【電子ピアノ】2022最新比較!絶対に失敗しない電子ピアノの賢い選び方・おすすめ定番機種!(2022.3.24.更新)

イオンモール岡崎店

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2018年04月11日

こちらのページは電子ピアノの選び方ページです。 [https://www.shimamura.co.jp/shop/okazaki/piano-keyboard/20180126/1282::title=] *絶対に失敗したくない!電子ピアノの賢い選び方  島村楽器イオンモール岡崎店では、全メーカー […]

こちらのページは電子ピアノの選び方ページです。

絶対に失敗したくない!電子ピアノの賢い選び方

 島村楽器イオンモール岡崎店では、全メーカーより豊富な品揃え、専門スタッフがお客様お一人お一人に合わせて機種選びから納品まで完全サポート!

ピアノ選びは島村楽器イオンモール岡崎店にお任せください。

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メニュー コンテンツ
「電子ピアノ」という楽器について ・「ピアノレッスン」について
・「メーカー」について
・「価格」について
・「サイズ」について
・「付加価値」について
「良い電子ピアノ」の見極め方 ・「スピーカー」
・「鍵盤」
・「音源」
・「お店で選ぶときのちょこっとアドバイス」
店舗情報 ・電子ピアノ人気ランキング
・担当者紹介
・お問合せ

先生も実はよく知らない?「電子ピアノ」という楽器

 こんにちは、ピアノアドバイザーの富田です!このページでは、私が日頃お客様とお話ししていてよく聞かれる、電子ピアノ選びに関するお悩み・疑問にお答えいたします!

 イオンモール岡崎店には地域でピアノ教室を開いておられる先生方も多くご来店くださるのですが、よく相談されるのが「生徒が電子ピアノを買いたいらしいんだけど、電子ピアノのことはよく分からなくて…」というお悩み。ピアノレッスンは殆どがグランドかアップライトピアノですから、中には電子ピアノはしっかり触った事がないという方もおられます。

 電子ピアノは「音量調整が出来る」「楽しい機能が入っている」「場所を取らない」「調律が要らない」「安い」など、電子ピアノにしかない素晴らしいメリットがあり、多くのご家庭でご自宅の練習用に電子ピアノが選ばれています。また近年(ここ3~5年くらい)はかなり本物のピアノタッチ・響きに近いものも出ており、決して侮れません!電子ピアノメーカーの開発努力、恐るべしです…!

 ただし「電子ピアノ」と一言で言っても、メーカー・価格共に沢山あります。一度ついた弾き癖を治すのってとっても大変なんです!何度も買い替えが出来るようなものじゃないから、しっかり使い方や違いを理解した上で、失敗しないピアノをしたいですね。

●「電話で相談したい/お店で実物を見ながら詳しく聞きたい」という方へ

→お気軽に0564-59-1077 ピアノ担当(弊社ピアノアドバイザー資格認定者):富田宛てにお電話ください。

県外からも頻繁にご相談のお電話を頂いておりますので、どうぞお気軽にご連絡くださいませ。
富田不在時やお客様ご対応時でしたら後ほどこちらから折り返しご連絡致します。
事前にご来店希望日をお伝え頂ければ、出勤時間の調整も可能です。
下見での気軽なご来店も大歓迎です。

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Q、「そもそもピアノレッスンってどんなことをするの?」

A,ただ「音符どおりに鍵盤を押せればいい」わけじゃないのです!

 個人差はもちろんあるのであくまでも目安ですが、早い子だと2か月程度で、遅くても半年程度で、「両手の同時演奏」「音の強弱(画像の①)」「スタッカート(跳ねるような短い音)画像の②」「スラー(次の音まで音を滑らかにつなげる、画像の③)」といった演奏方法を学んでいきます。さらに、「ペダル」を使っての演奏も同時進行されることが多いです。さらに、レッスンでは、グランドピアノやアップライトピアノといった本物のピアノを使ってレッスンをします。

