![CONTENTS各メーカー、史上最強電子ピアノ決定戦開幕!No.1 YAMAHANo.2 KAWAINo.3 RolandNo.4 Casioまとめ各メーカー、史上最強電子ピアノ決定戦開幕! 電子ピアノって色々あるけど、結局どれがいいの!?どう違うの!?それぞれのオススメポイントは?? 今回は各メー […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/nara/wp-content/uploads/sites/58/2024/08/20240809-5ba897d6d697425ab4b38f14e988b482.png)
各メーカー、史上最強電子ピアノ決定戦開幕!
電子ピアノって色々あるけど、結局どれがいいの!?どう違うの!?
それぞれのオススメポイントは??
今回は各メーカーのこだわりが詰まった最上位モデルを
ピアノ上級アドバイザーが実際に弾いてみたレビューを含めて徹底解説いたします。
- 本当はアコースティックピアノが欲しい
- なるべくアコースティックピアノに近いモデルが良い
- ピアノの経験がある
- お持ちの電子ピアノからの買い替え
こちらが当てはまる方には特にオススメの記事となっております!
No.1 YAMAHA

YAMAHACLP-885
CLPシリーズのフラッグシップモデル。
シリーズ最高のタッチとサウンドで、グランドピアノさながらの演奏体験をお楽しみいただけます。
2024年8月発売の最新モデル。
¥440,000税込
オススメポイント解説

スピーカー
新シリーズのCLP-885だけ、スプルースコーンスピーカーが搭載されています。
アコースティックピアノの響板と同じスプルース材を使用したスピーカーとのことで、下にKAWAI/SCA901の紹介で響板スピーカーが出てきますが、実際に演奏してみたところ、似ているようで違った印象を持ちました。
SCA901は背面に響板が広がっており、楽器を鳴らしている!というような振動を感じられ、よりアコースティックピアノの迫力に近いという意味合いで響板スピーカーが活きていると感じます。
CLP-885は見た目にはスプルースコーンスピーカーは分かりません。SCA901のような振動を感じながら…というより、電子音らしくなく、自然に、バランス良い音色を出すために活きている、と感じました。

鍵盤 カウンターウェイト
グランドピアノの鍵盤には、ハンマーなどのアクション部分とバランスを取るためのおもり(カウンターウェイト)が付いています。
CLP-885では、このカウンターウェイトが搭載されています。
旧モデルCLP-785でも搭載されていましたが、より重くリアルなタッチ感となっています。
No.2 KAWAI

KAWAISCA901
かつてないグランドピアノの再現。
アコースティックピアノではなく、あえて電子ピアノを選ぶ方が多かった中、音色と響きをさらに強化し「グランドピアノの再現」から「最高のグランドピアノの再現」へ進化したモデル。
¥418,000税込
オススメポイント解説

響板スピーカー
まずは、なんといってもこの響板スピーカー!
響板スピーカーを採用しているのはカワイのこのモデルだけです。
この響板スピーカーのおかげて低音の重厚感と楽器全体が響いている振動を感じられます。
とてもアコースティックピアノに近い!!!!!
よく響くので大曲を気持ちよく弾きたい方には持って来いなのでは。と感じました。

鍵盤
そして鍵盤。シーソー式で黒鍵までしっかり木製です。
かなりしっかりとしたタッチ感。
電子ピアノの中では重めなのではと思います。
ずっしりとしたタッチ感がお好きな方には必ずオススメしております。
No.3 Roland

RolandLX9GP
極上のコンサート・グランドピアノのようなクオリティ。
人気の木目カラーなど、オリジナル機能が満載のコラボ電子ピアノが誕生。
LX9GPは、音、響き、鍵盤、デザインすべてが最高峰のモデルです。
¥460,900税込
オススメポイント解説

島村楽器限定特別価格
実は、レギュラーモデルのLX9は黒鏡面、白鏡面の2色のみで両方とも50万円を超えてきます。
島村楽器とのコラボレーションモデルであるLX9GPは外装を黒木目調にし、少しでもお求めやすい価格にしております。

