最新の音楽制作ソフトSteinberg Cubase12が登場!

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2022年03月02日

世界中で大人気のSteinberg社の音楽制作ソフトウェアCubaseの最新バージョンCubase12が遂に登場!約1年4か月ぶりのメジャーアップデート!今か今かと待ちわびていた方も多いのではないでしょうか?一体どんなところが変わったのか、簡単に掻い摘んでご紹介していきたいと思います。 CONTEN […]

世界中で大人気のSteinberg社の音楽制作ソフトウェアCubaseの最新バージョンCubase12が遂に登場!
約1年4か月ぶりのメジャーアップデート!今か今かと待ちわびていた方も多いのではないでしょうか?
一体どんなところが変わったのか、簡単に掻い摘んでご紹介していきたいと思います。

メーカー品番価格(税込)
SteinbergCubase Pro 12(通常版)62,700円
SteinbergCubase Pro 12(アカデミック版)41,800円
SteinbergCubase Artist 12(通常版)35,200円
SteinbergCubase Artist 12 (アカデミック版)19,800円
SteinbergCubase Elements(通常版)12,960円
SteinbergCubase Elements(赤でミク版)7,560円

Cubase12新機能

1. Steinberg Licensing [ Pro / Artist / Elements ]

ハードウェアキー「USB-eLicenser」を必要としない新しいライセンスシステムに移行します。
ライセンスは「Steinberg Activation Manager」を通じて、Steinberg IDと紐づき、最大で3台のPCへのアクティベーションが可能です。

これまでCubaseはUSB-eLicenserという所謂USBのカギを使って起動していました。逆に言えばCubaseを使うためにはUSB-eLicenserをコンピュータに常時接続する必要がありました。しかし、今回のCubase12から新たなライセンス認証システムに移行するため、このUSB-eLicenserが不要となります。これは従来のCubaseユーザーにとっても朗報ではないでしょうか!

1ライセンスで3つのPCまで認証可能とのこと。メイン、サブ、持ち出し用などに振り分けて使えるのも有難いですね!

2. オーディオからのコード検出 [ Pro / Artist / Elements ]

オーディオファイルをコードトラックにドラッグ&ドロップすることで、コード検出が可能となりました。検出時、コードトラック上にCubaseが最も可能性が高いと判断したコードイベントが配置されますが、その他考えられるコードについて、コードエディターで一覧を表示し、その中から最適なものを選び直すことも可能です。

担当もデモンストレーションを確認したのですが、この機能は滅茶苦茶便利!オーディオデータをコードトラックに放り込むだけで、自動的にコードを解析、反映してくれるという優れもの!耳コピ用に使うもよし、自分が適当に弾いたコード進行が不明なエモいギターやピアノのフレーズを解析させて理詰めで曲を作るのも良し、好きなアーティストの曲を投げ込んでコードワークや作曲の参考にするも良し。

色々な活用方法が想定できそうです!

3. オーディオワープ機能の向上 [ Pro / Artist ]

これまでサンプルエディター上でしか、作業できなかったフリーワープがプロジェクトウィンドウ上で行えるようになりました。また、複数トラックを同時に作業できるようになったことに加え、同フォルダ内のオーディオの位相を同期する機能が追加されました。

これもなかなか便利!オーディオのタイミングを調整する「フリーワープ」をより簡単に実行可能に!
従来は専用の編集画面に入っていく必要がありやや煩雑でしたが、今回からメインのプロジェクトウィンドウ上で調整可能!ほかのパートの波形を見ながらタイミングを弄れるのは素晴らしいですね!

4. VariAudioスケールアシスタント [ Pro / Artist ]

VariAudioにスケールアシスタント機能が搭載されました。キーエディターのものと同様、エディター全体で単一のスケール、もしくはコードトラックに沿ったスケールノートガイドの表示、指定したスケールに沿ったピッチ編集のスナップが可能です。

Cubase11から搭載され好評だった、自分が指定した任意のキー・スケール内で使える音を提示してくれたり、自動的にスケール音に調音してくれる便利な機能『スケールアシスタント機能』がピッチ編集でお馴染みの『VariAudio』内でも使えるようになりました。
例えばボーカル編集などで「何となくずれてるのは分かるけど、どの音程にピッチ修正すればよいかパッとわからない…」とか、「元のスケールがズレない程度にピッチをバラして再構築して、ボーカルフレーズの雰囲気を変えたい」と言ったような使い方が楽々出来るように!これも有効活用出来そうです!

5. MIDIコントローラーとの連携向上 [Pro / Artist / Elements]

下ゾーンに「MIDI Remote」タブが新設され、MIDIコントローラーとの連携に関する設定が行えるようになりました。Cubase内でスクリプトが組まれている製品については、接続しただけでMIDI Remoteタブに製品と同様のGUIが表示されます。スクリプトが組まれていない製品についても、簡単にGUIの作成、パラメーターのアサインが可能です。

6. Verve [Pro / Artist]

HALion Sonic SEで使えるフェルトピアノ音源ライブラリーです。エディター上で「PIANO」と「TEXTURE」を混ぜ合わせ、唯一無二のサウンドを生み出します。

7. FX Modulator [Pro/ Artist]

素材に対して、様々なエフェクトチェーンを適用することができるモジュレーションプラグインです。デフォルトで14種類のエフェクトモジュールと、ファクトリーエンベロープカーブのセットが搭載されており、エンベロープカーブは自由に変形することも可能です。

8. Raiser [Pro]

掛かり具合が可視化された多機能リミッタープラグインです。多様なリリースタイム設定により、パーカッシブな素材に対するアグレッシブなリミッティングや、フルミックスの自然な音圧上げなどに柔軟に対応します。

9. SuperVisionに新モジュール追加 [Pro / Artist]

Cubase 11から搭載されたメータープラグイン「SuperVision」にVUメーター、

キーボードタイプのスペクトラムアナライザーなどの新モジュールが追加されました。

10. サラウンド、Dolby Atmos対応 [Pro]

イマーシブサウンドを扱うための新しいチャンネル設定とバス設定が追加されました。

またDolby Atmosのフォーマットにも対応しました。

11. Apple Silicon Native対応 [Pro / Artist / Elements ]

Apple SiliconのRosetta2に加え、Nativeにも対応しました。

12. ロジカルエディターの進化 [Pro ]

GUIが刷新され、新しい項目やプリセットが追加されました。

13. その他の編集ワークフローの向上

新しいクロスフェードエディターやトラックごとのARA適用など、様々な編集機能が追加、

改良されています。

期待のCubase12は2022年3月2日から発売開始!
島村楽器名古屋パルコ店でも展開中ですので、気になる方は是非ご来店ください!

この記事の投稿スタッフ

投稿者:立浦

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