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こんにちは、立浦です。
今日はSteinberg CubaseとオーディオインターフェイスRoland Rubix24を使った具体的な同期演奏の具体的な手順についてご紹介!
以前、当店WEBページで同期演奏に必要なものやお薦め品番などをご紹介させて頂いたのですが、そちらをご覧になられたお客様から「機材の接続やDAWの設定などを交えた実際の手順を教えて欲しい」というお問合せが増えてきたため、忘備録的な感じで書き残しておきます♪
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本WEB記事に掲載されている商品や関連アイテムについて、他店でご購入された場合の製品の操作・設定方法等のご相談のお電話には原則として一切対応致しません。
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何卒ご理解・ご協力をお願い申し上げます。
CONTENTS
今回使う機材
DAWソフト Cubase

DAWソフトSteinberg Cubase Pro 14 通常版
ハリウッドの作曲家やビルボードチャートのプロデューサーからビギナーに至るまで、世界中の音楽シーンがいつも信頼を寄せる DAW
¥69300税込
※今回はCubase Proを使っていますが、下位グレードのArtist/Elementsでも同じセッティングが可能です。
※Cubaseのバージョンは14を使っています。バージョンが異なると表示や手順が変わってくる場合があります。
オーディオインターフェイスRoland Rubix24

イヤモニ Xvive XV-U4とイヤホンSHURE SE215


各機材のセッティングイメージ

基本的に同期はスタジオ・ライブ会場などの外音は同期音声のみ、そして自分達(演奏者側)は同期音声とクリック音を聴く必要があり、そのような出力設定を行います。今回はCubaseとRubix24を用いた実際の接続手順を踏まえご紹介していきます!
※上記図のような感じで、オーディオインターフェイスのメインの出力(OUTPUT1/2)からは同期音声、同期+クリックをOUTPUT3/4やヘッドホン出力から出るようにします

まずパソコンにUSBでRoland Rubix24を接続し、続いてイヤモニを装着します。
※ライブ会場のPA・スピーカーにRubix24のOUTPUT1/2からの出力を接続しますが今回は割愛

そしてRubixのイヤホンアウトにXvive XV-U4を接続し、お互いのチャンネルをあわせてリンクさせておきます。

また、Rubix24背面の「PHONE SOURCE」を3/4にあわせておきます。
※これでイヤホン出力から後述のOUTPUT3/4に割り当てた音声を聴くことができるようになります。
DAW側の設定
Cubase側の設定も行いましょう!
まず初めにスタジオ→スタジオ設定→オーディオシステムの項目からオーディオインターフェイスをRubix24に指定し、次にスタジオ→オーディオコネクション→出力タブへ行き「パスを追加」でOUTPUT3/4を加えておきます。(デフォルトではOUTPUT 1/2のみ表示されるはずです)

分かりやすいようにそれぞれの出力パスに名前をつけておくと良いかもしれません。
今回はRubix24のOUTPUT1/2からの音を「メイン」 3/4を「サブ」としておきます。
そして、例えば上記のプロジェクトのように同期音声とクリックのトラック(黄色い方がクリックトラック)を用意し、画面左側の「ルーティング」という項目から各トラックの出力先を指定してあげます。
同期音声を「メイン」、クリックトラックを「サブ」に指定すると、RubixのOUPUT1/2からは同期音声が、3/4及びヘッドホンアウトからはクリックが分かれて流れるようになります。
しかし、このままだと3/4やイヤモニからはクリックの「ピッピッピ…」という音しか聞こえないので、同期音声をメイン出力に送りつつ、3/4にも送る、という設定を行う。必要があります。
その場合にはSENDS(センド)を使うと良いでしょう!
スタジオ→MIXCONSOLEを立ち上げて、SENDに「サブ(OUPUT3/4)」を追加してSENDオンにすると、OUTPUT3/4やヘッドホンアウトに繋いだイヤモニからもクリックと合わせて同期音声が流れるようになります。
また、センドの数値(ゲイン)を変更することで、メインへの音量は変えないまま、サブへの同期音声の音量を変更可能です。
どうでしょう??
そんなに難しくないのではないでしょうか。
あくまでシンプルなセッティング例で、他にも色々なやり方がありますが…ご参考となれば幸いです!
機材と環境さえあれば、誰でも手軽に同期演奏が楽しめる時代!是非色々試行錯誤して良い演奏、カッコイイバンドアクションを極めて行ってください!
この記事の投稿者:立浦(たてうら)

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