マウスピースの選び方

サックス・クラリネットのマウスピースの選び方はずばり！

①楽器に取り付けて吹いてみる
(楽譜を持って来るなどし、ある程度長い時間吹いてみることをお勧めします)

②現在の自身の肺活量に合わせたものを選ぶ
(低音～高音域まで万遍なく吹いてみて、無理なく音が出せるものを選びましょう)

これらが非常に重要です。
実際に楽器に取り付けた状態でないと、しっかりとした吹奏感を感じられません。
少し吹いて買ったは良いものの、実際に練習で1曲通して吹いてみるとしんどかった・・・というケースもありますので、ある程度の時間連続して試奏してみることをお勧めします。

楽器屋さんに行く時はぜひご自身の楽器をお持ちください。
学校の備品を使っているという方は、先生に相談してみたら持ち出しOKと言われるケースが多いようですよ。
後悔しないためにも、勇気を出して先生に聞いてみましょう！

マウスピースの部位と役割

ティップオープニング

リードの先端からマウスピースの先端までの隙間の幅を指します。

• 幅が狭い・・・息が楽で音が明るめな響き。高音域も出しやすいです
• 幅が広い・・・豊かでパワフルな響き。ある程度肺活量のある方にオススメ

フェイシング

リードの先端からマウスピースとリードが接する点までの長さを指します。

• 短い・・・コントロールしやすくクリアな音
• 長い・・・豊かで丸みのある音

初心者さんが初めてのマウスピースを選ぶ際は、

・ティップオープニングの幅が狭いもの
・フェイシングの短いもの

を選ぶと吹きやすいかもしれませんね。
初めての方は、まずは音の出しやすさを優先して選ぶと良いと思います。

経験者の方は・・・

・ティップオープニングの幅が広いもの
・フェイシングの長いもの

を選ぶと良いと思います。
音のコントロールは難しくなりますが、丸い深みのある音が出せるようになりますよ。

マウスピースの材質について

クラリネットのマウスピースの材質は主に
・エボナイト
・フェノール樹脂(プラスチック製)
の2種類が一般的です。
中でも「エボナイト製」は定番で、ほとんどの方がエボナイト製を使用しているのではないかと思います。

エボナイト製（★定番）

エボナイトの原料は天然の生ゴムです。
それに硫黄を加えて練り上げ、釜で焼き上げるという昔ながらの方法で製造されています。
プラスチック製に比べると、減りが少なく音質に柔らかさや艶が出ます。
メーカーによって混ぜ合わせる比率が異なります。

フェノール樹脂(プラスチック製)

成形や加工に優れた合成樹脂製のマウスピース。
軽量で硬度が高いため、サウンドも軽やかで硬めの音になります。吹きやすく、初心者向けです。
量産に向いた材質なので、低コストで供給され、練習用としてよく使用されています。

クラリネット用
初心者の方、長らくブランクのある方にオススメのマウスピース

5RV Lyer Profile88

クラリネット用
初級～中・上級者の方にオススメのマウスピース

BD5

M30

M30 Lyer Profile88

クラリネット用
中～上級者の方にオススメのマウスピース

B40 Lyer Profile88

サックス用
初級～中・上級者の方にも人気のマウスピース

S90/180

S90/170

S80*

Concept

サックス用
中～上級者の方に人気のモデル

S80**

最後に・・・

いかがでしたか？こちらの記事がマウスピース選びのお役に立てれば幸いです。
今回ご紹介した商品は実際に店頭で試奏できますので、遠慮なくお申し付けください。
何かご不明点がございましたら、お気軽にスタッフまでお尋ねくださいね♪

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