 レッスン用のピアノ選びで大切なことは、こういった奏法を「出来たつもり」や「弾けているつもり」にならないためのピアノを選ぶということです。「弾きやすい」「綺麗な音がでる」という基準だけで選んでしまうと、こういったピアノ奏法が「正確に弾けていなくても綺麗に聞こえるため、出来たつもりになってしまう」=「いざグランドピアノで弾くと、うまく弾けない、聴こえない」という事態に!
こういったことを避けるためにも、本物のピアノを弾いているときと同じように微妙な指先の加減で音の強弱が付き、「弱く弾いたら優しい音」「強く弾いたら力強い音」といった音色・音質まで表現してくれるピアノを選び、練習することが1番の上達ポイントとなります。

 せっかくお月謝を払ってレッスンに通うならば、子供からしたら「上手に弾けるようになりたい」「楽しく長く続けたい」また親からすると「音楽を好きになって欲しい」「ピアノが上手くなってほしい」など色々な思いがあると思います。日々の練習が無駄にならず、しっかりと上達していくためにはそれが可能なピアノを選ばなければなりません。

さらに、ピアノを習う上では、ご家族のご協力が必須になります!

 ピアノは他の習い事と違い、子供だけの努力のみではどうしても限界があります。ご家庭の協力が不可欠です。特にお子様が小さければ小さいほど、大きく作用してきます。ピアノを買うのも、ピアノを置く場所を決めるのも、お子様のの一存では決められないからです。
是非、お子様にとって最適なピアノをお選びいただくお手伝いをさせていただければと思います。

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Q、どのメーカーが良いの?

A、最初にメーカーを絞って選ばないで!

 この質問は本当によく聞かれるのですが、ズバリ…最初にメーカーを絞って選ぶ事はおすすめしません! 当店では全てのメーカーを取扱い・展示しているのですが、同じメーカーの中でも機種によって全然特徴が違います。ご検討の価格帯によって、どのメーカーの機種がおすすめかは変わってきます!

 「このメーカーの音が大好き!」という選び方も決して悪くないのですが、電子ピアノ、特にレッスン用となればやはり「どれだけ本物のピアノに近い演奏感か」で選ぶ方が長くお使い頂けるんじゃないかな、と思います。

 もちろん、メーカーによって音色やタッチに個性はあります。あくまで参考程度にご覧ください。

メーカー 特徴
YAMAHA
(ヤマハ)
言わずと知れた国内最大手楽器メーカー。
基本的に音源にもヤマハ最高峰グランドピアノの音を収録しています。
すっきりとしたクリアな明るい音色が特徴。
レッスンモデルの「クラビノーバ」シリーズのほか、
本物のピアノと同じ鍵盤アクション構造を搭載した
「ハイブリッドピアノ」が人気です。
Roland
(ローランド)
電子ピアノでは最も長い歴史を持つ、日本が誇る電子楽器専門メーカー。
電子ピアノがアコースティックピアノのような振る舞いをする為の
最新技術・ノウハウがあります。
伸びやかな音で表現力に定評があります。
立体音響も手掛けている会社なので、小さい音やヘッドホンで聴いた時の
音の立体感、強弱変化はNo.1です。
伴奏やBluetoothなど楽しい機能が充実しています。
KAWAI
(カワイ)
海外でも人気の高い、大手国内楽器メーカー。
カワイグランドの重厚感のある低音とキラキラした高音が特徴です。
特に鍵盤にこだわりがあり、白鍵だけでなく黒鍵も木製にしているのは
カワイだけの魅力。
タッチもかなり重めにつくられています。
CASIO
(カシオ)
キーボードでは物足りないという方に絶大な人気を誇るCASIO。
コンパクトなデザインやリーズナブルな価格帯が多いのも魅力。
シャープではっきりした音が特徴です。
上位機種「Celviano」シリーズは
世界屈指のピアノブランドとコラボレーションしており、
本格派ピアノをお探しの方にも注目度の高いメーカーです。
KORG
(コルグ)
日本のメーカーです。昔は京王技研を名乗っていた電子楽器メーカーで、
シンセサイザーは世界的にも一目置かれています。
リーズナブルな価格の電子ピアノが充実しています。
趣味で弾く方にも人気のメーカー。
どのモデルもコンパクトですが、明るくて力強い響きです。
モダンでお洒落なデザインが多いのも特徴です。
以前はハイグレードモデルまで作っていました。
アップライトピアノやグランドピアノの後付け消音ユニットも有名です。

簡単な特徴をまず覚えておいて、
その中から自分の希望に合うものを少し絞っておくのもいいと思います!

