基本!ロングトーンの練習法【インストラクター深山ブログVol.5】

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2024年05月11日

皆さん、こんにちは!島村楽器幕張新都心店フルートインストラクターの深山です。 早速ですが、皆さんはどんな練習をしていますか?ロングトーン、音階、曲など沢山ありますよね。 いっぱい取り組めばきっと上達するはず!なんて思っていませんか? 練習は正しく行わないと上達が遅かったり変な癖がついてしまう事があり […]

皆さん、こんにちは!島村楽器幕張新都心店フルートインストラクターの深山です。

早速ですが、皆さんはどんな練習をしていますか?ロングトーン、音階、曲など沢山ありますよね。

いっぱい取り組めばきっと上達するはず!なんて思っていませんか?

練習は正しく行わないと上達が遅かったり変な癖がついてしまう事があります。

今回は基礎練習の基本、ロングトーンについて意識すべきことをお伝えします。

皆さんもぜひ気を付けて取り組んでみてくださいね。

定番!基本のロングトーン

音色を良くするために、ロングトーンを先生や先輩から勧められた、という方は多いと思います。

メトロノームかけてとりあえず全ての音域をひたすら吹く!…これではただ時間の無駄になってしまいます!

ロングトーンはここに注意!

其の1腹式呼吸とお腹の支えを意識
其の2正しい音程、音色を意識
其の3良い音、悪い音が出た時の自分の状態を観察

息を吸うにはまず息を吐きます。この時お腹をゆっくり凹ませるようにします。

全て吐き出したら息を吸いましょう。お腹の前だけではなく横や背中まで膨らむのが感じられたら上手に吸えている証拠です。

さぁ、いよいよ吹きますが、ここからが大切!

吹き始めから吹き終わりまで息の量とスピードを変えないように!そう意識しながら吹きます。

こうすることで、お腹にわずかに力が入ります。これがお腹の支えです。

フルートは自分で音程をコントロールしなければいけない楽器なので、正しい音程を覚えることは大切です。

とはいえ、すぐには難しいのでチューナーを使って音程を確かめながら吹きましょう。

また、音をよく聞いて質の良い音を出せているか確かめましょう。質の良い音とはたっぷりとした太い音、明るくよく響く音などを言います。

自分の音をよく聞い良い音が出た時は鏡で位置や唇の状態、姿勢、力の入り方などを確認します。

実際は感覚で覚えた位置に楽器を乗せるので、自分の感じた感覚を言葉で説明出来るようにすると再現しやすくなります。

同じように、悪い音が出た時もどんな吹き方をしているかチェックしましょう。

良い音を出している時と比べて何が違うのか、自分で分かれば直すのも楽になりますよね。

疲れている時や緊張している時には自分の悪い癖が出てしまう事があります。

普段から自分の悪い癖などを把握していると焦らずに済みますよ。

インストラクターより

さて、皆さんいかがでしたか?単純に見える基礎練習も実は意識する事が沢山ありましたね。

良い音を出すためのロングトーンですが、実際良い音がわからないという方もいると思います。

そういう方はプロの演奏を聴く事をおすすめします。色々な演奏を聴く事で耳が鍛えられますし、理想の音を見つける事が出来ます。

理想の音を見つける事が良い音を出すための第一歩となります!そしてレッスンを受けるのも効果的です。

自分の練習の仕方に不安がある方、音に悩んでいる方、ぜひお気軽にご相談ください♪

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この記事を書いたのは

島村楽器幕張新都心店フルートインストラクターの深山です。

私は中学の部活でフルートを始めましたが練習の仕方がわからず、やみくもに練習を繰り返した結果

変な癖が付いてしまったことがありました。そして大学入試前に先生にご指摘を受け直すのに苦労しました。

正しい練習法を知っていれば…そんな後悔があったので、レッスンでは正し練習の仕方・良い音とはどんなものか、

丁寧にお伝えしています。皆さんもレッスンをはじめませんか♪

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