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SM7dBが入荷しました。
SHURE SM7Bの上位機種「SM7dB」が三宮店にも入荷しましたので、ご紹介いたします!
SM7dBの主な使い方。スピーチ用ダイナミックマイクって何?
SM7B/SM7dBってのが何かというと、主にラジオ局などで使われるスピーチ用(配信用)マイクとして使われることがとても多い「ダイナミック・マイク」です。
もちろんボーカル用にも優れたマイクですので、ボーカル用途で使用している方も多いと思いますが、ラジオの収録や、スピーチ用に、PCモニターからのノイズ、地面からのノイズ、ポップノイズなど、周囲のノイズを極力抑え、明瞭な音声を届けることを目的としているマイクです。
イメージ的に、こんな感じで上から吊るして使うイメージです。カッコいいですよね!
スピーチ用(配信用)はコンデンサーマイクの方が良いんじゃないの?
配信用マイクと言ったら、コンデンサーマイクじゃないの?と思われる方も多いかもしれませんが、コンデンサーマイクの方が良い場合と、ダイナミックマイクの方が良い場合がありますので、ご紹介いたします。
具体的には、下記画像のような違いがあります。
コンデンサーマイクは、声をしっかりと収音できる反面、周囲の音を広く拾う特徴がありますので、外を走る車の音とか、キーボードを打つ音、お母ちゃんの声などが入ったりすることもあります。
ダイナミックマイクでは、近くの音しか拾わないので、そういう周囲の音は収音されないという利点があります。その反面、こもって聞こえるなどのデメリットがあるわけですが、そこも改良されているのがスピーチ用ダイナミックマイクのSM7B等に当たるわけです。
コンデンサーマイクを自宅で使う場合は下記画像のような対策が必要になります。(これは今回は省きます)
SM7Bと、SM7dBの違いは何?
では、今回登場したSM7dBは、SM7Bと何が違うんでしょうか?
SM7Bはとっても人気のマイクなんですが、周囲からのノイズを抑える反面、感度: -59dBと他のマイクに比べ音が小さく、低価格帯のオーディオインターフェイス等ではゲイン(増幅)が足りずに音が小さくなってしまうという特徴がありました。
そこで、感度を+18dB/+28dBと増幅することができるプリアンプ内蔵の「SM7dB」が登場したというわけです!!
上部の切り替えスイッチも分かり易くなっていますね。左のスイッチがLOWカット、右のスイッチが声を明瞭に届けるMIDのブーストです。
左がSM7dB、右がSM7B SM7dB
その他、マイクの長さが少し長くなって、カラーリングがチャコールグレーから、ブラックに変わっています。
左がSM7dB、右がSM7B 左がSM7dB、右がSM7B
SM7dBとSM7Bの違い
項目 | SM7dB | SM7B |
---|---|---|
プリアンプ | 内蔵 | × |
感度 | -59dB, -41dB, -31dB | -59dB |
ファンタム電源 | プリアンプ使用時必要 | 不要 |
色 | ブラック | チャコールグレー |
商品紹介
この記事を書いた人
2001年のDMCのビデオ映像に衝撃を受け、バトルDJに憧れる。その後すぐにDJバトルを企画し、10年以上定期的に草DJバトルをプロデュース。機器のチューンナップや修理が趣味。
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