Positive Grid SPARK EDGE レビュー!バッテリー駆動可能なオールインワンなPAアンプ!

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2025年06月16日

こんにちは、立浦です。
本日はPositive Grid社のSPARK EDGEをご紹介!

4チャンネルPAシステムPositive Grid SPARK EDGE

4チャンネルPAシステムPositive Grid SPARK EDGE

ギター、ベース、ヴォーカルなどに対応するオール・イン・ワン「パフォーマンス・マシン」

¥69300税込

他のSPARKシリーズやプラグインソフトBiasシリーズでもお馴染みのPositiveGrid社が新たにリリースしたSPARK EDGE。
多機能かつポータブルなで、エレキ・アコースティック・ギター、ボーカル、キーボードなどすべての楽器に最適に使えるバッテリー駆動対応のアンプ・PAシステムに仕上がっています!

本稿では実際の使用感や同業他社のモデルと比較した様子をご紹介していきます!

SPARK EDGE実機チェック

実際のサイズ感はこんな感じ。
240 x W 242 x H 333 mm、重量6.2kgとコンパクトで、別売の充電式バッテリーSPARK Batteryを使えば、電源の取れない屋外にも持ち出して演奏が可能です!(駆動最大10時間)



Spark Battery

Spark Battery

Spark シリーズ用充電式バッテリー

¥13200税込

底面には切れ込みがあり、斜め置きにも対応!

接続端子や機能

上面に各入力の音量やプリセット切り替え用のつまみ、背面にMASTERセクション(LOW/MID/HIGH/VOLUME)を搭載。
マイクやギター、そしてシンセサイザー等のステレオ楽器含む最大4ch(楽器×2+LINEステレオまたはモノラル×2)の接続が可能で、多彩なセッティングに対応します。


他のSPARKシリーズ同様、USBオーディオインターフェイスやBluetooth機能も搭載、PC・スマホ等から音楽を再生可能!本体のUSBポートにケーブル接続、もしくはBluetoothで再生される音声は本体上部の“Music”つまみで独立して音量調整が出来ます。



更にUSBポートを経由し、パソコン・スマホにSPARK EDGEに入力されたマイクや楽器のサウンドを録音することも出来るので、例えばSPARK EDGEで演奏を行いないながら、USBとスマホで録音や配信することも出来ちゃいます!
これは便利ですね!!歌ってみた・弾いてみた動画の撮影や路上ライブの配信とかにも活躍しそう!!

アプリで細かいサウンド設定が可能

その他のSPARKシリーズ同様Spark Amp対応のコントロール・アプリケーションで様々なサウンドやエフェクトのパラメータ設定が可能!

ギターやベースのモデリングアンプ36種、コンプやドライブ、リバーブディレイなどのエフェクトも50種搭載!

予め用意されているマイクや楽器別、ジャンル別のプリセットを呼び出すだけでも、いい感じのサウンドに仕上がります♪
アプリ内だけでなく本体からも最大4種類のプリセットを保存・登録しておくことができ、CH1/CH2で異なるプリセットを使うことができます!(CH3/4はプリセット適応なし)
なのでCH1にはマイク、CH2にはアコースティックギターのサウンド設定といった具合に使い分けられます。

他にもSpark EDGE 本体にはルーパーが搭載されており、こちらをSpark アプリやSpark Control、Spark Control Xから操作を行うことが可能!詳しくはこちらを参照

ライバル機種と比較

バッテリーを使用し持ち出しが可能な本機種。
実際に店頭にあったバッテリー駆動可能なライバル機種の
・Roland CUBE Street EX
・BOSE S1 Pro+
と比較してみました!

比較表

ざっとしたスペックの違いは上記の通り!
SPARK EDGEは3機種の中では最も軽い、そして最も出力が大きいようです!(といってもそれぞれ僅かに、ですが)
また、発売された時期も新しく、前述の通り機能的にもかなり充実しており、ギターやベースなどのエフェクトやアンプモデリングも多数搭載しているので、そバンド系楽器にも強い仕様です!

肝心の音質やサウンドデザインに関しても
・CUBE STREET EX:クリアでハイ寄り、やや硬質ですっきりめ
・SPARK EDGE:ウォームでパワフル、ボーカルはもちろんギターの艶感もGOOD
・S1Pro+:広がりのあり低域が豊か、音楽的で伸びがあり聴き心地良し

といった感じ。
好みもあるかと思いますが、SPARK EGEはアプリを通じて細かく調整が効く&多数のエフェクトでサウンドメイクしやすのも優れた点ですね!


反面、他2機種は各CHのEQやエフェクトの係り具合を本体つまみで調整できるのに対し、SPARK EDGEは本体では細かい調整は出来ないので、事前にプリセットを組んでおくかアプリに依存する形となります。

担当はSPARK MINIという同社のギターアンプを愛用しており、こちらも同じくアプリ操作が基本となるのですが、あまり煩雑に感じたことはありませんね〜この辺りは使用者の好みになりそうです!


各モデル当店にてご用意しておりますので、是非実機チェックしてみてください!

この記事の投稿者:立浦


※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。