1月4日更新】オーディオインターフェースの選び方!!

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2019年08月20日

*オーディオインターフェースを持ってDTMを始めよう!! こんにちは!デジタル担当の小嶋です。DTMを始めるにあたってDAW(ソフト)と同じくらい重要なのが[!!オーディオインターフェイス!!]です。特にギターやボーカルを録音して曲を作りたい方にとっては必須と言ってよいでしょう。今回はまずインタフェ […]

オーディオインターフェースを持ってDTMを始めよう!!

こんにちは!デジタル担当の小嶋です。DTMを始めるにあたってDAW(ソフト)と同じくらい重要なのがオーディオインターフェイスです。特にギターやボーカルを録音して曲を作りたい方にとっては必須と言ってよいでしょう。今回はまずインタフェースとは何ぞやという話から始まり、どのようにインターフェイスを選んだらいいのかをご説明していきます。

オーディオインターフェイスとは何?

まずオーディオインターフェースとは一体何なのかということを解説していきます。

オーディオインターフェイスの役割

パソコンの中に音を録音する

パソコンからの音を出力する

この2点がオーディオインターフェイスの役割になります。じつは普通のパソコンでもできるのですが音楽制作をする上では正直厳しいです。パソコンでも内蔵マイクを使って正直録音することができますが音質が弱点になります。これは曲を作る上では最も重要な要素です。音質が悪いギターの音やボーカルではいくら曲が良くても最終的な作品の評価としては良くないと判断されてしまいます。また音楽用途のマイクやギターが直接さすことができません(PC用のマイクとは別です)。やはりオーディオインターフェイスはパソコンで音楽制作するときには必ず必要なのです。

もう一点それでは打ち込みのみのクリエーターは必要ないのではと思うかもしれません。しかしここで重要な問題が発生します。

レイテンシーの問題

レイテンシー

端的にいうと遅れを意味しています。パソコンで音楽を作る場合頭脳であるCPUが音を鳴らしたり、エフェクトをかけたりします。この音を最終的にスピーカーに出力されて聞くときに処理が重いと音が遅れて聞こえます。キーボードを弾いても音がすぐ出ない現象が起きます。この作業の過程をインターフェイスが行ってくれるのでレイテンシーの問題も発生しにくくなります。録音しないという方もインターフェイスはあった方が作業を快適にしてくれます。

オーディオインターフェイスーチャンネル数

オーディオインターフェイスを選ぶうえで重要なのがチャンネル数です。まずチャンネル数とは何かからご説明いたします。またどのような端子を使っているのかも大事です!下の写真をごらんください。

XLR端子:いわゆるキャノンケーブルしかさせません

コンボジャック:キャノンケーブルもシールドもさせます

こちらがキャノンケーブル:マイクで使用します

ギター・ベースシールドです

またコンデンサーマイクが使うことができるのかも大事です!

コンデンサーマイク(高感度のマイク)が使用できるのかも重要です。基本ボーカル録音はコンデンサーマイクが多いです。その際に必要なのが48Vの電源が必要となります。写真のように48VのON・OFFのスイッチが付いているインターフェイスが多いです。このようなスイッチがなくても供給できるインターフェイスもあります。

では大ヒットインターフェースのスタインバーグのUR222mkⅡとUR44を見ながら解説します。

UR22MKⅡ:入力2 出力2

UR44:入力6 出力4

となっています。

UR22mkⅡのチャンネル

UR22はマイク2本さすことができます。マイクだけでなくこちらはコンボジャック(写真参照)なのでギターやキーボードなどのラインも使えます。ただしギターはインプット2にしかさせません。よく見るとHI-Zと書いてあります。このHI-Zという言葉は覚えておくといいと思います。これはハイインピーダンスの楽器ーギターやベースなどを録音するときに使う端子である事を示しています。URシリーズの場合はスイッチが隣にあってそれを押すとギターやベースが録音できるようになります。こちらは背面にコンデンサーマイクの電源供給のON・OFFスイッチがあります。

UR44のチャンネル

UR44ですが6チャンネルとあります。こちらはマイク6本使えるわけでなくマイク4本(コンボジャック・ギターやベースなどはインプット1と2のみ使えます)+背面にライン2本が使えます。なので各インターフェイスごとにどんな楽器が使えるのか確認は必ず行ってください。特にギターやベースが使えるハイインピーダンスの専用の端子があるのかはかなり重要です。ちなみに前面にコンデンサーマイクの電源供給のON・OFFスイッチがあります。

