![「楽器を録音する際に定番マイクを使っているけど、なんか物足りなく感じてしまう」「録音した音をもっと良くしたい」 このような悩みを持っている方も多くいらっしゃるでしょう。 そこで、今回は楽器用マイクの定番メーカーであるSHUREより発売されているBETA181についてご紹介します! CONTENTSB […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/machida/wp-content/uploads/sites/121/2024/03/20240325-beta181_eyecatch-1.jpg)
「楽器を録音する際に定番マイクを使っているけど、なんか物足りなく感じてしまう」
「録音した音をもっと良くしたい」
このような悩みを持っている方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで、今回は楽器用マイクの定番メーカーであるSHUREより発売されているBETA181についてご紹介します!
BETA181とBETA57の違い
楽器用マイクとして定番なBETA57と今回ご紹介するBETA181の相違点についてご紹介します。
項目 | BETA181 | BETA57 |
---|---|---|
マイクの種類 | コンデンサーマイク | ダイナミックマイク |
ファンタム電源が必要か | 必要 | 不要 |
指向性切り替えの可否 | 可能(別途カプセルを購入する必要有) | 不可能 |
指向性の種類 | カーディオイド(単一指向性) スーパーカーディオイド(超単一指向性) 双指向性 無指向性 | スーパーカーディオイド |
それぞれマイクの種類が異なり、対応している指向性も異なります。
今回ご紹介するBETA181はファンタム電源が必要なコンデンサーマイクですが、指向性切替が可能なので、様々なシーンで活躍するマイクです。
BETA181を使うメリット
BETA181を使うメリットは下記のようなものがあります。
- コンデンサーマイクなのでより幅広い音を拾ってくれる
- サイズが小さいので使用時はもちろん、保管や持ち運びも手軽
- 指向性が切り替えられるので、シーンによって使い分けが可能
コンデンサーマイクなのでより幅広い音を拾ってくれる
BETA181はコンデンサーマイクのため、収音できる音がより幅広くなっています。
BETA57との比較動画をご用意したので、是非ご覧ください。
前半がBETA57、後半がBETA181です。
※BETA181はスーパーカーディオイドのカプセルを使用しています。
アコースティックギター
ヴァイオリン
どちらも良い音では録れていますが、BETA181の方が低音のふくよかさがあり、高音のギラつきが抑えられている感じがします。
特にアコースティックギターの打音を聞いてみると、よく低音が出ているのが分かります。
BETA181の方が録音後の処理は少なくて済みそうかな?とも思いました。
サイズが小さいので使用時はもちろん、保管や持ち運びも手軽

画像の通りBETA181はBETA57やSM57と比較しても非常にサイズが小さく、スペースを取らないのが嬉しいポイントです。
制作環境が限られているという方や持ち運んでスタジオ等で録音をしたいという方にもおすすめでしょう。
卓上に置いて録音をしたいという場合も幅を取りませんし、重量も軽い為マイクアームも下がってこないのでストレスを感じることなく録音を行うことができます。
指向性が切り替えられるので、シーンによって使い分けが可能
BETA57はスーパーカーディオイド(超単一指向性)ですが、BETA181は4種類の指向性を切り替えて使うことができます。
例えば、部屋の鳴り感を併せて録音したい場合には無指向性、正面から楽器の音を録音したいという場合にはカーディオイド(単一指向性)など使い分けることが可能です。
また、BETA181の本体を2つ用意することでM/S処理(ミッドサイドステレオ)を行う事も出来ます。
MS処理をした録音は下記の動画の通りです↓
アコースティックギター
ヴァイオリン
本体が2つあれば上の動画のように疑似的なステレオイメージを作成した録音をすることも可能です。
ワンランク上のマイクを使って録音をレベルアップさせよう!
BETA181はコンデンサーマイクなので、今回比較をしたBETA57よりも低音をよく拾っており、より生音に近い雰囲気で録音をすることができました。
楽器の録音でお悩みの方はマイクを変えてみるのも一つの選択肢です。
ぜひ、こちらの記事を参考に楽器収録用のマイクを検討してみてください。
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