防音に関連する「音」と「騒音」の基礎知識

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2023年11月16日

「音」と「騒音」の基礎知識 CONTENTS知っておきたい用語知っておきたい用語 dB(デシベル) 音の大きさを表す単位。数字が大きくなればなるほど音が大きくなります。一般的に人が「うるさい!」と感じるレベルは65dBくらいからと言われます。 ※繁華街や住宅地など、お住まいの地域の環境によって変わり […]

「音」と「騒音」の基礎知識

知っておきたい用語

dB(デシベル)

音の大きさを表す単位。数字が大きくなればなるほど音が大きくなります。
一般的に人が「うるさい!」と感じるレベルは65dBくらいからと言われます。

部屋の種類理想的なdB等級
書斎、勉強部屋 35dB
寝室、リビング40dB
ダイニング45dB
キッチン50dB

※繁華街や住宅地など、お住まいの地域の環境によって変わります。

騒音レベルdB等級音源の例
聴力機能に障害105~130ジェット機、コンクリート工事、オーケストラ
とてもうるさい85~105地下鉄、滝の近く
うるさい65~85 パチンコ店、ボーリング場、新幹線車内、蝉の鳴き声
ふつう45~65テレビ、水洗トイレ、都心の住宅地
しずか25~45郊外の住宅地、囁き声、衣服が擦れる音、鉛筆の音
とてもしずか10~25小さな寝息、雪の降る音
楽器dB等級の目安
ドラム子供:80~100
大人:100~
プロ:120
ピアノ子供:70~90
大人:90~100
プロ:110
金管楽器100~110
木管楽器70~95
声楽、ヴォーカル90~110

周波数「Hz(ヘルツ)」

音の高さを表す単位です。周波数が高ければ「キーン」とした耳をつんざくような音に聴こえますし、逆に低ければ「ズーン」とお腹に響くように重く感じます。
また防音に関して言えば、高い音は吸音・遮音しやすく、低い音は吸音・遮音しにくいという特徴があります。

Dr等級

遮音性能(防音性脳)を表す日本工業規格(JIS)の単位。数字が大きくなればなるほど遮音性能が高くなります。
例えば、子供がピアノを練習している部屋(90dB)を防音室にしたところ、隣の部屋ではうるさくない程度の50dBまで下げられたとしましょう。この場合、
 90dB-50dB=40
となるため、この防音室の防音性能は「Dr-40」ということになります。

遮音性能高価
Dr-30壁を隔ててピアノの音が「小声」くらいに聞こえる。
Dr-35壁を隔ててピアノの音が「ひそひそ声」くらいに聞こえる。
Dr-40壁を隔ててピアノの音がほぼ聞こえない。

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