バイオリン講師3人が送る「バイオリンのと・り・こ Vol.45」

江戸川区平井のバイオリン科講師による月替わりブログ。今回は、土曜日にレッスンをしている黒田　由貴子先生です。

バイオリン科講師　黒田　由貴子

再びブログが再開の運びとなりました。
前回の話の続きで譜面台について書こうと思ったのですが…
今回の自粛期間について、近況報告をしてみようと思います。

さて教室でのレッスンは4月5月と休講でした。
その間、私は昨今流行りのリモート演奏にチャレンジしました。ここでいうリモート演奏というのは、オンラインで奏者を繋いで「せーのっ！」と演奏するものではありません。

まだタイムラグがあり、今の技術ではできません。(最近、タイムラグが極力少ないアプリ、syncroomがヤマハより発表されました。動画ではなく、音のみですが。)
私が試みたのは、メンバーそれぞれが自宅で演奏したものを録画して、そのファイルをアプリやソフトでまとめる、というものです。
ただ、それぞれが好きなテンポで弾いて録音すると、当然まとめた時にズレてしまいます。その為予めテンポを決め、メトロノームをイヤホンで聞きながら演奏したり、最初に録音した人の動画を見たり聴いたりしながら動画を撮ります。
それぞれのパートをスマホやパソコンで合体して、曲が完成するとなかなか嬉しいものです。
そこで完成で良いのですが、私はテロップを入れたり、写真を入れたりと色々と編集を懲りたくなってしまいました。

新しい音楽の楽しみ方の一つです。皆さんもぜひ！チャレンジしてみてはいかがでしょうか？

そして、zoomを使った「オンラインレッスン」にも初挑戦しました。
今後またいつ何が起きるか分かりませんので、新しい事には積極的に取り組みたいと思っています。

スタッフより

黒田先生もしていらっしゃるリモート演奏、音楽家のあいだでは今回かなり話題になりましたね！担当スタッフも例に漏れずリモートアンサンブルを毎週行い、SNSなどへ投稿していました。最初は慣れないことに悪戦苦闘でしたが、この期間があったからこそ得られたことも多くあります。まだまだ安心はできませんが、少しずつ日常を取り戻せたことに感謝しつつ、新しい生活様式に慣れていければいいなと思います。

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