2024秋Martin調整会レポート

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2024年11月25日

みなさんこんにちは!甲府昭和店アコギ担当の今村です! 今回は先日11/23に開催されたMartin無料調整会についてご紹介させて頂きます! CONTENTSMartinについて調整会の様子まとめMartinについて ドイツに源流を持つ160年以上の歴史を誇る老舗ギターメーカー 1833年に創立された […]

みなさんこんにちは!甲府昭和店アコギ担当の今村です!

今回は先日11/23に開催されたMartin無料調整会についてご紹介させて頂きます!

Martinについて

ドイツに源流を持つ160年以上の歴史を誇る老舗ギターメーカー

1833年に創立されたマーティン社は、1850年にマーティン・シニアが考案したXブレイシングから放たれるサウンドによって、多くのギターメーカーに多大な影響を与え、まさにアコ―スティック・ギター界のスタンダードとなりました。その伝統ある仕様は今も風化することなく受け継がれています。マーティンはドイツ時代も含めると、既に200年近い歴史を持つアコースティックギター・ブランドであり、初代C.F.マーティンのウィーン時代にはシューベルトの為にギターを作ったこともあるという。しかし、マーティン社は伝統を重んじてはいるが、決して伝統に縛られない発想で現在に至るまで様々なスタイルのギターを発表し続けています。

古い歴史と長年培ってきた技術から裏付けられる品質

Martin(マーチン)はC・F・マーチンによって創業されました。マーチンはドイツ生まれで、15歳まで父の元でギター作りを学び、その後、ウィーンの「バイオリンとギター工房」で腕を磨きました。ギター作りを続けていましたが、1833年にアメリカへ移住します。アコースティック・ギターのヘッドに入っている金文字ロゴのEST.1833は移住した年を表しています。1839年、現在も本社・工場のあるペンシルバニア州ナザレスに移住。現在に連なる本格的な楽器づくりに専念します。

調整会の様子

今回も満枠となりました。次回以降参加をご希望のお客様は是非お問い合わせください!

Martinの総代理店の黒澤楽器店様よりリペアマンを招きマンツーマンでギターの調整、お悩み相談を行わせて頂きました。

ネックの反りや弦高をチェックしています。

ご参加いただいたお客様の使用状況等をお伺いし、最善の状態を保てるようアドバイスしていただきました。

こちらは全てのフレットで音のつまりが無いかチェックをしています。

まとめ

これからの季節、乾燥がすすみ湿度が著しく下がってしまいます。

楽器に使われている木材は、人間の肌と一緒で、乾燥が大敵です。

保管している部屋に加湿器を稼働させてあげたり、楽器の保湿アイテムを活用することが大切です。

またエアコンやストーブが直接当たってしまう場所に保管することも楽器にとっては良くありません。

割れが出てしまったり、ブレース剥がれ、ブリッジ浮き、バインディング剥がれなどにつながる恐れがあります。

またよくギターみかけられるものとして、元起きというジョイント付近でネックが逆への字になってしまう症状があります。

軽度であれば演奏に支障はありませんが、症状がひどくなると弦高が高くなってしまいハイフレットが弾きにくくなってしまいます。

現状をまず維持するために弾いた後は弦を緩め、40~50%くらいの湿度の部屋に保管をしてあげることをお勧めいたします。

また今後もMartin調整会計画してまいりますのでお楽しみに!

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