バイオリンワンポイント➂バイオリン演奏に必要なこと
こんにちは!
バイオリンインストラクターの西尾です。
バイオリン・ワンポイントでは、「難しそう」「なんか手を出しにくい」と評判(?)のバイオリン演奏がすこしでもやりやすくなるようなテクニックなどをご紹介していきます。バイオリン演奏でお悩みの方、ぜひご覧ください!
バイオリンの演奏準備!
ケースのフタを開けて演奏できる形に楽器をととのえるまで、をご紹介します。
バイオリン本体
ケースからとりだして、肩当をつけます。
バイオリンを持つときにどこを持っていいか迷ったら、とりあえずネックをつかんでください。心配な方は、その上で顎当のあたりに手を添えてあげるといいですよ。
肩当のつけ方はこちらをご参照ください。
弓
手元にあるスクリューを回して、毛を張ります。
張り方の目安は「弓を構えて圧力をかけてみた時の、竿の沈み方」で判断します。
ほどよく張ったら、松脂をつけます。
弓の毛はもともととってもすべすべなもの。そのまま弦をこすってもスルスルすべって音は出ませんので、松脂の粘り気で弓の毛に摩擦を与えます。
そしてチューニング
ここ最近の流行は442Hz。
私が子供の頃(もう30年は昔ですね…)は、440Hzが世界的な主流でした。前衛的なオケだと443Hzのところもあるようですし、少しずつ上昇傾向にあるようですね。
はい! これで演奏の準備が整いました!
よく「ピアノはふたを開けるだけですぐ演奏できるのに、バイオリンはめんどくさい…」と言われてしまうこともありますが、ちゃんと準備してからの演奏は音程の取り方や音の出し方もスムーズなはず。
バイオリンのためにも自分のためにも、毎回行うことをオススメします♪
バイオリン演奏に必要なアクセサリー
楽器本体と弓以外に必要なものをご紹介します。
松脂
粒子が細かくあっさりした弾き心地で澄んだ音がしやすいもの、粒子が粗く強いひっかかりで濃い音のしやすいもの、
好みの弾き心地のものをお選びください。
PIRASTROは各弦に合せた松脂も展開しています。
クロス
松脂を拭く用と、本体を拭く用は必ず分けて。
松脂用はこだわらなくても大丈夫ですが、本体用は「楽器用」として販売されているものを用意しましょう。
肩当て
大きく分けて安価なプラスチック製(←)、音響のいい木製(↓、→)があります。
それぞれの紹介はこちらをご参照ください。
チューナー
電源を入れるだけで音を拾って判定してくれるスグレモノです。
メトロノーム一体型(通称メトチュー←)もございます。
ケース
楽譜が入って安定もいい角型、楽譜は入らないけどコンパクトで軽いシェイプ型。
カラー展開が多く頑丈なカーボンタイプ、昔ながらの布貼りタイプ。
いろいろなものがあります。お好みで。
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