【ピアノインストラクターブログ Vol.28】演奏する時の姿勢、重心移動について

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2025年09月26日

ピアノインストラクターの芝田佳子(しばたかこ)です。 9月になり、だいぶ涼しくなり過ごしやすい毎日が嬉しい芝田です。夜が心地よく寝れるようになりましたね~先日、島村楽器の音楽コンクールの予選が行われまして、私の会員様から2名参加くださったのですが、見事お2人とも予選通過し、11月に行われる本選に出場 […]

ピアノインストラクターの芝田佳子(しばたかこ)です。

9月になり、だいぶ涼しくなり過ごしやすい毎日が嬉しい芝田です。夜が心地よく寝れるようになりましたね~

先日、島村楽器の音楽コンクールの予選が行われまして、私の会員様から2名参加くださったのですが、見事お2人とも予選通過し、11月に行われる本選に出場することが決まりました👏👏
とっても嬉しいです!!会員様も頑張っていたので結果に繋がり良かったです😂😂
また、本選に向けて一緒に頑張っていこうと思います!皆さん応援よろしくお願いします♪

今回はコンクールに少し紐づけた内容で、演奏する時の姿勢について書いていこうと思います!
是非、このブログを読んで自身の演奏姿勢について意識してみるといいですよ!

姿勢に意識しましょう

皆さま、ピアノの演奏に姿勢が大きく影響することを実感したことはありますでしょうか?

良かったら先に上記をご覧ください👆
以前のブログ【ピアノインストラクターブログ Vol.3】で演奏するときの正しい姿勢について書いておりますが、
実際に演奏をしている時に、姿勢によって音が変わってくるということを今回お伝えしていきます。

例えば、最初フォルテの大きな音で始まる曲の時に、手や腕だけで弾くより少し前傾姿勢になって身体の重さも手に乗せて弾いた方が良い音が出たりします。曲でいうと、ラフマニノフの前奏曲「鐘」Op.3-2の最初のフレーズはこの前傾姿勢での弾き方が理想の音に繋がります。

また、少し広がるような音が出したいときは、目の前の空間を空けて胸を開いて弾くと、腕の可動域が広く使えるので、伸びのある音を出すときに効果的です。曲でいうと、ショパンのノクターンのOp27-2の冒頭とかにこの姿勢で弾くと良い音が出しやすいです。
また「上の方に広げたい!」や「遠くまで飛ばせる音を出したい!」という気持ち、イメージ持って弾くことも音の表現をするうえで大事です。空をイメージするのも良いですし、広い緑が綺麗な草原をイメージするのも良いです。

音を表現するために、姿勢を工夫するのと、イメージを膨らませてみてください!

重心移動

ピアノは88鍵盤あり、両手を使って演奏をします。音域も7オクターブ出せるので、弾く音域によって重心移動が必要になってきます。

皆さん、ずっと同じ場所、真ん中で演奏していませんか?
もし高音寄り、低音寄りの音が多くなったときは、身体ごと移動すると自然と弾きやすくなります。
端っこの音を腕だけ伸ばして弾くより、身体も一緒に持って行って弾けば、真っ直ぐな状態でしっかり鍵盤に重さがかけられるので、指先のコントロールがしやすくなります。

下記の写真を見ていただいて、が高音を弾くために右側に重心が移動している様子です。
の写真が通常の真ん中の位置で演奏している時の写真です。

重心移動するときは、お尻が片方だけで支えることになるので、それに伴い脚を肩幅ぐらいに開いて身体全体をしっかり支えられる状態になっている必要があります。色々繋がってきますね。
ピアノは手だけで弾くのではなく、身体全体で弾くのが大事ということがわかりますね!

まとめ

今回は、演奏する時の姿勢について書きましたが、この弾くときの姿勢によって結構、音の表現は変わってきます。
なぜ姿勢が大事かというと、上手に腕や手に重さを乗せやすくするためです。上記でも言いましたが、ピアノは手だけで弾くのではなく、身体全体で弾くのです!!

重心移動などに意識して皆さんも練習してみましょう。

また今回の姿勢の写真は私の演奏動画である『戦場のメリークリスマス』からの一部を切り取ったものが多いですので、
是非この演奏動画を見て、私の姿勢に着目して見てみてください。

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