スピーカー
スピーカー8個搭載により、ダイナミクスレンジがかなり広いです。
電子ピアノだとどうしてもピアニッシモが出しにくい(モデルによっては出ない)のですが、LX9GPは非常に出しやすい!!
それだけでも感動なのですが、足元がボックススピーカー且つ屋根も開くので臨場感があります。

バックミュージックに合わせての演奏
電子ピアノならではといえる、様々な機能ですが、Rolandはかなり使いやすい印象です。
また400曲以上内臓されている曲にはバックミュージックが付いており、右手左手を消してバックミュージックに合わせて演奏を楽しむことができます!
個人的に感動したのは、ハノンやバイエルにもバックミュージックが付いていること。指の体操でとっても大事なのですが、ハノンって正直おもしろくなかったんですよね…。LX9GPにはハノンにもバックミュージックが付いているので、メトロノームを鳴らしながら、バックミュージックに合わせて、つまらないハノンもアンサンブル気分で練習できます。
子供の頃にこれがあれば…!!!
実際の楽しみ方は↓
No.4 Casio

CasioGP-1000
リストやドビュッシーも愛用した世界三大ピアノのひとつ「C.ベヒシュタイン」社共同開発の鍵盤・音を搭載したカシオセルヴィアーノグランドハイブリッドシリーズから島村楽器限定モデルが登場。
¥462,000税込
オススメポイント解説

ベヒシュタインとの共同開発
世界三大ピアノの一つ「C.ベヒシュタイン」との共同開発であるということは有名なGP-1000。
ベヒシュタインの音色が搭載されているのは勿論、その他にもウィーングランド、ハンブルググランドなど種類の違った音色が搭載されているのが魅力的です。
ベヒシュタインは海外ピアノなので国内ではあまり聴き馴染みがない音色だと初めは感じるかもしれませんが、やはり本場ドイツの音色は艶やかでしっとりした音からキラキラした音まで、本当に弾いていて飽きないです。

鍵盤
N1Xと同じく、グランドピアノアクションが搭載。
鍵盤は勿論、鍵盤の土台(筬)も木製です。ちなみに使われている木材はベヒシュタインと同じ高級木材。
弾き手としてのオススメポイントは、ピアニッシモでの連打ができる、という点。
電子ピアノではしっかりと鍵盤が戻り切らないと次の音が鳴らなかったり、となかなか難しい連打ですが、GP-1000は写真のような低い位置からでもしっかりと連打ができます。
しかもピアニッシモでもそれが可能!
繊細なタッチ感も練習が可能です!

ヘッドホンでも疲れない
こちらは島村楽器とのコラボレーションモデルGP-1000にしか搭載されていない機能なのですが、お持ちのヘッドホンに合わせた調整や、どんな音量でも自然に聞こえるカシオ先進の技術を採用しております。
私自身、夜にヘッドホンをして練習をすることも多くあり、頭や耳が痛くなったり疲れたりする経験があったので、この機能はかなり嬉しいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
どれも魅力的ですよね。
今回は、私の感想としてオススメポイントを記載しましたが
お客様によって好みやこだわる箇所は違うかと思いますので是非一度店頭でお試しいただけたらと思います!
自分一人では選べない!よく分からないから詳しく聞きたい!
という方はピアノ選び方相談会も開催中です!
ステキなピアノライフをお過ごしいただくために!
ご参考になれば幸いです。
この記事を書いた人

ピアノ上級アドバイザー中川(なかがわ)
入社以来約400件、ピアノをご成約いただいております。
ピアノ講師の祖母と母の影響で3歳からピアノを弾いています。
手が小さく課題曲が弾けないことから音高・音大への道を諦めましたが
音楽に携わる仕事がしたいと入社。
社内資格であるピアノ上級アドバイザーを取得しました。
今はポップスばかり弾いていますが、クラシックだとショパンが一番好きです♪
皆様がよりよい環境でピアノを楽しんでいただけますよう、お手伝いができると嬉しいです。
いつでもお気軽にご相談ください♪
※備考にご相談内容をご記入ください
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。