![皆さんこんにちは。エレキギター担当の橋本です。 皆さんこんな経験はありませんか? ***歪ませたいのにクリーンな音しか出ないアンプしかない。 ***ツインギターでスタジオに入ったときに歪ませたくてマーシャルアンプの取り合いが起こる。 ***路上ライブ用にPAスピーカーはあるけど、エレキギターのアンプ […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/laketown/wp-content/uploads/sites/125/2020/11/20201110-united-states-rancho-cucamonga-abundant-living-family-church-bass.jpg)
皆さんこんにちは。エレキギター担当の橋本です。
皆さんこんな経験はありませんか?
歪ませたいのにクリーンな音しか出ないアンプしかない。
ツインギターでスタジオに入ったときに歪ませたくてマーシャルアンプの取り合いが起こる。
路上ライブ用にPAスピーカーはあるけど、エレキギターのアンプがなくて困った。
歪みとクリーン以外でもいろいろな音を出したい。
バンドマンが持ってるアタッシュケースみたいなの、かっこいいから持ち歩きたい。
このような悩みをお持ちの方はエフェクターを買ってみるのはいかがでしょうか?
エフェクターとは?
「エフェクト」という単語がつくことから、エレキ楽器の音色を変える機械という認識で大丈夫です。
足元において足で操作して使います。(オンオフスイッチだったり車のアクセルペダルのように可変させたり)
大きく分けると2種類あり、コンパクトエフェクターとマルチエフェクターとあります。
沢山種類があるので、自分の好みの音がするエフェクターをかき集めて自分だけのオリジナルのエフェクターボードを作っていきましょう。(これがバンドマンが持っているアタッシュケースのようなものの正体です。人それぞれの夢が詰まっている魔法のアタッシュケースなんです。)
こういうやつです↓
どんなのがあるの?ざっくり紹介します!
歪み系
ギタリストがまず初めに買う率9割(橋本調べ)のエフェクターではないでしょうか。
軽ーく歪ませておしゃれなカッティングやメロディーを奏でる、または歪みアンプに重ねがけをしてブーストさせるなど、様々な使い方ができるオーバードライブや、一つのエフェクターでがっつり歪ませることのできるディストーションや、割れたような荒々しい轟音サウンドから印象的なクリーンサウンドまでボリューム操作で再現できるファズなど様々あり、またそれぞれの垣根をまたぐようなクリエイター魂あふれるエフェクターなんかもあります。
歪みエフェクターは音色のキャラクターが様々あるので、歪みエフェクターをコレクトしている人もいるくらい奥深いものです。色々試奏して自分好みなエフェクターを見つけましょう。
モジュレーション(揺らぎ)系
空間を彩る系のエフェクターの総称です。
音に揺らぎを加えるコーラス、フランジャー(原音から音を遅らせた音を混ぜて音に揺らぎを与える。コーラスに比べてフランジャーのほうが過激にかかります。)フェイザー(音の位相をずらして音に変化を与える。「シュワシュワ」鳴るような印象。)音量を自動で下げたり上げたりを周期的に繰り返すトレモロやビブラートを周期的にかけるビブラートなどがあります。
クリーンに混ぜて浮遊感のある幻想的な響きにしたり、歪んだサウンドにうっすらかけて迫力を増幅させたり、カッティングに揺らぎの波を加えたり、チョイ足しでオシャレなサウンドにしてくれる優れものです。
残響系
音を遅延させて減衰していくディレイ(「やまびこ」現象と同じです。)またはエコー(諸説ありますが、ディレイの一部にエコーが含まれるという認識でよいと思います。)部屋の残響を追加するリバーブ(お風呂で歌った時にちょっと音が残るあの感じ。)
うっすらかけて音に厚みや奥行きを持たせて存在感を出してあげたり、バンドに一体感を持たせてあげたり、過激にかけることでエフェクティブに使ってあげるなど、縁の下の力持ち的なイメージがあります。
脱線しますが、CDやストーリーミングで流れている音楽には間違いなくディレイ、リバーブが使われています。