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Q、どれくらいの予算で見れば良いの?

A、レッスン始めの初心者なら20万円クラスが一番人気!

 やっぱり気になるのは値段。価格帯によってピアノの特徴も変わってきますので、ご自身の需要に合わせたものをお選びください。レッスン初期であれば、年齢に関係なく20万円くらいのクラスが最も人気です。

価格帯 特徴
5万円代 この価格帯は、基本的にポータブルタイプと呼ばれる、
持ち運びを目的とした電子ピアノが多いです。
スタンドが別売りの卓上タイプ。置き場所を変えたい、
模様替えを頻繁にする、という方にはオススメ。
88鍵盤揃っている電子ピアノとしては最安値の価格帯になります。
音・タッチ共にかなり軽めなので手軽さを最重要視する方におすすめ。
5~10万円代 キーボードでは物足りないという方におすすめ。
スピーカーは2つ、鍵盤は樹脂製で軽めです。
小学生であれば、バイエル半ばくらい(習って半年間くらいが目安)
までのピアノ
になります。
強弱変化や表現力といった点では物足りないかも。
買い替えを前提とした、幼稚園くらいのお子様用として人気です。
10~18万円代 「レッスンモデル」のエントリーランクがこちら。
ピアノらしい表現力がついてきます。
メーカーによっては木製鍵盤になったり音源の種類が上位機種同等になります。
まだまだ「ピアノ」として満足出来るレベルではないですが、
「レッスンには通っている」けど「出来る限り予算を抑えたい」
という方におすすめ。
18~25万円代 各メーカーが力を入れている、これからレッスンを始める方に一番売れ筋の価格帯。
スピーカーの数が4~6つになり音に立体感が出ます。
鍵盤も木製になり、アコースティックピアノに近い演奏力になります。
レッスン用であれば、「長く続くか分からないし…」と
お悩みの方でも最低限これくらいがおすすめ。
ピアノの先生から推奨される事が最も多い
価格帯です。
25~32万円代 スピーカーの数も6~8つに増え、
表現力がかなり増すので本格的な演奏も可能になります。
誰が聴いても違いが分かる程、音の響きに迫力と繊細さが増します。
もう既にある程度弾けるという方、
もうワンステップ上を目指す方には必須のラインがこちら。
32万円代以上 限りなくアコースティックピアノに近くなり、
「電子ピアノとアコースティックピアノのハーフ」
のような存在のピアノが出てきます。
「本当はアップライトが欲しいけど、場所や音の問題があるから電子ピアノ」
という方におすすめ。

※上記の特徴はスタンダードタイプの目安です。
インテリア性や機能性の高いタイプのモデルは含まれていません。

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Q、「スタンダード(キャビネット)タイプ」と「コンパクトタイプ」の違いは?

A、置き場所がOKならスタンダードタイプがおすすめ!

 鍵盤の数(88鍵)はどのモデルも変わらないのでどのタイプも幅はさほど変わらないのですが、違いが出るのは奥行き。スタンダード(キャビネット)タイプは平均45cm、コンパクトタイプは平均31cm、ちなみに本物のアップライトピアノは60cmくらいです。

 コンパクトタイプはデザインもスタイリッシュなものが多いので、圧迫感が無くすっきりして見えますね。ただし椅子を収納できるスペースが無いので、実際にお部屋に置いたときに必要となる面積はスタンダードタイプとあまり変わらないので要注意です。

 「ピアノとしてどうか」という点ですが、同じ価格帯で比べるのであればやはりスタンダードタイプの方が性能は高くなります。ピアノの音の響きはスピーカーが大きく影響するので、コンパクトタイプの場合それ以外のスペックが同じでも音の響き方に違いは出てきます。

