【バイオリン教室 講師ブログ】バイオリンのと・り・こVol.39

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2019年07月11日

*バイオリン講師3人が送る「バイオリンのと・り・こ Vol.39」 江戸川区平井のバイオリン科講師による月替わりブログの第39回目は、金曜日にレッスンしている[https://www.shimamura.co.jp/shop/ms-hirai/koushi-instructor/20160201/9 […]

バイオリン講師3人が送る「バイオリンのと・り・こ Vol.39」

江戸川区平井のバイオリン科講師による月替わりブログの第39回目は、金曜日にレッスンしている川島 夏奈江先生です。

バイオリン科講師 川島夏奈江

みなさまこんにちは。
今回は、バロックについてお話しようかと思います。
つい先日演奏会のお誘いを頂き、ただいま猛烈にバロック音楽の練習をしています。
学生時代は様々な時代の音楽を勉強させて頂く機会が多かったのですが、もちろんバロック音楽も学びました。

…とはいえ、バロックとは一体何でしょうか。

16世紀末~17世紀初頭にかけてイタリアで誕生し、ヨーロッパの大部分へ広まっていった美術や文化の様式です。
ヨーロッパ諸国の絶対王政を背景に、今まで確立されてきたルネサンス芸術とは異なるバロック芸術という新たな芸術運動が行われ、その時期に作られたのが「バロック音楽」です。
バロック時代以前の音楽は声楽が中心でした。
現在のオーケストラで使われている楽器が誕生する前の為、ほぼ声楽でのみ音楽が行われていました。
しかしバロック時代に入ると、チェンバロが誕生し、木管楽器の前身となる楽器たちも誕生して行きます。
イタリアからはストラディヴァリ・アマティ・ガルネリといった現在でも名を馳せる弦楽器の製作者たちが、現在のヴァイオリン・ヴィオラ・チェロの仕様をつくり弦楽器サンサンブルの基盤が作られました。
ところで、バロック音楽時代の有名な作曲家といえば、ヴィヴァルディ、J.S.バッハ、ヘンデル、パッヘルベル、テレマン…などなどヴァイオリンでも数々の有名曲を残している作曲家が多く存在します。
バロック時代の後、古典派、ロマン派、近・現代と時代は移り変わっていきました。

今でも残る時代それぞれのクラシック曲はバロック時代、多くの作曲が様々な曲を作り新しい時代を拓いていこうという意志の賜物だと思います。
その意志や、時代を深く理解し私も演奏会に向けて日々練習を続けていきます。
時代背景を追いながらクラシックを聴いてみるのもひとつの楽しみ方ではないでしょうか。

スタッフから

鑑賞する、演奏する、または作曲する、、、クラシックの楽しみ方にもいろいろありますよね。
観賞するにも、生のオーケストラの演奏を聴くのか、テレビの放送で楽しむのか、
プロか、アマチュアか、、、
自分の好きな楽しみ方をぜひ見つけてみて下さい。
音楽教室に通って、新しい音楽の楽しさに出会うというのもいいかもしれませんね。

次回は黒田 由貴子先生です。お楽しみに。

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