にご来店ください。
出勤日時はお電話や店頭へお問い合わせいただければお伝えいたします。

■お問い合わせ先
島村楽器イオンモール大高店
052-629-5101

DTM・ボカロ担当

■伊藤(いとう)/井上(いのうえ)
2人ともそれぞれ現役でボカロPとして活動しています。普段からギターを録音したり(たまにしなかったり)、自分の曲のミックスをしたりと、オーディオインターフェースからは切っても切れない生活です。気軽に遊びに来てください!

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