 とはいえ…ピアノを置いたときのお部屋の雰囲気も大事ですよね!どうしても置き場所に困っているというわけでなければスタンダードタイプをおすすめしたいところですが、無理のない範囲でお選び頂ければと思います。


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「付加価値」で選ぶなら

 ピアノとしての基本性能のほかに、デザイン性や機能性など付加価値の高いモデルも存在します。昔はご自宅に置くピアノと言えば背の高い黒艶のピアノでしたが、電子ピアノはカラーバリエーションがとても豊富でお部屋に合ったお色が選べます。最近ですと北欧インテリアの流行で、白い木目調の電子ピアノや、どんなお部屋にも合わせやすいブラウン系などがとても人気です。愛知県にお住まいの方でしたらどなたでもご存知の「カリモク」とのコラボレーションでRolandが発売した「きよら」なども大変な人気を頂いております。人気機種の当社限定カラーも御座いますので、是非ご覧になってみて下さい。

デザイン性NO.1!Roland(ローランド)「Kiyola KF-10」

メーカー 品番 定価(税込) 通常販売価格(税込)
Roland KF-10 オープン ¥396,000

 大手家具メーカー「karimoku」と電子ピアノメーカー「Roland」がコラボレーション。天然木を仕様した素晴らしいインテリア性と、木製鍵盤やアコースティック・プロジェクションといった電子ピアノとしての高い技術の両方を兼ね揃え、見た目も音も美しいピアノです。人間工学に基づいた設計の専用椅子の座り心地もおすすめ!

楽しさNO.1!YAMAHA(ヤマハ) CSP-150

メーカー 品番 定価(税込) 販売価格(税込)
YAMAHA CSP-150 ¥242,000 ¥214,500

 2017年10月に発表された新モデル。スマートフォンやタブレットと接続し操作します。お持ちのデバイス上に入っている曲を専用アプリ上で再生すると、ピアノの譜面を自動で生成してくれるという画期的な新機能を搭載。憧れのミュージシャンのバックバンドで一緒に演奏している感覚で楽しめます。昔はピアノをやっていたけれどブランクがあるという方や、ピアノに憧れはあるけれど・・・という方にも嬉しい「ストリーミングライツ機能」では、次に弾く鍵盤をライトが教えてくれるので楽譜が読めない方も楽しめます。

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「良い電子ピアノ」の見極め方

ピアノは”表現力”が命!

 電子に限らず、「ピアノとしての演奏性の高さ」を左右する重要なポイントの一つが「表現力」。強弱とそれに伴う音質の変化が、自分の思うようについてくれるかどうかが大切です。

 ピアノレッスンって必ず宿題が出ますよね。まだ小さい子供、幼稚園くらいのうちから、「この曲は明るい雰囲気だから、元気に力強く弾いてみよう」「でもここは優しく柔らかいかんじで弾いてみよう」などなど、ただ楽譜にある音符をなぞるだけではない、まさに「表現力」の練習が求められます。

 教室や発表会にあるグランドピアノは、子供の成長具合やその日の気分、「あっ最近練習サボってるなー?」という事まで分かるほど、弾き手によって音色の変化を感じることができる表現力があります。やっぱり「出来た!」「褒めてもらった!」という経験が子どもにとっては最大のやる気に繋がりますよね。「練習はいっぱいしたのに、褒めてもらえなかった…」というのは、もしかしたらピアノのせいかも??

 だからこそ、グランドピアノほどでは無くても、ピアニシモの優しく繊細な音色から力強く鋭いフォルテシモまでがしっかり表現できるかどうかというのは、レッスン用のピアノを選ぶ際には必ず気を付けたいポイントです。特にレッスン用でお探しの場合は、誰がどう弾いても同じように綺麗な音が鳴るピアノでは勿体無いですよね。

電子ピアノは「総合力」で選ぼう!

