![CONTENTSはじめに前提として①鍵盤を見ずに弾く②ワーキングメモリーをフル活用する③和声学を勉強するまとめこの記事を書いた人はじめに 皆さま こんにちは。 ミュージックサロン船堀 ピアノインストラクターの本居です。 早速ですが、今回のテーマ「譜読みを速くする方法」についてです。 楽譜を読む速度が […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/ms-funabori/wp-content/uploads/sites/87/2024/07/20240709-unnamed-4.jpg)
はじめに
皆さま こんにちは。
ミュージックサロン船堀 ピアノインストラクターの本居です。
早速ですが、今回のテーマ「譜読みを速くする方法」についてです。
楽譜を読む速度がめちゃ速い人って、いますよね。
そうです、私のことです。
今回は、譜読みが速い人による、譜読み速くする方法の特別レクチャーです。
ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読んでみて、もっと詳しく知りたくなった方は、当店ピアノサロンにお越しください!
前提として
楽譜を速く読んで弾くには、その曲を耳でよく知っておくことも大事です。
いくら私でも、全く知らない超絶技巧の譜面を渡されれば、戸惑います。
それと、基礎力。適切な運指で弾く、という基礎がどれだけできているかも、譜読みスピードに関わってきます。
運指の癖がある方は、基礎の見直しも多少は必要かもしれません。
①鍵盤を見ずに弾く
まず、これが一番大切なことになります。
鍵盤を見ずに弾く、つまり鍵盤のドレミの位置を全て体で覚える必要があります。
鍵盤をいつまでも見ていては、位置を覚えません。
譜読みに苦手意識のある方は、鍵盤から目を離し、楽譜だけを見るようにしてください。
どちらかというと、問われるのは空間認識能力、いわば運動神経です。
②ワーキングメモリーをフル活用する
ワーキングメモリーとは、物事を一時的に、瞬間的に記憶する脳の容量のことです。
譜読みって、音符を読みながら、同時に音を出しますよね。
すなわち、弾く音より先の音符を読む必要があります。
この時に使われるのが、ワーキングメモリーです。
ワーキングメモリーは、生まれつき容量の多い人と少ない人がいます。
ですがご安心ください!ワーキングメモリーは鍛えれば容量が増えます。
効率的に鍛えるには、譜読みのような、「運動×知的作業」の同時進行が良いといわれています。(デュアルタスク)
例えば日常生活で、「外で歩きながら目の前を通った車のナンバーを計算する」
「お風呂で髪を洗いながら、昨日の出来事を思い出す」
など、他にもたくさんあると思います。
これらを日常生活に取り入れてみてください。
③和声学を勉強する
和声学とは、曲を構成する、縦のライン(和音)と、横のライン(メロディ)の進行に関する法則を勉強する学問です。
音楽は、法則に則って作曲されています。
その法則を学ぶことによって、楽譜を読む際に、次に来る音が大体推測できるようになります。
譜読みは、譜面を読む前から始まっているというわけですね。
当店ソルフェージュサロンでは、和声のレッスンも行っています。
まとめ
ピアノは鍵盤を押せば音が鳴ります。
しかし、曲を演奏するには、楽譜を読むというスキルが必要です。
いかに効率良く譜読みをするかによって、弾ける曲数も増え、
より充実した音楽ライフを過ごせることと思います。
これを機に、譜読みスピードを上げていきましょう!
この記事を書いた人

島村楽器ミュージックサロン 03-3689-4340 (担当:本居)
当店へお問い合わせの際は、「HPを見た!」とお伝えください。
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