【ヤマハ】ユーフォの特徴

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2024年11月24日

中学で吹奏楽部に入り、現在も市民吹奏楽団とOB楽団でユーフォを吹いている久留米店の管楽器上級アドバイザー 廣瀨(ひろせ)です♪ 今回はヤマハのユーフォに絞ってそれぞれの品番の特徴を紹介致します♫全品番吹いたことありますが、あくまで私の主観となりますので参考にして頂けましたら幸いです。店頭にそれぞれの […]

中学で吹奏楽部に入り、現在も市民吹奏楽団とOB楽団でユーフォを吹いている久留米店の管楽器上級アドバイザー 廣瀨(ひろせ)です♪

今回はヤマハのユーフォに絞ってそれぞれの品番の特徴を紹介致します♫
全品番吹いたことありますが、あくまで私の主観となりますので参考にして頂けましたら幸いです。
店頭にそれぞれの楽器が無いので、公式サイトの画像を使用します。

それぞれの機種別でお問い合わせ出来るようにしております!!
出勤状況により、すぐご連絡が出来ない場合もございますのでご了承下さい。

廣瀨の使用楽器歴

■中学校
 YEP-321S(学校の備品で3本ありました)
■高等学校
 YEP-321
 YEP-201MS(マーチングユーフォ)
 BESSONの太管(型名不明)
■卒業後(2010年から愛用中)
 YEP-642S(Neoになる前のモデルです)

細管

YEP-201

YEP-201

YEP-201

・ゴールドのみ
・3本ピストンが特徴
・指掛けが親指のみで独立している
 (握るタイプではありません)
・付属マウスピース:SL-48(S)

♪スタッフの感想♪

高校時代に1本だけこの子があったので吹いてみたのですが、私は長時間吹くと親指の付け根が痛くなりました!!!
これにはちゃんとした理由があり、私自身が腱鞘炎(親指付け根)の再発を繰り返している為、長時間吹くと圧迫され痛みが出てしまいました。
4番管が無くとても軽いので、私以外の方は快適に演奏出来るはずですよ★

YEP-321S / YEP-321

YEP-321S / YEP-321

YEP-321S / YEP-321

・シルバー(型名の後ろにSの表記) / ゴールド(表記なし)
・横並びの4本ピストンが特徴
・付属マウスピース:SL-48(S)

「響け!ユーフォニアム」中川 夏紀 使用モデル(YEP-321)
♪スタッフの感想♪

中学3年間使用していました★ 恐らく学校の定番モデルでは??と思います♪
4番が横並びになっていて、私は小指の力が弱くしっかりと最後まで押せなかったのでピッチは安定しなくなりますが、なるべく4番を使わずに1、3番使って吹いてました(笑)
ヤマハさん・・・せっかく4番付いているのに使用してなくてゴメンなさい・・・

太管/トリガーなし

YEP-621S / YEP-621

YEP-621S / YEP-621

YEP-621S / YEP-621

・シルバー(型名の後ろにSの表記) / ゴールド(表記なし ※特別生産)
・4番サイドピストン(3番管側)
  手前側に付いているのが特徴
・付属マウスピース:SL-51L

「響け!ユーフォニアム」田中 あすか 使用モデル(YEP-621S)
「響け!ユーフォニアム」黄前 久美子 使用モデル(YEP-621)
♪スタッフの感想♪

響けユーフォニアムはリアルタイムで見てたのですが最初にケースを開けるシーンで「金の621だ!!!」と深夜に一人で感動してしまいました(笑)
同じ楽団の方が持たれていて吹かせて頂きました★
この機種から太管になり、それなりにずっしり(音も重さも)としていて、それでいて輪郭のはっきりとした音が出せるモデルです♪
サイドピストンが3番管側に付いていて、程よくホールドして演奏できます!!
ピストンボタンはやや大きめのサイズとなっております。

YEP-642S / YEP-642

YEP-642S / YEP-642

YEP-642S / YEP-642

・シルバー(型名の後ろにSの表記) / ゴールド(表記なし ※特別生産)
・4番サイドピストン(4番管側)
  奥側に付いているのが特徴
・コンペセイティングシステムを採用
・付属マウスピース:SL-51L

コンペセイティングシステムって??