 この「表現力」を左右するのが「スピーカー」「鍵盤」「音源」です。よく「鍵盤が本物のピアノに近いものが良い」と言われる事が多いですが、「音」の部分が満足点に達していないのに鍵盤だけやたら重い・・・というピアノは逆に弾きにくくて仕方ありません(汗)。どれか一つに特化して(お金をかけて)作られたものより、「総合点の高さ」で選ぶのがポイントです。ここをしっかり理解した上で、ご予算やメーカーなどを絞っていくと良いですよ。ひとつずつチェックしてみましょう。

「スピーカー」のはなし

スピーカーは4つ以上がおすすめ!

 電子ピアノの場合、この表現力(音の強弱や音色の変化)を大きく左右するのが、スピーカーです。良い電子ピアノほど大きなスピーカーを4つや6つもしくはそれ以上搭載しており、その分表現力の幅が本物のピアノに近くなっています。私は電子ピアノの場合は鍵盤がどうこうよりもむしろスピーカーの方が重要度が高いとさえ思っています。グランドピアノのように、高音は上から降り注ぐように、低音は足元から響くように鳴るのが理想的。

①スピーカーの数は最低4つ、理想は6つ。

②なるべく出力の大きなスピーカーが入っているものを選ぶ。

4つのスピーカーだと高音域・中音域と低音域に分かれて、6つのスピーカーだと高音域・中音域・低音域が全て分かれて出て来るため、ピアノ本来の音の聞こえ方に近くなります。また②の出力の大きいスピーカーに関しては、小さい音量でも音がクリアに聞こえる為長時間のヘッドホン使用による聴力低下を抑えてくれる他に、ヘッドホン使用時に大音量で演奏する事で指の筋力の発達(弱いタッチでも大きく鳴っているように錯覚する為)の妨げからも守ってくれます。住宅環境で大きな音が出せないお家にこそ、しっかりとしたスピーカーの電子ピアノがおすすめです。

そして何より、しっかりとしたスピーカーを使用しての演奏はとっても気持ちがいいですよ!

 これは、「うちは小さい音かヘッドホンでしか弾かない」という方にとっては特に重要なポイントになります。実は多くの電子ピアノは、ボリュームを小さくして弾くと全く強弱がつかなくなってしまうんです!!マンションにお住まいの方や夜間の練習も今後増えそうな方は、ボリュームを小さくしても強弱の練習が出来るかどうかは要チェックです。

 参考までに、各メーカー人気モデルのスピーカー搭載数を比較してみましょう。

価格帯 2スピーカー 4スピーカー 6スピーカー それ以上
~10万円クラス C:PX-770
K:CN29
R:RP701
C:PX-2000GP
10~18万円クラス Y:CLP-735
R:HP702
R:HP704
K:CN39
K:CA49
18~25万円クラス Y:CLP-745
K:CA59
R:LX705
25~32万円クラス Y:CLP-775
Y:CSP-170
K:CA79
R:LX706
32万円クラス Y:NU1X
R:KF-10
Y:CLP-785
C:GP-510
K:CA99(7)
R:LX708(8)

C…カシオ、Y…ヤマハ、K…カワイ、R…ローランドをさしています。

さらに、ヘッドホンを使用する場合はヘッドホンにも気を付けてみましょう。
グレードによって表現力が大きく異なりそのままタッチに影響します!
最高グレードのヘッドホンは着けていることを忘れるほどです!
こちらも岡崎店でお試しいただくことができますのでぜひ体験してください!

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「鍵盤タッチ」のはなし

鍵盤選びのポイント

鍵盤で選ぶ。

電子ピアノの鍵盤はグランドピアノの鍵盤を目指して製造されています。電子ピアノに使用される鍵盤は樹脂製(プラスチック)鍵盤木製鍵盤の二つに大きく分けられます。グランドピアノやアップライトピアノの鍵盤は様々な理由から木材を使用していることから、どのメーカーも15万円から20万円台以上のモデルには実際のピアノの弾き心地に近い木製鍵盤を採用しています。比較的安価で手に入れられるというメリットのある樹脂製鍵盤に比べ、重み(弾きごたえ)を感じられながらも演奏時の指の疲れなどからも守ってくれる為、ピアノ教室に通うお子様には木製鍵盤がおすすめです。

軽すぎる鍵盤に注意!

