Roland最新モデル!FANTOM-0シリーズを前機種FA-0シリーズと比較解説します!

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2019年04月18日

皆さんこんにちは。 島村楽器イオンモール岡崎店の戸松です。 今回は前モデルFA-0シリーズから約7年という時を経てRolandから発売した[!!最新シンセサイザー、FANTOM-0シリーズ!!]について解説していきます! FA-0シリーズは名器と呼ばれ、7年間勢いが衰える事なく、常にシンセ界の最前線 […]

皆さんこんにちは。

島村楽器イオンモール岡崎店の戸松です。

今回は前モデルFA-0シリーズから約7年という時を経てRolandから発売した最新シンセサイザー、FANTOM-0シリーズについて解説していきます!

FA-0シリーズは名器と呼ばれ、7年間勢いが衰える事なく、常にシンセ界の最前線を突っ走ってきました。

そんな高いハードルを飛び越え、満を持して発売されたFANTOM-0シリーズです。期待せずにはいられません。

今回はFA-0シリーズとの違いも含めて解説していきます!

発売を記念、当店にてご購入でソフトケースプレゼントキャンペーン実施!

Roland FANTOM-0発売記念キャンペーンとしてソフトケース付属キャンペーンを実施!!

是非ご注文下さい!

※ケースのデザインは予告なく変更する場合が御座います

※ケースの予定数が無くなり次第終了となります

当社Digilandチャンネルにて動画でもご紹介中!

当社Youtubeデジタル商品専門チャンネル『Digilandチャンネル』にて岡崎店デジタル担当の師匠とも呼べる名古屋パルコ店スタッフ立浦と、シンセ解体新書でもお馴染みの栃木による解説動画を掲載中!

かなーり詳しく解説されており、最新モデルの良いところが一聴すればわかりますのでご覧ください♪(そのうえで記事も読んで頂けると涙を流して喜びます)

では前置きが長くなりましたが、両モデルの違いを解説していきます!

ラインナップの紹介

メーカー 機種名 価格(税込) ご購入URL
Roland FANTOM-06 162,800円
Roland FANTOM-07 196,900円
Roland FANTOM-08 218,900円

FANTOM-0シリーズは、前モデルFA-0シリーズと同様に61鍵盤モデル、76鍵盤モデル、88鍵盤モデルの3種類がラインナップされています。

鍵盤タッチの違い

88鍵盤シリーズはピアノタッチになります。

前モデルの鍵盤よりも打鍵検出の精度を100倍に高めた高精度センサーを搭載したPHA-4鍵盤が搭載されており、より表現力豊かな演奏を楽しむことが出来ます!100倍はすごいですね・・・。

61鍵盤と76鍵盤では、FANTOM-0シリーズ用に新たに開発されたまったく新しい鍵盤(名前はまだない)が搭載されています。

従来の鍵盤よりもシャープに作られており、黒鍵も弾きやすくなった印象です。

また、鍵盤を押した際のカタカタ音もかなり軽減されており、夜に自宅で弾かれる方も安心です。私もMIDI鍵盤で経験したのですが、案外このカタカタ音はストレスになりますので、個人的にとても推しポイントです。

重量の違い

76鍵盤と88鍵盤は驚異の軽量化!

このクラスのシンセサイザーでは最も軽いモデルとなり、持ち運んで使用する事の多いプレイヤーにはうってつけのモデルとなりました。

すごいのが、この軽さを実現しつつ鍵盤にも手は抜かないという部分ですね。Rolandの底力は計り知れません。

タッチパネルの搭載

YAMAHAのMODX等ではすでに搭載されていましたが、FANTOM-0シリーズからタッチパネルになりました。

しかしそれだけではなく、フェーダーの追加や、コントロールボタンの充実化等、かなり操作性が上がっています。

上記のようなセクションに分かれており、基本的な構造はFAシリーズを踏襲していますね。

音源の選択ボタンが画面下ではなく、やや右側に位置しているのが見慣れないかもしれません。

左上のフェーダーはJUNOを彷彿とさせる造りになっており、様々なモデルの良いとこどりをしているようにも見えます。

ちなみに最上位機種のFANTOMに採用されているアナログフィルターはFANTOM-0には搭載されていないようです。

しかしながら本製品に搭載されているフィルターセクションも非常に高品位なものに仕上がっております!

接続端子が豊富になりました。

背面の端子も、メインの出力やヘッドホン出力とは別の音声を出力したい時のSUB OUT(サブアウト)が搭載されています。

このサブアウトはFANTOM-0内部の指定したトラックをメイン・サブに割り振って出力したり、FANTOM-0とパソコンのソフトなどを連携させる際にMain OUTをFANTOM-0の内蔵音色、DAWからの音をSUB OUTから出力する、といったような自由度の高い割り当てができ、使用者によって様々な使い方が応用できる便利な端子!

サブアウト自体は旧機種のFAシリーズにも搭載されていましたが、今回からはL/Rのステレオチャンネル、そしてヘッドホン出力としても使えるSTEREO mini端子のチャンネルと増強されています。

他にもボーカルマイクを接続して弾き語りしたりボコーダーとして使えるマイク入力端子や他の機器からの音声を入力できるLINE INPUTも装備!ライブ演奏時に弾き語りやコーラスパートを担当するのに便利!ボーカル用エフェクトもしっかり搭載されているので、この1台で色々と完結できてしまいます!

ボコーダーエフェクトもかなり強力なものが複数搭載されているため、様々な演奏表現が可能ですね♪

そしてダンパーやエクスプレッションなどのPEDALが3本、MIDIin outに、最後このUSBポートが3つ、データ保存・読み込み用のMEMORY、DAW連携などパソコンと繋げて使うCOMPUTER、そして外部機器を接続可能なEXT DEVICE!!

端子周りも豊富になっています。(地味にFA-0シリーズの時は、MIDIデータの読み込みがSDカードからしかできなかったので嬉しいポイントです)

そして、ぜひご紹介したいのがこのEXT DeviceというUSB端子なのですが、なんとこれ、USB-MIDIキーボードを接続して演奏することができるんです。

USB経由で給電しながら、設定しておけば簡単にシンセ2台での演奏のような環境を構築できます!

僕も軽音楽部時代には、先輩のめちゃくちゃ重いシンセを2台設置しなければならず、未だに恨んでいます。

このシステムであれば、例えばRolandのA-49というMIDIキーボードであれば本体+2キロちょっと(価格も2万円ほど)で用意できますので、快適に且つコスパ良く環境が作れます。

音源システム・音色



担当者紹介

投稿者 戸松(とまつ)
プロフィール 大学では軽音学部に所属し、バンド漬けの日々を送りました。デジタル担当として、DTMやシンセサイザーについて絶賛勉強中です!自分自身LogicProXを使い、作曲をしています。よろしくお願いします。

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