コンペセイティング・システム(通称:コンペ)とはピッチ補正システムの事で、4番バルブを押した状態だと全体的に音程が高くなりますが、その音程を修正してくれるのがこのシステムです★
(低音域の音程が良く吹けます)
※YEP-642とYEP-842に装備されています。

♪スタッフの感想♪(長年愛用しております♥)

このモデルからコンペ付きとなり、低音域もしっかり吹けてとてもバランスの良い楽器です♫
管の長さも長くなるので楽器が少々重くなり、抵抗感も少し増しますがユーフォらしい豊かな音色と響きになりますよ!!
また、よりホールド性を追求し自然な指の形で演奏できるよう位置を変更されているので、スムーズに演奏する事も可能です♪
ベルも直径300mmとこの機種から少し大きくなるのが特徴で、ベルのメーカーロゴ下に「Neo」の文字が刻印されております。
Neoになってから(もっと最近??)ですが、ピストン裏のフェルトが白からカスタムと同じ赤となっております!!

Neoって??(全8種類の品番があります)

“Neo”は「現代のかたち」を意味し、これまで培った分子レベルでの研究に基づき、素材選びから加工法の開発までヤマハのもつ最先端技術と1/100mmを感じとる大勢の匠の技を融合することで、ここにひとつのかたちとして誕生しました。

Neoシリーズの全ラインアップにおいて世界トップクラスのブラスバンド奏者を開発協力者に迎え、今まで常識とされてきたパーツや構造を再検証し、演奏家の要望に高い次元で応える新たなデザインは、これからのブラスバンドをリードする「現代のかたち」となるでしょう。

YEP-842S / YEP-842

YEP-842S / YEP-842

YEP-842S / YEP-842

・シルバー(型名の後ろにSの表記) / ゴールド(表記なし ※特別生産)
(カスタムのみピストンや親指部分の特徴が異なります)
・4番サイドピストン(4番管側)
  奥側に付いているのが特徴
・付属マウスピース:EP-53DL
・ウォーターポット付き

♪スタッフの感想♪

やっぱりゴールドパーツが部分的に使用されているとカッコいいですね!!!
ヤマハユーフォの憧れではないでしょうか!!
高校時代に持っていた子がいたのですが正直羨ましかったです(笑)
吹いた感想は高音から低音までスーッと音が出せてとても吹き易く、持ちやすく、流石カスタムだな!!と感じる楽器でした♪

YEP-842S/842TSの特徴

YEP-842S/842TSの特徴

画像左:ピストンの操作がしやすいハンドレストの形状を採用。
ウォーターポット(画像中央下の金のパーツ)を標準装備しました。

画像右:2番管にも補強板を追加。
管体の剛性を高めることで、輪郭のはっきりとしたまとまりのあるサウンドを実現しました

太管/トリガー付き

トリガーって何??

主管トリガーシステム

主管トリガーシステム

主管トリガーシステムの搭載により、正確なピッチコントロールと同時に重みのある音色を実現しました。演奏中にレバープレートを押すと、主管抜差管が下へスライドして音程が下がります。レバープレートを戻すと主管抜差管も元の位置に戻ります。チューニングの際は演奏前にロッドベースネジをゆるめ、主管抜差管を動かして音程を調整します。その後お好みの位置でネジを締めトリガーロッドを固定します。

※六角レンチ(レバープレートの上下位置・角度調整に使用)、およびトリガーシステム専用取扱説明書を同梱しています。

調整可能なトリガーシステム

調整可能なトリガーシステム

レバープレート位置・角度やストローク幅が調整可能な、奏者の利便性を重視したトリガーシステムとなっています。

1. レバープレートの上下位置・角度調整 - 付属の六角レンチを使用してネジをゆるめ、レバープレートの位置・角度を奏者に最適な位置に設定できます。

2. レバープレートストローク幅の調整 - 市販のマイナスドライバーでネジを回すことで、レバープレートのストローク幅を調整できます。この時レバープレートの移動幅と主管抜差管の移動幅が連動します。

トリガー専用主管抜差管&カバー

トリガー専用主管抜差管&カバー

①トリガー専用主管抜差管
トリガー付ユーフォニアムの主管抜差管にはトリガーロッドを固定させるためのロッドベースが装着されています。またトリガーのスムーズな動きのために主管抜差管の中管直径は通常より細く設計されています。



②トリガー専用主管抜差管用カバー
演奏中に主管抜差管が奏者の身体に触れることを防止し、衣服へのオイル付着抑止にもなる金属製のカバーが装着されてます。取付ネジをゆるめることで、お好みの位置に調整可能です。

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