 「家のピアノとレッスン先のピアノで鍵盤が違いすぎて、練習にならない!」という悲鳴をよく聞きます。確かに軽すぎる鍵盤で練習すると指の力が養われず、悪い癖がついてアコースティックピアノが弾けなくなってしまいます。特にこれから指の力を養っていく子供であれば尚更そのギャップは大きく感じていることでしょう。

 ピアノレッスンでは指先の繊細な力の入れ具合の違いを学び、表現力を身に付けます。
電子ピアノの場合、

・鍵盤を弾いたニュアンス(例えば弱さ強さ)を感じとるセンサーの数(精度)

・鍵盤の素材(構造)

これらが鍵盤タッチの良し悪しを左右しています。そしてそれ以外に「音」の部分も影響してきます。優しく弾いてあげれば、楽器は優しい音で返事をしてくれます。そういった指先と音のバランスで「タッチ”感”」はできています。

 一生懸命練習していても、レッスン先や発表会で成果を発揮できないと悲しいですよね。ただ鍵盤が重ければ良いというわけでもありませんが、なるべく普段から本物のピアノの鍵盤に近いもので指先を慣れさせてあげれば、本番でもギャップを感じる事なくのびのびと演奏ができ、音楽がもっと楽しくなります。

レッスン用であれば木製鍵盤のピアノを選びましょう

 センサーの良し悪しは連打性などに出てくるのですが、ピアノを弾かない方や習い始めの子供には違いが分かりづらいですよね。でも鍵盤構造は鍵盤の側面見ればすぐ分かるので、「良い鍵盤」の簡単な見分け方としておすすめです(カタログのスペック表でも分かりますね)。電子ピアノの鍵盤構造は大きく分けて3種類あります。

■ 樹脂鍵盤

 およそ15万円までのピアノに多いプラスチック製の鍵盤。軽いタッチのものが多く、爪が当たる時のカチカチ音が目立ちやすい傾向があります。決して「プラスチックだから悪い」とは一概に言えませんが、グランドピアノやアップライトなど本物のピアノを弾いたときにギャップを感じる子は多いです。

■ 木製鍵盤

 今はどのメーカーも20万円以上のレッスンモデルは木製鍵盤を使用しており、ピアノらしい弾き心地になってます。鍵盤をどこか一つ押して側面を見ると木製かどうか分かります。これも「木製だったら良い」というわけではないのですが、各メーカーがリアルな鍵盤タッチの再現に力を注いだ結果として、鍵盤の素材に木材を使用しているということでしょう。程よい重さがあり連打性にも優れるので、悪い癖をつけない為にもおすすめです。上位機種になればなるほど、鍵盤の長さや1鍵1鍵の重さ(本物のピアノは低音と高音で重さが違うんです!)がグランドピアノに近い構造になっています。

■ ハイブリッド鍵盤

 木製鍵盤というだけでなく、グランドピアノやアップライトピアノの鍵盤アクションの構造をそのまま搭載したピアノです。音はスピーカーから出るので電子ピアノですが、鍵盤部分は本物のピアノのつくりなので、いわば「電子ピアノとアコースティックピアノのハーフ」のような存在です。スピーカーのシステムだけを見れば他の上位機種の電子ピアノの方が良いものもありますが、鍵盤にはとことんこだわりたいという方にはとてもおすすめです。

 → YAMAHA AvantGrand、KAWAI CA9800GP(CA98)、CASIO GP510など

ハイブリッド鍵盤搭載のピアノ「GP-1000」のオススメ情報が満載の記事はこちらから!

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音源のはなし

最新の音源が入っているものを使いましょう!

