![コンデンサーマイクは、その正確な音の収音特性と優れた感度から、スタジオ録音やボーカル収録、アコースティック楽器の録音において広く使用されています。しかし、種類や特徴が多岐にわたるため、最適なマイクを選ぶにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。以下では、コンデンサーマイクを選ぶ際の基本的な […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/nagoya-mozo/wp-content/uploads/sites/193/2025/02/20250211-1739247030779-1716dc34-8183-47dd-80e9-fe6ef74d5a1f_1.jpg)
コンデンサーマイクは、その正確な音の収音特性と優れた感度から、スタジオ録音やボーカル収録、アコースティック楽器の録音において広く使用されています。しかし、種類や特徴が多岐にわたるため、最適なマイクを選ぶにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。以下では、コンデンサーマイクを選ぶ際の基本的なポイント、用途別のおすすめ設定について解説します
1. コンデンサーマイクの基本的な特徴と仕組み
コンデンサーマイクは、音波をキャプチャーした際に内部のダイヤフラムがわずかに動くことによって電気信号を生成するマイクです。この構造により、音の細部や自然な質感を忠実に捉えることができます。
特徴:
高感度 :小さな音でも細部まで拾いやすい。
広い周波数特性 :低音から高音まで幅広くカバー。
優れた指向性 :特定の方向に集中して音を拾う。
電源必要 :ファンタム電源(48V)が必要な場合が多い。
2. 選ぶ際に考慮すべきポイント
次の要素を確認することで、自分の用途に適したマイクを見つけやすくなります。
(1) 用途
まず、自分がマイクを使用する場面を明確にしましょう。録音の具体例を挙げて、その用途に合うマイクを選ぶことが重要です。
以下は用途別の選び方の例です:
・ボーカル収録:広いダイナミックレンジと豊かな中音域を持つマイクを選びましょう。
・楽器収録:
アコースティックギターや弦楽器:繊細なニュアンスを拾える高感度のマイク。
ドラムやパーカッション:高音の過渡的な音まできれいに拾うタイプ。
・ポッドキャストやYouTube :ナチュラルな声の再現性に優れた汎用的マイク。
(2) 指向性
指向性とは、マイクがどの方向からの音をどれだけ拾うかを示す性質です。
以下のタイプが考えられます:
・単一指向性(カーディオイド)
前方向の音を中心に拾い、背後の雑音を抑える。ボーカル録音やノイズの多い環境に最適。
・全指向性(オムニディレクショナル)
周囲全体の音を均等にキャプチャする。部屋の響きを活かした録音や複数人での会話に適している。
・双指向性(フィギュアエイト)
前後の音を拾い、横方向の音を抑える。デュエットや対談の収録におすすめ。
(3) サイズと用途に応じた形状
コンデンサーマイクには、大きく分けて「ラージダイヤフラム」と「スモールダイヤフラム」の2つのカテゴリーがあります。
・ラージダイヤフラム(大口径)
主にボーカルやスタジオ録音で使用され、温かみのある豊かな音を収録します。
・スモールダイヤフラム(小口径)
細かいニュアンスやパーカッション、グループ演奏など広範囲の音源を収音するのに適しています。
(4) 周波数特性
マイクがどの音域を再現できるかを見るポイントです。たとえば、低音が豊かな録音が必要な場合は低域に強いものを、高音のディテールを重視する場合は高域が強調される特性を持つマイクを選びます。
(5) 付帯機能や構造
目的に応じて、以下のような仕様や付属品が重要となります。
・パッドスイッチ:大きな音を録音する際に信号を抑える。
・ローカットフィルター:風音や余計な低音を除去する。
・ショックマウントやポップフィルター:外部振動やポップノイズからの影響を軽減する。
3. 価格帯による選定
コンデンサーマイクは品質や性能に応じて多くの価格帯があります。初心者からプロまで、自分の予算に合ったモデルを選択しましょう。
・10,000~20,000円台 (エントリーモデル)
初心者や簡易的な録音に十分な性能。
・30,000~50,000円台 (中級モデル)
ホームスタジオやセミプロフェッショナルにおすすめ。
・50,000円以上 (プロモデル)
レコーディングエンジニアや音響プロフェッショナルが活用するレベル。
4. おすすめのブランド例
以下のブランドは、業界で評価が高く、それぞれ独自の特徴があります。
・Audio-Technica(オーディオテクニカ)
高いコストパフォーマンスと幅広いモデル展開。

・Neumann(ノイマン)
プロ用スタジオで定番。極めてクリアな音質。

・AKG
広い指向性選択肢と優れた耐久性。

・Rode(ロード)
ホームスタジオ向けでも高音質を実現。

・Shure(シュア)
ボーカルにも楽器録音にも対応可能な万能さ。

5. 名古屋mozoオーパ店 展示モデル
Audio-Technica(オーディオテクニカ)




Neumann(ノイマン)

NeumannTLM102
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¥110,000税込
SHURE

LEWITT


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