ピアノレッスンレポート「スペイン民謡による小品集「サパデアード」/グラナドス」

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2024年05月16日

こんにちは。ピアノインストラクターの村上です。 こちらでは会員様からいただいたご質問や楽曲分析を掲載していきます。 今回は「スペイン民謡による小品集/エンリケ・グラナドス」です! CONTENTS「スペイン民謡による小品集/エンリケ・グラナドス」さいごに執筆者:村上 友巴(当店ピアノインストラクター […]

こんにちは。ピアノインストラクターの村上です。

こちらでは会員様からいただいたご質問や楽曲分析を掲載していきます。

今回は「スペイン民謡による小品集/エンリケ・グラナドス」です!

「スペイン民謡による小品集/エンリケ・グラナドス」

エンリケ・グラナドス

スペイン出身の近代音楽の作曲家兼ピアニスト。
16歳でリセウ高等音楽院(バルセロナ音楽院)のコンクールで首席を得た後、フェリペ・ペドレル(1841年 - 1922年)に師事します。 ペドレルからは作曲を学び、とりわけ民族主義的な精神面で大きな影響を受けました。グラナドスは1889年にバルセロナに戻ると、グリーグのピアノ協奏曲でピアニストとしてデビューしました。

アメリカのメトロポリタン歌劇場からニューヨークでオペラ『ゴイェスカス』を初演したいとの申し出があり、夫妻での列席を求められた。船旅が嫌いなグラナドスはためらった末にこれを受け、1916年1月、ニューヨークでの初演は大成功しましたが、その後帰国の船がドイツ船の魚雷によって48歳で帰らぬ人となってしまいました。

スペイン民謡による小品集

1888-1889年に作曲されたとされているこの曲集は最も民族色の強い曲集となっています。彼独特のロマンティックなメロディと共に作曲されています。師事していたフェリペ・ペドレルはスペイン民族音楽学の第一人者でもありましたので、指示した影響が色濃く反映されていて、彼のピアノストとしての技量も盛り込まれている作品となっています。
今回はその中から「サパデアード」を演奏してみました!

さいごに

あまり有名な曲ではありませんが、メロディの美しさをご紹介したくて今回は記事にしました。この曲の他、沢山比較的弾きやすい曲もありますので、是非演奏してみて下さいね。

執筆者:村上 友巴(当店ピアノインストラクター)

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