 電子ピアノの場合、鍵盤を押すと本当に中でハンマーが弦を叩いているわけではなく、本物のピアノの音を録音したものを再生しています。どのメーカーも最高級といわれるグランドピアノの88鍵全てを一つ一つ録音する「サンプリング」という技術を使っています。また、ここ2年以内に発表されたレッスンモデルの多くは「モデリング」という新しい技術をつかっています。ただ録音された音を再生するのではなく、「ピアノの音に含まれる成分」を細かく分析し、ピアノの音がどうやって響くかという過程を最新技術でデジタル化したもので、強弱変化や音の消え方がとても自然です。ピアノの響きを、より忠実に・より臨場感を持ってスピーカーから流す技術はどんどん進化しています。古い電子ピアノをお持ちの方が「最近の電子ピアノは本物みたいねー!」と感動されている場面をよく目にします。これから電子ピアノの購入をお考えの方は、ぜひ最新の音源を試してみてください。

 メーカーによって録音したピアノや再生技術は違いますから、当然音色も多少違います。ここは好みの問題が分かれるところですね。もちろん同じメーカー内でもランクによって聴こえ方は変わりますが、おおまかな音源と音色の特徴を見てみましょう。店頭で比べる時は同じ価格帯同士で比べてみてくださいね。

メーカー 音源 特徴
YAMAHA
(ヤマハ)
ヤマハ最高級コンサートグランドCFX 全体的に明るく爽やかな音
KAWAI
(カワイ)
カワイコンサートグランドピアノEX 重厚感のある低音とキラキラした高音
Roland
(ローランド)
世界中の有名なコンサートグランドの
音を分析
広がりのある伸びやかな音
CASIO
(カシオ)
世界3大ピアノメーカーのグランドピアノ シャープではっきりした音
KORG
(コルグ)
特に表記なし 明るく力強い音

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お店で電子ピアノを選ぶときのちょこっとアドバイス!

■試奏の時は「和音を」「色んな音階で」「色んな強さで」弾いてみましょう!

 よく2、3音だけパラパラ~と弾いている方を見ますが、それでは鍵盤の違いは分かりません。特に高音域はどのピアノも軽いので、軽く押してみたところでさほど違いは分かりません。良いピアノになればなるほど、鍵盤を押す強さや弾く音階で、鍵盤の重さや音の響きに変化が現れます。この変化があるかないかがとっても大事!

 どうか「初心者だから…」と恥ずかしがらず、適当な音でも構いませんのでまずはいくつかの鍵盤を同時に押してみましょう。そして小さい音・大きい音、低い音・高い音で試してみましょう。何か曲が弾ける方は、簡単な曲でも構わないので強弱をつけながら曲を弾いて比べて頂くと一番分かりやすいです。できれば10本の指全てを使って弾いてくださいね。

 ちなみにお店では、弾けない・分からない・恥ずかしい!という方に、私が代わりに弾いて聴き比べして頂いています。最初は「音の違いなんてどうせ分からないよ~」と仰る方がほとんどですが、聴いて頂ければ小さい子も楽器経験のない方も必ず分かります!ご予算やレッスン状況をお伺いしながらご案内しますので、お気軽に呼んでくださいね♪

■ご自宅で使用する環境をイメージして弾きましょう!

 ご自宅で電子ピアノを弾く時って、ピアノのボリュームは絞って使用することが多いのではないでしょうか?一軒家にお住まいの方でも、お子様が大きくなって部活帰りなどに練習するようになると大きな音は出せないから電子ピアノを使う、という方もおられます。マンションにお住まいの方や夜間にも練習したい方であれば尚更ですね。もしそうであれば、店頭で試奏する時もボリュームを絞って弾いてみましょう。音量が大きい時と比べて、弾き心地や音の響き、特に強弱変化が全然違って感じるはずです。

 マンションでのご使用の場合小さい音でしか弾けないので、「小さい音でも強弱がつくか」「小さい音で弾いたときに鍵盤が重すぎないか」は購入時の大切なポイントになります。ヘッドホン使用が多い方は、ヘッドホンを借りて弾いてみましょう。

 また、座って弾くということも大切です。良いピアノになればなるほど、座って弾いた時に一番良く音の響きを感じられるように作られています。立って弾くのとでは弾き心地や聴こえ方も変わってきますので、遠慮せずに座って弾いてみましょう!