チャンネル数と用途

多チャンネルのオーディオ

チャンネル数が多いとどのようなことができるでしょうか。まず思いつくのがドラムの録音が細かくできるようになります。もちろんマイク2本でもできます(ビートルズの時代は2本で録音してました)ただ現代のドラムを録音ではマイクを4本以上使うのが当たりまえです。そうすることで細かいニュアンスの表現や音の調整(ミキシング)が可能になります。またバンドの1発録りでも特にたくさん楽器があるバンドはやりやすくなります。もしそれが必要なく自分の演奏で完結できるという方は2チャンネルで十分です。まずは何をしたいのかをはっきりさせてからインターフェイスを選んだ方がいいと思います。

オーディオインターフェイスーbit数・サンプリングレート

インターフェイスついて調べていると必ずといって目にするのが○○bitや○○KHzという数字です。ちょっと難しそうですが説明します。

16bitや24bitの数字の意味

難しい言葉でいうと量子化ビット数と言われます。こちらが大きいほど音量のダイナミックさを正確に表現することができます。なので16bitと24bitの場合、後者の方が質が高いと言えます。24bitをお選び頂ければ問題ないと思います。

44.1KHz?96KHz?

こちらの数字はサンプリングレートと言われます。KHzというからには音の高さと関係があります。具体的に説明するとどこまでの音の高さまで録音できるかを表します。なので高ければいいと思いがちです。1つ例を出しましょう。44.1KHzのサンプリングレートで録音した素材ですが実際にはその半分の22KHzまで正確に表現することができます。ちなみに人間は20KHz前後の音までしか聴くことができません(猫は60KHz以上の音まで聴くことができるそうです)。これ以上のサンプリングレートで録っても人間には聴こえないのであまり高いサンプリングレートでとっても意味がないという議論もあります。一般論としていうと48KHz以上のサンプリンレートでしたら問題はないです。ハイレゾ音源というのはこのサンプリングレートが非常に高く、高い音まで再現されているものを言います。

インターフェイスとパソコンの接続

基本的にUSB接続の物が多いです。また、Thunderbolt接続のものについてもあります。注意点としてはMacを使用するときです。最新のMacBook PROは接続端子にUSB2.0 が直接接続できないので別途アクセサリーが必要のなります。またThunderbolt2(Thunderbolt3とUSB3.0は大丈夫)も直接させないので注意が必要です。Windowsでは問題がないことが多いですがお持ちのパソコンの接続端子の確認は必須です。

代表的インターフェイスの接続方法をまとめてみました

特に最近発売されたものの中にはUSB3.0またはUSB-C接続が多くなってきています。端子をしっかり確認することが大切です!

メーカー 型名 接続方法
steinberg URシリーズ USB2.0/USB3.0
Roland Rubixシリーズ USB2.0
UNIVERSAL AUDIO ARROW Thunderbolt3
UNIVERSAL AUDIO Apollo Twin X / Duo Thunderbolt3
Apogee Duet/Quad USB
Apogee ELEMENTシリーズ Thunderbolt2

Thunderbolt2をThunderbolt3に接続する時にはアダプターが必要です。

バンドルのソフト

インターフェイスにはDAW付属してくる場合が多いです。なのでインターフェイスを購入すればすぐDTMを始めることができます!なのでインターフェイスを選ぶ時にはバンドルされているも考慮に入れた方がいいかもしれません。

メーカー 型名 バンドルソフト
steinberg URシリーズ Steinberg Cubase AI
Roland Rubixシリーズ Ableton Live Lite