音楽を音源として残すときにミックスやマスタリングという工程があり、音を加工して印象付ける、音の隙間を埋めるなどの作業で使われます。
詳しくはまたどこかで・・・。
サウンド補正系
代表的なものとして音の強弱を揃えてあげてバランスよく音を鳴らせるようにするコンプレッサーとアンプに付いているものをそのままペダルサイズに落とし込んだ音質補正用のイコライザーがあります。
音を劇的に変化、というよりは補正をしてあげてよりかっこいい音にしてあげる系のものです。
イコライザーに関してはいじれる帯域が多くなる(基本的にアンプの場合はベース、ミドル、トレブルがあり、それらをより細かい帯域で調整できるようになっています。)の認識で大丈夫ですが、コンプレッサーはパッと聴いた感じでは効果が分かりにくい(弾き手は弾き心地が変わるので比較的判断しやすい。)半面、わかる方は薄味のコンプ、こってりなコンプ(コンプのかかり具合のニュアンスの違い)とかなり好みが分かれるジャンルなので、俗にいう沼にはまるところでもあります。
歪みエフェクターに次いで、いろいろなコンプを持っている方も少なくないのではないでしょうか。
フィルター系
ペダル型のものもあるのですが、一番代表的なものはワウペダルがあります。
足で可変できるペダルを用いて上げたり下げたるすると「ワウワウ」とか「チャカポコ」という音がするべダルです。
エフェクターをオンにして少しだけペダルを踏みこんで半止めにした状態の音でギターソロを弾くプロのギタリストもいらっしゃいますね。
今足元に置いている人は減ってしまったような印象ですが、印象残るギターソロを奏でるため、一台足元に置いてみたらいかがでしょう。
上記で紹介した以外にも沢山エフェクターはあります。
中には沢山の機能が詰め込まれたコンパクトエフェクターや、独創的なエフェクター、あるエフェクターをもとに改良を加えて販売しているメーカーなど例外があります。
言ってしまえば星の数ほどのエフェクターが世の中には存在しています。ギターを楽しむ中で色々なエフェクターに出会ってたくさん体験してみてくださいね。
コンパクト?マルチ?違いは???
コンパクトエフェクターは一つの筐体に機能が一つついたもの(例外あり)
マルチエフェクターはデジタル技術を用いてエフェクターを再現しているもので
基本的にはすべてのジャンルのエフェクターが一つの筐体に凝縮されたもの。
文字で見るとマルチエフェクターのほうが良いんじゃないか?と思えますが、そうとも限らないのがエフェクターの面白いところ。
メリット、デメリットを簡単にまとめました。
コンパクトエフェクター
メリット
・基本的につまみを回すだけなので、操作がシンプル
・様々なメーカーのエフェクターから自分の好きなものを集めてオリジナルのエフェクターボードができる。
・デジタルでは再現できないアナログな質感の音を出すことができる。
デメリット
・エフェクター一つあたりの金額が高い。
・大きなシステムになると持ち運びが大変。
マルチエフェクター
メリット
・すべてのジャンルのエフェクターが入っているので、とりあえずであればどんなサウンドも作り出すことができる。
・一台買えば完結するのでコストパフォーマンスがいい。
・最近の機種にはオーディオインターフェース搭載の機種があり、パソコンを使った宅録の時に便利。
・ギターアンプがなくても、ギターアンプのシミュレートが入っているので、PAスピーカーがあればギターアンプに早変わりする。
デメリット
・空間系などDSP(エフェクター内の頭脳)を多く使用するものを沢山使用すると動作が重くなったり、そもそも設定ができないことがある。
・液晶パネルを見ながら深いところまで設定することもあるため、操作がコンパクトに比べ多少難しい。
・デジタル再現なので、アナログの質感に近づけるには、音を作りこむ必要がある。
ざっくりこんな感じですが、コンパクトとマルチを併用してエフェクターボードを構築するのもありです。
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エレキギター担当 | 橋本 |
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