![皆さんこんにちは!]]イオンモール名古屋茶屋店PA担当の伊藤です! ***皆さんはマイク、使っていますか? iPhoneのマイクもかなり高音質になっておりますが、 +音割れが軽減される。 +高音のヌケがかなり良くなる。 +立体感のある音が録れる。 ***この機会に『マイクデビュー』しちゃいましょう! […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/nagoyachaya/wp-content/uploads/sites/162/2019/12/20191204-img_2941.jpg)
皆さんこんにちは!
イオンモール名古屋茶屋店PA担当の伊藤です!
皆さんはマイク、使っていますか?
iPhoneのマイクもかなり高音質になっておりますが、
- 音割れが軽減される。
- 高音のヌケがかなり良くなる。
- 立体感のある音が録れる。
この機会に『マイクデビュー』しちゃいましょう!!
そもそもマイクのしくみとは?
ライブやレコーディングにおいて、ヴォーカルやギターアンプ、ドラムの音をPAから出したり、録音するためには「マイク(マイクロフォン)」が必要ですね。マイクの他にも、ミキサーやオーディオ・インターフェース、スピーカー、レコーダー・・等々さまざまな機材を使うことになりますが、ヴォーカルや生楽器の音を収集するための入り口にあたるのが、このマイクです。
※写真はダイナミックマイク
音は空気の振動ですが、この振動を電気の信号に変換するのが「マイク」の役目。ダイナミックマイクと呼ばれるタイプのマイクには、振動板(ダイアフラム)とコイルが搭載されており、空気の振動(音)で振動板が振動し、その結果電気信号が生じるという仕組みになっています(フレミングの法則(*)を応用したもの)
それとは逆に、今度は電気信号を音に変えてくれるのが「(ダイナミック)スピーカー」です。
マイクの信号はあまりに小さいので実際は下図のようにアンプで信号を増幅させます
とまぁ、科学的に解明すると上記のような説明になるのですが、フレミングの法則なども説明し始めると音楽とは別の世界に連れていかれそうなのでそこは割愛させていただきます。(笑)
マイクの種類
マイクは大きく分けて二種類あります。
・ダイナミックマイク
ダイナミックマイクの特徴
・電源不必要
・丈夫で比較的湿度に強い
・感度が低い
・比較的安価
・LIVE、スタジオ練習用
・エレキギターアンプの録音、ドラムの録音(スネア、ハイハットなど)
・主な機種:シュア/SM58、シュアSM57、ゼンハイザー/E935
・コンデンサーマイク
コンデンサーマイクの特徴
・電源必要
・振動や湿気に特に弱い
・感度が高い
・比較的高価
・レコーディング、クラシックなどのステージの録音
・ヴォーカル録音、アコーティックギターの録音
・主な機種:オーディオテクニカ/AT4040、AKG/C-414、ノイマン/U87
「コンデンサーマイクは電源が必要」
それぞれ空気の振動を電気信号に変換する仕組みが異なっていますが使用する上での一番の違いはその部分にあると思います。
その他にはコンデンサーのほうが「レンジの広い繊細な音を拾うことができて値段も割高」という傾向があると思います。
モチロンそれぞれ機種によって微妙に特性は異なりますので・・・10万円のダイナミックマイク、4千円のコンデンサーマイク等、混在しています・・・あくまでめやすと考えてください。
値段は数千円~百万以上とまさしく「ピンキリ」ですが、大部分のアマチュアにとって現実的な予算で考えると、1万~数万といったところでは無いかと思います。いずれにしても「何に使うか?」で選択肢は変わってくるわけですが・・・
ファンタム電源
コンデンサーマイクに必要なファンタム電源ですが「電源」といってもマイクに電源ケーブルが付いているわけではなく「ファンタム電源」と呼ばれる仕組みで電源をマイクに送ります。「ファンタム電源」というのはミキサーやオーディオ・インターフェースに備わっているもので、マイクにつなぐキャノン(XLR)・ケーブルを経由してマイクに電源を供給する仕組みです。(中にはステレオミニプラグで電源を送るタイプもあります)標準ケーブルだとファンタム電源は送ることができません。
電圧は12V、18V、24V、48Vなどがありますが、48Vが一般的です。
写真はSteinbergのオーディオ・インターフェースUR824。「+48V」と書かれているのがON、OFFスイッチです。なおファンタム(ファントム)は幽霊「(電気回路的に)見えない電源」という意味です。ダイレクトボックス(DI)にも供給します。
まとめ
細かい仕組み等、説明させていただきましたが、おおまかにLIVEなど激しい現場で多様する場合はダイナミックマイクで、繊細な音を録音したいという時はコンデンサーマイクを選べば間違いないでしょう。もちろんコンデンサーマイクをLIVEで使う方もいますし、音量が大きな楽器などの録音はダイナックマイクを使うので必ずそれがないと出来ないということはありません。マイクの特性を歌や楽器に合わせてあげることによって、より良い音で収音できるということです。実際に手に触れて音を聞いてみないと分からないことも多いのがマイクの現状なので、もし音を聞いてみたい、こんな時にはどのマイクを選べばいいの?など気になっていることがあれば、ぜひ島村楽器名古屋茶屋店にお越し下さい!!
おススメマイク
SHURE SM58
【エレメント】:ダイナミック型
【指向性】:カーディオイド
【周波数特性】:50 Hz~15KHz
【感度】:-54,5 dBV/Pa
【質量】:298 g
【価格】¥13,824(税込)
いつものド鉄板マイク、SHUREのSM58です。
定番で安心感のあるマイクです!
主にボーカル用なので雑談や歌の配信にもバッチリで、何よりも頑丈なのでで初めてのマイクにはものすごくおススメです!
女性の方にはこれの上位機種であるBETA58がおススメです!
もちろん聞き比べ可能なので気になる方はお店にいらしてください!
Audio-Technica AE6100
【エレメント】:ダイナミック型
【指向性】:ハイパーカーディオイド
【周波数特性】:60Hz-15kHz
【感度】:-55 dBV/Pa
【質量】:310g
【価格】¥18,480(税込)
続きましてAudio-TechnicaのAE6100です。
こちらは超単一指向性となっており、録音の最大の敵、ハウリング・ノイズにとても強くなっております!
ボーカル用に設定されたサウンドは中高音のブーストされた輪郭のハッキリしたサウンドとなっており、
バンドサウンドに埋もれない存在感があります。
もっと音抜けが欲しい宅録タイプの方はSENNHEISER E945の方がオススメ!
AUDIX OM2
【エレメント】:ダイナミック型
【指向性】:ハイパーカーディオイド
【周波数特性】:50 Hz~16 KHz
【感度】:1.6 mV/Pa
【質量】:307 g
【価格】¥11,880(税込)
AE6100と同じく、超単一指向性なので余計な音を拾いにくく、下は50HZ・上は16KHzと自然な音の帯域を持っています。
この機会にマイクを新調しては如何でしょうか?
いかがだったでしょうか?
マイクを変えるだけで音質は物凄く変わります。
その中でお気に入りの物や良い製品をを使ってあげるのが配信や録音のクオリティを左右します。
初めてのマイク選び、お手伝い致しますので是非お問合せ下さい!
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店舗名 | 島村楽器イオンモール名古屋茶屋店 |
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営業時間 | 9:00~21:00 |
電話 | 052-309-3560 |
担当 | 伊藤(いとう) |
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