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みんなが選んでいるのはこれ!「電子ピアノ人気ランキングベスト③」

全国に160店舗ほどある島村楽器で最もお客様に選ばれている電子ピアノはこちら!

第①位!Roland(ローランド) LX705(LX705GP)

メーカー 品番 定価(税込) 販売価格(税込)
Roland LX705GP オープン ¥247,500

高低自在椅子・楽譜付属、基本配送設置無料!

発表から間もなく販売好調のニューモデル。「鍵盤・音源・スピーカー」の3要素のバランスがとても良いピアノ。スピーカーは4つですが、正面に向いた設置位置と特殊な構造で音域の分離もよく空気感がリアルに再現されています。このグレードでは奥行きが薄く作られていることも人気です。ボリュームを小さくした時にもちゃんと強弱変化がついてくれるので幅広い年齢層、環境に対応できるピアノで、先生方からも「宿題が出しやすい」と喜ばれています。ヘッドホン使用時も「え、これ本当に外に聞こえてないの?」と思うほど自然な奥行を感じる音で、長時間の練習でも耳が痛くならず心地良く演奏が出来ます。伴奏機能や右手/左手切り替えなど操作も簡単で便利。

※GPモデルは島村楽器限定カラー(黒色木目/KURO・白色木目/SHIRO)、音色バリエーションが通常モデルに比べ充実しております。

第②位!YAMAHA(ヤマハ) CLP-745(SCLP-7450)

メーカー 品番 定価(税込) 販売価格(税込)
YAMAHA SCLP-7450 オープン ¥231,000

高低自在椅子・ヘッドホン・楽譜付属、基本配送設置無料!

全国売上台数No.2モデル。スピーカーを4つ搭載しており、木製鍵盤の弾きごたえと厚みのあるサウンドを楽しめる人気のレッスンモデルです。前のシリーズ「CLP-645」から鍵盤が一新して、上位モデルと同じ「グランドタッチ鍵盤」を小さくした「グランドタッチ・エス鍵盤」を搭載。ひとつ下のモデル「CLP-735」と比べると響きに重厚感が増し、音に表情を付ける演奏が可能になっています。ヤマハらしいクリアな音で聴き心地は良いと思います。

※SCLPモデルは島村楽器限定カラー(ダークアルダー、ホワイト)、内蔵曲・音色が更に充実し、操作面が子供にも使い易い日本語表記になっています。

詳しくはこちらから!

第③位!Roland(ローランド)LX706(LX706GP)

メーカー 品番 定価(税込) 販売価格(税込)
Roland LX706GP オープン ¥313,500

高低自在椅子・楽譜付属、基本配送設置無料!

こちらも発表直後からご注文件数がうなぎ上りの最新モデル。Roland社史上最大の長さを誇る最新鍵盤を搭載した上位モデル。お値段は少し高めですが、期待を裏切らないクオリティの高さです。一度音を聴き比べて頂ければ差がすぐに分かると思います。スピーカー数は6つ。足元にボックススピーカーがついているので低音の響きや全体的な音の立体感が全然違います!表現力が本当に豊かなので、「下手に弾けばちゃんと下手に聴こえる」というのが本物のピアノらしくて凄い!レッスン用でお探しの方には是非一度ご検討頂きたいモデルです。

※GPモデルは島村楽器限定カラー(黒色木目/KURO・白色木目/SHIRO)、音色バリエーションが通常モデルに比べ充実しております。



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ピアノアドバイザーのご紹介

投稿者 富田 理紗子(とみた りさこ)
プロフィール 小学生からピアノ・サックス(少し)、高校からドラム・キーボードをやってます。
ピアノについてはなんなりと!その他の楽器やDTMなども絶賛勉強中。
一緒に音楽のお話をしませんか?アニメやゲームの話も大歓迎!
あなたの楽しいミュージックライフのサポートをさせてください!



お問い合わせ

店舗名 島村楽器イオンモール岡崎店
ピアノアドバイザー 富田(とみた)
皆様のご来店を心よりお待ちしております♪

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※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。