【電子ピアノ】機種によって何が違うの?「違い」についてご案内!

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2022年11月12日

「電子ピアノ」と一言で言っても、様々なメーカーや機種がたくさんあり、値段もピンからキリまで・・・ 『メーカーによって何か違いはあるの?』『種類がたくさんあって予算をどれくらいに見積ればいいのか分からない…』『結局値段が高くなると何がよくなるの?』 こんな疑問やお悩みありませんか?ここでは、電子ピアノ […]

「電子ピアノ」と一言で言っても、様々なメーカーや機種がたくさんあり、値段もピンからキリまで・・・

『メーカーによって何か違いはあるの?』
『種類がたくさんあって予算をどれくらいに見積ればいいのか分からない…』
『結局値段が高くなると何がよくなるの?』

こんな疑問やお悩みありませんか?
ここでは、電子ピアノの違いをじっくりご紹介します。

ピアノ選びは私にお任せ!アドバイザー紹介

セブンパーク天美店 ピアノアドバイザー吉野(よしの)

セブンパーク天美店 ピアノアドバイザー吉野(よしの)

2018年に入社し、前店舗の堺北花田店ではピアノ担当を務めておりました。
2022年に社内認定のアドバイザー資格も取得。
現在、弊社ピアノサロンにてレッスンにも挑戦中です!
お客様のピアノライフがより一層楽しいものとなります様、お手伝いできれば幸いです。

そもそも電子ピアノとは?

電子ピアノは、昔ながらのピアノ、いわゆるアコースティックピアノの代替品(家庭用)として設計された電子鍵盤楽器です。
グランドピアノの音色と構造、特に鍵盤タッチを模倣し再現されているため、音の強弱などをしっかり表現できるものもあり、お子様の練習用や大人の趣味の方に人気です。
発音原理については、アコースティックピアノの音を録音した音を再生するものと、弾き方に応じてリアルタイムに音を生み出す音源があり、メーカーや価格帯によって様々です。
また、電子ピアノの場合、音量の調整やヘッドホンを使用しての演奏が可能なため、夜間での練習での近隣を気にせず楽しむことができます。

違いその① 鍵盤

樹脂鍵盤

樹脂製の鍵盤は、15万円くらいまでの電子ピアノによく使われています。

音を出す仕組みとして、バネのようなものは使わず、鍵盤を弾いたときの位置や感覚などを計算してセンサーが反応するようになっています。

比較的に軽いタッチのものが多く、指が疲れやすい傾向があります。その理由として、樹脂製鍵盤はクッション性が少なく、打鍵したときのショックが指に伝わりやすいことが挙げられます。また、爪が当たったときに出るカチカチとした音が目立ちやすいです。

鍵盤の内部構造は、芯となる棒が渡してあり、その棒を支える形で周囲をプラスチックで固定しているものが一般的です。つまりプラスチックの塊ではなく、ほぼ空洞になっているものがほとんどということになります。

木製鍵盤

鍵盤のどれかひとつを指で押して、その沈んだ鍵盤の真横にある鍵盤の側面を見てみましょう。樹脂製の鍵盤の側面は表面と同じ白い素材ですが、木製鍵盤の側面は木になっているのが分かるはずです。

現在、20万円以上のレッスン機種の電子ピアノは、どのメーカーも木製鍵盤を使用しており、程よい重さがあり連打性にも優れるので、ピアノらしい弾き心地になっています。

また、同じ木製鍵盤でも価格帯によって、鍵盤の支点の距離(長さ)が違います。
支点からの長さが長いほど、アコースティックピアノの鍵盤に近くなり、より本格的な練習が楽しめます。

グランドピアノでレッスンされている方は木材が使われている鍵盤がオススメです!

違いその② スピーカーの数

2~4スピーカー

■10万円前後の機種
各メーカーのエントリーモデルは鍵盤の下に2スピーカー搭載されており、強弱の幅に限界があります。

■20万円前後の機種
4スピーカーでは本体ボディの上面にもスピーカーがあり、迫力のある音と弱い音の差をしっかり表現することができます。
演奏表現力を高められるため、オススメです!

6~8スピーカー

■30万円以上の機種
上部のスピーカーは高音、真ん中部のスピーカーは中低音、足元のスピーカーは低音の役割を果たしており、よりアコースティックピアノに近い響きを体感できます!
普段ご自宅では大きな音を出せないという方ほど、スピーカーの数が多い機種の方が小さい音でもしっかり強弱をつけて練習することができオススメです!

違いその③ 音源

サンプリング音源

各メーカーによって選び抜かれたグランドピアノから1音1音丁寧に音を録音して音源が作られています。
価格が上がるごとにサンプリング音源の質や数が増え、音質も向上します。
細かく繊細にサンプリングされた音源を搭載したモデルが上位機種の電子ピアノになります。

モデリング音源

鍵盤を弾くとハンマーが弦を叩き、音が鳴るアコースティックピアノの仕組みを最新のデジタル技術で再現されており、楽器にように「自分の音」を演奏によって作り出すことができる音源です。
弾く度に、リアルタイムに変化する生きた音を体感していただくことができ、現在はローランドの15万円以上の機種が採用しています。

電子ピアノ比較例

例えば、YAMAHAの人気機種「SCLP-7350」と「SCLP-7450」を比較すると…

この2つの電子ピアノでは「鍵盤」と「スピーカー数」が違うことが分かります。
SCLP-7450の方が、鍵盤の違いによりタッチはより本物に近くなり、スピーカー数の違いにより音質は音割れがしにくくなりより臨場感のある音になります。

このように、金額帯が変わると機種ごとに性能もUPしていくのです!

電子ピアノの「選び方」についてはコチラ

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電話番号072-349-2811
担当吉野(よしの)

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