Sonorworks SoundID Referenceを試してみました！

2022年06月21日

カテゴリ商品情報

SoundID Referenceで音場補正

こんにちは！デジタル担当の小嶋です！
今回はSonorworks SoundID Referenceを試してみて、音がどのように変化したのか記事にしました。

まずはSoundID Referenceをご説明いたします。
音楽制作する上で大切なこと、それは良いモニタースピーカーやヘッドフォンを使うことです。
曲作りをする過程でミックス作業があります。これは各楽器の音量のバランスや音質を調整する作業を意味するのですが
もし低音が強調されるスピーカーで作業したらどうでしょうか？
正しくミックスできないことは明らかです。

正しいミックスには正確なモニターが必要だけど

ミックス作業には正確な音を聴くことができるモニタースピーカーやヘッドフォンが必要というのがお分かり頂けたと思います。
いろいろなメーカーがモニタースピーカーやヘッドフォンをだしていますので購入して制作している方は多いと思います。

でもその音本当に正確な音なのでしょうか？

実はそうではないのです。
同じスピーカーを使っていたとしても住環境によって大きく変わります！

Sonorworks SoundID Referenceについて

Sonorworks SoundID Referenceを簡単に説明すると部屋の反響音などを測定し分析することによって正確・フラットな音が出るように調整をしてくれるソフトになります。

Sonorworks SoundID ReferenceですがSoundID Reference は測定用ソフトウェアと、DAW側で起動するキャリブレーション・プラグインで構成されています。キャリブレーションとは実際に音質を調整するソフトウェアです。
今回はパッケージ版なので専用のマイクもついてきます。

実際に測定をやってみました

今回使用したインターフェースはApogeeのDuet3、スピーカーはIK MultimediaのiLoud Micro Monitorで測定いたしました。

上記のマイクの位置を変えて測定していきます。

基本的な流れとしてはスピーカーの位置とモニターの距離を測定していきます。
スピーカーから出る音を計測することで距離を測っていきます。
測定用のソフトから指示があるので難しいことはありませんでした。

成功するとこのようなメッセージがでます。

部屋の周波数特性を測ります

その後部屋の周波数特性を計測していきます。
30か所以上のポイントを指示され専用のマイクで計測していきます。

以下の画像が計測途中です。
緑のマークが計測が終わったところです。

この三重の丸のところにマイクを持っていき、スピーカーからでる音を計測していきます。
時間は20分くらいかかりますが慣れてくるとスムーズに作業ができます。

結果は

こちらが今回音場補正した結果になります。

明らかに低音が出ていたようで低音がしっかりカットされています。
では聞いてみましょう！

聴いてみたらすごかった！！

実際に聞いてみるとその違いは明らかでした。
聴き比べると前の状態だと明らかに低音が出すぎていてフラットになっていないことが分かります。
Sonorworks SoundID Referenceで計測してフラットにした音だと
全体がバランス良く聞こえそれぞれの楽器がしっかり聞こえてきます。
ミックスを自信を持って進めることができます！

まとめ

自宅でミックスをする方が増え、音楽制作も身近になってきました。
ですが自宅でミックスをすることはやはり正確な音が聴くことができるスタジオに比べると
難しいのは当然かもしれません。

でもSonorworks SoundID Referenceのような音場補正のソフトがあれば自宅でもフラットな正確な音を
聴くことができます。ミックス系のプラグインは多数あって、ミックス作業や制作に大いに役たちますが
それは正確な音を聴くことができる環境があってこそ。
今、ミックスに悩まれている方は導入してみてはいかがでしょうか。

メーカー	型名	値段(税込)
Sonorworks	SW5SX	42,900円(税込み)

お問合せ

担当	小嶋康則
お電話番号	島村楽器　水戸マイム店 029－233-2121

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