当店オススメのオーディオインターフェイス

Roland RUBIX22

コンパクトなボディかつ低ノイズの高品質なサウンドが魅力です。

視認性の高いインジケーターが録音の時に役立ちます

メーカー 型名 価格(税込み) 入力 出力 接続方法 在庫
Roland Rubix22 ¥18,315円 2 2 USB2.0 あり

YAMAHA AG03

配信に強いミキサーとして有名ですがインターフェース機能も充実してます。

ヤマハが開発したマイクプリの音はクリアでいい音で録音できます。

メーカー 型名 価格(税込み) 入力 出力 接続方法 在庫
YAMAHA AG03 ¥16,500円 2 2 USB2.0 あり

Solid State Logic SSL2+

世界的な音響メーカーが作ったインターフェース。

このくらいでは驚くほど良いマイクプリアンプを採用。スタジオライクなサウンドの録音ができます。

メーカー 型名 価格(税込み) 入力 出力 接続方法 在庫
Solid State Logic SSL2+ ¥35,575円 2 2 USB2.0 店頭展示品あり

AUDIENT iD14mkII

レコーディングを次のステージへレベルアップさせるiD14mkⅡは、コンパクトでスタイリッシュな筐体にプロのオーディオパフォーマンスの技術を凝縮したオーディオインターフェイスです。AUDIENTコンソールマイク・プリアンプ2基、高品質AD/DAコンバーター、ADATオプティカル入力、デュアルヘッドフォン出力、JFETインストゥルメント入力を搭載し、プロスタジオレベルの録音がご自宅で手軽に楽しめます。

メーカー 型名 価格(税込み) 入力 出力 接続方法 在庫
AUDIENT iD14mkII ¥38,500円 2 4 USB-C なし

MOTU M4

MOTU M4は、高価なハイエンドモデルのオーディオインターフェースやラグジュアリーなピュアオーディオ機器に採用されるESS Sabre32 Ultra™DACテクノロジーを搭載し、そのメイン出力では驚くべき120 dBのダイナミックレンジを実現します。ESSコンバータはまた、プロフェッショナルヘッドフォンアンプにも匹敵するヘッドフォン出力を備えています。ウルトラクリーンなプリアンプ回路は、マイク入力で-129 dBuのEINを測定。脚色のない明瞭さでオーディオをキャプチャしモニターします。

・優れたアナログサウンドを実現するESS Sabre32 Ultra™DACテクノロジー

・数十万円クラスのオーディオインターフェースで使用されているコンバーターテクノロジーを惜しみなく採用

・120 dBのダイナミックレンジを測定したメイン出力

・-129 dBu EINを実現したクリーンなプリアンプ

・ESSテクノロジーがもたらすヘッドフォン出力

メーカー 型名 価格(税込み) 入力 出力 接続方法 在庫
MOTU M4 ¥35,200円 4 4 USB あり

APOGEE DUET3

2007年、初代Apogee Duetは、ホームスタジオ用インターフェイスの常識を覆しました。プロフェッショナル向けながら、持ち運び可能、そして伝説的なApogeeのサウンドクオリティ、エレガントなデザイン、シンプルな操作性を持ち合わせていました。インディペンデントレコーディングに革命をもたらし、ミュージシャン、プロデューサー、エンジニアに大きな影響を与えました。

そして新Duet 3は、次世代のパフォーマンス、機能、そして美しい超薄板ガラスアルミニウム製のケースで登場。さらにSymphony ECS Channel Strip*を採用したオンボードのハードウェアDSPを搭載。FXによるゼロレイテンシーのレコーディングが可能になりました。

ボブ・クリアマウンテンがチューニングしたSymphony ECS Channel Stripには、伝説的なミキサーがカスタムメイドしたプリセットを同梱。プロのレコーディングサウンドを即座に再現可能です。

コンデンサーマイク「LCT240PROプレゼント!」
メーカー 型名 価格(税込み) 入力 出力 接続方法 在庫
APOGEE DUET3 ¥80,300円 2 2 USB あり

UNIVERSAL AUDIO Apollo Twin X/DUO

ハイエンドインターフェースの中で絶大な人気を誇っています。

DSPを内蔵しUADのエフェクトをかけながら録音できます。

音質もプロスタジオのクオリティを持ち自宅にいながら本格的なレコーディングができます。

メーカー 型名 価格(税込み) 入力 出力 接続方法 在庫
UNIVERSAL AUDIO Apollo Twin X Duo Heritage Edition ¥126,500円 10 6 Thunderbolt 3 あり
上記以外のインターフェースも取り扱っております。お客さまの用途にあったインターフェイスをご提案いたします。ご来店お待ちしております。

お問い合わせ

店舗名 島村楽器 水戸マイム店
電話番号 029-233-2121
担当 小嶋

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