![こんにちは。島村楽器ミ・ナーラ奈良店のフルートインストラクター岡崎です!吹奏楽部に入部してMy楽器が欲しい!フルートを購入したいけど価格の違いなど分からない。フルートを買い替えたいけどどんなものを選べば?など、そんな方々のために、フルートの選び方を解説していきます! CONTENTS1.価格帯・素材 […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/nara/wp-content/uploads/sites/58/2026/04/20260413-shima260413-0098.jpg)
【フルートの選び方】フルートインストラクターが徹底解説!
こんにちは。島村楽器ミ・ナーラ奈良店のフルートインストラクター岡崎です!
吹奏楽部に入部してMy楽器が欲しい!フルートを購入したいけど価格の違いなど分からない。フルートを買い替えたいけどどんなものを選べば?など、そんな方々のために、フルートの選び方を解説していきます!
1.価格帯・素材の違い
フルートの価格は主に素材(銀の含有量)によって決まり、約5万円から数百万円までと幅広いです。
フルートは見た目がどれも銀色に見えますが、実際には使用されている材質によって音色が大きく変わります。
銀の含有量が増えるにつれて、銀特有の深みのある音色と響きがより豊かになります。
| 素材・銀の含有量 | 価格帯 | 音色 |
|---|---|---|
| 洋銀・白銅 | ~10万円 | 明るく軽やかで、やや硬めの音色。 初心者の方でも音が出しやすいのが特徴です。 音の深みや響きはほぼない。 |
| 頭部管銀製 | 15万円~ | 洋銀の明るい音に銀特有の柔らかさと響きが加わり、頭部管銀製ならではの明るく抜けの良い音 |
| 管体銀製 | 20万円~ | 音に芯と丸みがあり、明るさと深さのバランスが取れた、まろやかでやや太くまとまりのある音色。 |
| 総銀製 | 60万円~ | 音に奥行きと重みがあり、倍音が豊かで空間に広がるような深く立体的な音色。 |
ここでは紹介していませんが、金やプラチナ、木製のフルートもあります。
2.構造の違い
カバードキーとリングキー
〇カバードキー
指の腹で穴を塞ぐ必要がないため、多少指がズレていてもキイさえ押さえていれば息が漏れず、確実に音が出ます。指への負担も少なく、手の小さい方や初心者の方にも扱いやすい楽器です。
〇リングキー
キーの中央に穴が開いているタイプのキーで、正確に穴を塞ぐ必要があるため指の形が矯正されます。特殊奏法にも対応しやすいのが特徴です。
オフセットとインライン
〇インライン
直線的なキイ配列で、左手薬指のGキーが他のキーと同じ列に並んでいるのが特徴で、主にリングキーのモデルに採用されることが多いです。
〇オフセット左手の薬指で操作するGキーが他のキー列より外側に配置された設計です。
手の小さい方や初心者の方でも届きやすく、持ちやすいのが特徴です。
Eメカニズムの有無
Eメカニズムは、フルートの構造上出しづらい第3オクターブの「ミ(E音)」を出しやすくするためのキイシステムです。
入門用のフルートには標準装備されていることが多く、初心者の方にもおすすめの機能です。
一方で、上級モデル(ハンドメイドなど)では、オプションになることが多いです。
迷った場合は、Eメカ付きのモデルを選ぶと安心して演奏できます。
トーンホールの違い
トーンホール(音孔)は、管体にある音程を変えるための穴のことです。
主に管体を引き上げて作る「ドローン(引き上げ)」と、別パーツを溶接する「ソルダード(ハンダ付け)」の2種類があります。
〇ドローントーンホール(引き上げ式)
管体からトーンホールを引き上げ、先端を外側に丸めて作る方式です。軽快で明るい響きが特徴です。
〇ソルダードトーンホール(ハンダ付け)
トーンホールを別に製作し、ハンダ付けで取り付ける方式です。手間がかかるため高価なモデルに多く採用されており、適度な抵抗感と芯のある深く遠くまで響く音色が特徴です。
足部管の違い
フルートには、最低音が「ド(C)」のC足部管と、半音低い「シ(H)」まで出せるH足部管があります。
はじめての楽器にはC足部管を選ぶ方が多く、買い替えのタイミングでH足部管を選ばれる方が多いです。
H足部管は、単に最低音「シ」を出すためだけでなく、管体が長くなることで、高音域の音程が上ずりにくくなり、より安定しやすくなるのが特徴です。また、C足部管と比べて、深みのある重厚な音色が特徴です。
H管の足部管には「ギズモキー」と呼ばれる小さなキーが付いています。
これは最高音のCを出す際に使用するもので、ピアニシモでも楽に演奏できます。
H足部管の機能について説明しましたが、機能が多いほど良い楽器というわけではなく、楽器選びは好みによる部分も大きいです。
実際にプロの方でも、音の明るさや軽やかさを重視してC足部管を選ぶ方もいらっしゃいます。
メーカー別音色の違い
私が実際に吹いて感じた、代表的なメーカーの音色イメージをご紹介します。
Muramatsu
実は私も愛用していて、今は「SRモデル」を使っています!ずっしりとした重厚感があって、芯の太い、深い音色が特徴です。
YAMAHA
癖がなく、素直な音色です。自分が吹いた通りにまっすぐ鳴ってくれるます。明るめの音色です。
上位機種になると繊細さのある優しい音です。
Pearl
柔らかくて優しく、クリアな音色です。「女性的」なイメージの響きです。
Altus
明るい音色ですが、密度の濃い艶っぽい音です。
SANKYO
キラキラしていて、「宝石」のような輝きのある音色です。高音もパッと明るく響きます。
MIYAZAWA
音が前に飛んでいくような、しっかり音量が出るイメージです。
クリアさと温かみがある音色です。
フルート選びで大切なこと
ここまでさまざまなポイントをご紹介してきましたが、最後にお伝えしたい大切なことをまとめます。
フルート選びで最も大切なのは、「実際に吹いてみること」です。
今回ご紹介したメーカーごとの音色は、あくまで私が試奏して感じた個人的な印象です。
フルートは吹き手によって音の響き方が変わり、持ったときの感覚も人それぞれ異なります。
また、メーカーによってキーの形などにもわずかな違いがあります。
だからこそ、「自分の手にしっくりくるかどうか」を実際に確かめることが、とても重要です。
お好みがはっきりしていない場合は、私が目の前で試奏し、音色の違いを聴き比べていただくことも可能です。
お一人おひとりの手の大きさや目標、理想の音色に合わせて、最適な一本を選ぶお手伝いをいたします。
まずはご相談だけでも大歓迎です。どうぞお気軽にお越しください♪
予約制フルートレッスンも開講中♫

お問合せ
| 店舗名 | 島村楽器ミ・ナーラ奈良店 |
|---|---|
| 電話番号 | 0742-30-6390(音楽教室) |
| 担当 | インストラクター岡崎 |
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