ボーカルマイクの新定番、Audio-Technica ATS99が発売!

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2022年11月16日

マイク、ヘッドホンを始めとする音響機器の名門オーディオテクニカより、新たなダイナミックマイクロフォンATS99が登場!
今年のInterBEEに合わせて発表となりました!

これまでもダイナミックマイクではAEシリーズ、コンデンサーマイクではATシリーズと優れたマイクを多数リリースし、特にこのコロナ禍においては一時品薄になる等、高い人気を見せつけた同社ですが、ここに来て新たなダイナミックマイクを発売!

私も発売前の実機をチェックさせて頂きました!
本項ではそんな新ダイナミックマイクATS99についてご紹介を差し上げたいと思います。

ハイパーカーディオイドダイナミックマイクロフォンAudio-Technica ATS99

ハイパーカーディオイドダイナミックマイクロフォンAudio-Technica ATS99

ボーカリスト自身が心地良い、優れたレスポンス。中低域に量感を持たせた、新定番のマイクロフォン。

¥39600税込

外観

Audio-Technica社が新たに世に送るダイナミックマイクATS99、デザインに関しては一般的なマイクと大きく変わらず“控え目”な印象。
この価格帯の製品になると、他社製品はどれも外観に特徴を持たせるものが多いので、ちょっと意外!

しかしこちらは“敢えて”そうなっているとの事。
メーカーさん曰く多くのプロアーティストにもヒアリングを重ねつつ「ステージ上ではあくまでボーカリスト、アーティストが主役、マイクやなるべく目立たないように」という目線で今回の外観に至ったとの事。
見た目こそ大人しいものの、堅牢なアルミ削り出しのボディなのでライブなどのハードな使用においても頼りになりそうな手触りです!

一般的なマイクよりも軽量

定番マイクSHURE SM58と比べるとサイズはやや大きめ。
しかしながら、実は重量においてはATS99の方が約50gも軽いというから驚きです!(SHURE SM58が310gに対し、ATS99は262g)
実際に持ってみた感じも、体感で分かるレベルで軽量になっており長時間のステージでも疲れにくく扱いやすい印象です。

マイクの柄の部分の質感にもこだわって作られており、程よいグリップ感がとても良い感じ!

安心の日本製

筐体に印字されているように、こちらはMADE IN JAPAN!
設計・製造においても国内で手掛けられる安心の日本製です。

内部の半田、ケーブルの引き回しにおいても丁寧に作られており、また内部にはショックマウント構造も採用しており手に取った時のハンドリングノイズも出にくい仕様です。

サウンド

実際に前述のSHURE SM58や同社のAE4100、またゼンハイザーのE935等のボーカル用マイクの定番どころと比較をしてみましたが、音圧、レンジともに一聴して分かるレベルで違いました。
謳い文句通り、内蔵の高磁力マグネットとステップアップトランスによりボーカリストの軸となる“中低域”をグッと持ち上げてくれて、歌を前に出る音に仕上げてくれる大変すばらしいサウンド!

音のベクトルとしてはゼンハイザーのE935/E945系と近いのですが、それらよりも更に押し出し感のあるサウンドに仕上がっており、大音量のバンドサウンドの中でも埋もれることなくボーカルを際立たせてくれそうです。

また、ハイパーカーディオイド(超単一指向)なので側面の音が拾いにくい、ハウリングしにくいという点もライブステージ上で大きな役割を果たしてくれますね!

いかがでしょうか?
簡単にではございますがAudio-Technica(オーディオテクニカ)の新たなダイナミックマイクロフォンATS99についてご紹介させて頂きました。

担当的にも非常にお勧めなモデル!

11月25日より発売開始、店頭にも実機をご用意いたしますので気になる方は是非チェックしてみて下さい!

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※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。